安倍城温泉(あべしろおんせん)

【交通手段】
 車:東北自動車道青森ICより国道4号線、279号線、338号線を経由し
    下北半島を陸奥湾に沿って走る。川内町からかもしかラインを北上し
    5〜6KM進んだあたり。集落があるのだが、その反対側を
    少し進んだ辺りにある。ICからは約140KMくらい。

    マピオンでの周辺地図   

【共同浴場】
 なし。以前は小さな湯小屋があって、ことわれば立ち寄り湯が可能だったが
 現在は取り壊されている。

【宿泊施設】
 なし。

【泉質等】
 不明。味や色などから想像するに、鉄を含んだ炭酸泉のようだと思われる。
 鉄と炭酸の渋みを感じる。無色透明だが、そのお湯が流れていく小川は
 オレンジ色に染まっている。
 お湯の温度は40度くらいに感じられた。

【効能】
 不明。

【風呂】
 なし。パイプから源泉が流れ出ているだけ。
 湯量は豊富。


 下北半島の名湯と隠れたファンの多かった安倍城温泉。
 なかなか行く機会がなく、ようやく2003年末に行くことが出来ました。
 しかし、こんなことになっていようとは、、、。

 手元の地図には載っておらず、勿論カーナビでも検索不可能。
 集めた情報を頼りに、方向音痴なりに車を走らせました。
 未舗装の道路に入って数十メートルすすんだあたりに車をとめ
 少しうろうろするだけで見つかりました。


 太いパイプが地中から突き出ていて、そこから源泉が勢いよく流れ出て
 それが小川を作っています。その手前に看板が。
 そこには、訳あって入浴設備は取り壊したので、この場所での入浴は
 ひかえるように、との内容が書かれていました。
 源泉パイプのすぐ近くの湯小屋があったと思われる場所は
 四角く小屋の跡らしきものが残っていました。


 以前は小さな湯小屋があったのだそうです。
 中は石でできた混浴の浴槽が1つだけ。
 勿論シャワーなどの設備は皆無で、純粋にお湯に浸かるだけの
 素朴なものだったようです。
 しかしお湯は掛流しで、本当の意味での温泉を楽しむことが出来たようです。


 パイプから流れ出る源泉をすくって飲んでみると上記のような味、温度。
 これが浴槽になみなみと注がれて溢れていたら、どんなに気持ちよかったか。
 ぬる湯の好きな私にはたまらない温度でして
 全身お湯に浸かってみたかったなあ。残念。
 なんでもここにあった湯小屋を利用していたこの集落の人の数人に
 発疹がでたのだそうで、それで利用できなくしたとのこと。
 その発疹が温泉と関連があるかどうかもよくわからないのですが
 もう復活することは期待できなそうです。


 私は手と足と顔を洗ってこの場所を後にしました。
 湯小屋はなくなっても温泉はどんどん湧き続けています。
 もったいない、残念と思うと同時に、自然の偉大さに感心しました。
 未舗装道路の距離は短く、よほどの天候でなければ冬でもいける場所です。
 下北半島では珍しい炭酸系の自然湧出の温泉、
 入ることは出来ませんが見るだけならまだ出来ます。

【最終訪問】
 2003年12月

HOMEへ>>青森県一覧へ