赤滝鉱泉(あかたきこうせん)

      【交通】
       車:東北自動車道矢板ICより県道30号線を塩原方面へ北上し
          途中で県道56号線に左折する。その後は案内看板があるので、それに従って進む。
          宿の手前まで車では行けず、少し手前の駐車スペースに停めてあとは徒歩5分くらい。
          ICからは約10KM、最後の2KMほどはダート道。かなりの下り坂、ローギアで進む。

           マピオンでの周辺地図

      【共同浴場】
       なし。下記の「赤滝鉱泉」で立ち寄り湯ができる。

      【宿泊施設】
       1軒宿「赤滝鉱泉」

       @赤滝鉱泉
         栃木県矢板市平野1618-2   0287-43-0940
         立ち寄り入浴時間 6:00〜21:00 500円
         当然宿泊も出来るが、料金など詳細不明

      【泉質等】
       単純鉄冷鉱泉。源泉温度は13.2度。浴槽のお湯は鉄成分のため赤く濁っている。
       キシキシとした肌触り、味は渋みと酸味を足したようなもの。

      【効能】
       慢性皮膚病、慢性婦人病など。

      【風呂の様子】
       以前は男女別で浴室があったようだが、現在は1つだけの使用となっている。
       一応「女性入浴中」の札はあるのだが、湯でたこ入浴時は他にお客さんはいなかったので貸し切り状態。
       浴槽は2人が入ればいっぱいの大きさ。鉱泉なので加熱しており、薪のいい匂いがする。
       熱かったら蛇口から鉱泉を足して調節する。


小滝鉱泉へ行く道を途中で別の道に折れると赤滝鉱泉です。
こちらの道もかなりのもの、1速でないと進めないダート道。
しかも宿の前までは車では行けないのです。ジープなどでないと無理だという看板があります。
宿の少し手前の駐車スペースに停めて、あとは5分ほど山道を下ると、赤い屋根が見えてきます。

 

 名前にあわせたかのような赤い屋根のこの宿は、築100年にもなるそうです。
 とてもしっかりした建築で、古いかもしれないけれどボロくはない。
 車でも結構な時間のかかる山道、昔の人はどうやってこの家を建てたのでしょうか。
 この場所の整地だけでも、大変なものです。
玄関先に飾られた
赤滝鉱泉の由来

 

 さてお風呂です。
 小さめではあるけれど、付着した温泉成分が威厳を感じさせる浴槽。
 浴室も決して広いとはいえませんが、とてもきれいに掃除されています。
 浴室内には鉱泉の匂いではなく、薪をくべる匂いが漂っています。
 不思議なもので、薪の匂いというのは妙に心が安らぐのですよね。
 自分が子供の頃、馴染んだ匂いだからでしょうか。生まれ育った家のお風呂を思い出します。

 

赤い蛇口は鉱泉です。
ひねると、このように冷たいままの鉱泉が出てきます。
水ではなく鉱泉で温度調節が出来るというのは、やはり理想的です。

お湯の色、まさに鉄泉という感じでしょう?
大変よく温まるお湯で、それほど熱くはなかったはずなのに
湯上り後もポカポカ感がずっと持続しました。

 

お湯も勿論良かったけれど、周囲の大自然も本当に素晴らしいものです。
ICからわずか10KMとは思えないほどの静かな環境。
夜などは正真正銘の真っ暗になってしまうそうで、私が入浴している間も鳥のさえずりしか聞こえませんでした。
うっそうと茂る木々に囲まれた宿。まさに「山の暮らし」です。
ハイキングが好きな方は、歩いてこの宿を訪ねてみるのもまた一興かも。
ようやくたどり着いた山奥の秘湯での一風呂は、また格別なものになることでしょう。

      【最終訪問】
       2003年8月

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