芦安温泉郷(あしやすおんせんきょう)

【交通】
 車:中央自動車道双葉ジャンクションより中部横断自動車道に入り、白根ICで下車。
    その後県道39,107,12号線と走り、県道20号線に入り、夜叉神峠方面へ走ると
    その途中にある。駐車スペース十分。白根ICからは約15KM。
    桃ノ木温泉は、さらに先へ行くが、表示がちゃんと出ている。

    マピオンでの周辺地図

【共同浴場】
 立ち寄り入浴のみの施設が2箇所(金山沢温泉、山渓園)。
 宿でも立ち寄り入浴は受け付けてくれる。
 いずれも村内料金と村外料金があるので注意。下記リンク参照のこと。

【宿泊施設】
 温泉郷一帯にたくさんあるので、下記を参照のこと。

 @芦安温泉郷 夜叉神観光協会

【泉質等】
 アルカリ性単純線など。湯でたこが入ったのは2箇所のみなので、
 それぞれの感想は下記参照のこと。

【風呂の様子】
 下記参照。


南アルプスの麓の風光明媚な静かな土地。
そこに芦安温泉郷があります。
山奥の比較的狭い範囲に、温泉施設が密集しており、
このあたりの湯量の豊富さをうかがわせます。
どこに入ろうか、さんざん悩んだのですが、
立ち寄り専門のところに行ってみました。金山沢温泉です。

 

ロビーには村のお年寄りと思しき方もいらして、
共同浴場的な場所にもなっているのでしょうか。
お風呂は男女別の内湯と露天。窓が大きく、明るいです。
お湯は加熱しているようですが、細かい泡つきもみられ、
ツルツルしてとても感触のよいお湯です。

 

露天は岩組。内湯よりも少しぬるめで、やはり気持のいいお湯です。
特に大きな特徴のない露天のように見えることでしょう。
でもここからの眺めは…

 

こんな感じなのです。深い山々の緑を眺めながらお風呂に入れるのです。
私が行ったのはもう6月でしたので、ちょっと新緑には遅い時期でしたが、
それでも自然の緑色は目に優しく、心を落ち着けてくれます。
体はお湯に包まれて、目にはやさしい緑を映して。
こういう光景は、山奥の温泉ならではのものですね。

 

村営の「南アルプス温泉ロッジ」。
ロッジというだけあって、内装も山小屋を少々意識した造りでした。
最近改装されたのかなあと思うくらい、お部屋もきれい。

 

古い温泉分析表が掲げられていました。
山梨の温泉はぬるめの温度のものが多いのですが、
ここの源泉も40度ちょっとと、ややぬるめの温度です。
これが長湯するのに、とてもいい温度なので、
夏場になるとこのあたりの温泉に来るのが楽しみであります。

 

お風呂は一部循環でしたが、窓からの眺めはやはりいいですね。
男湯と女湯は大きさが少々違うくらいで、
基本的に雰囲気は同じような感じでした。
設備的にはとても整っていて、万人向けだと思われます。

 

芦安温泉郷の奥の奥に「桃ノ木温泉」という温泉があります。
行ってみると、どうやら建物が2つある様子。
桃栄館」という古めの建物と、「山和荘」という新しめの建物。
私の個人的な好みとして、古めの桃栄館さんにお邪魔しました。

 

お風呂へ行くまでに客室の前を通るのですが、
部屋番号のマークが桃なんです。かわいいなあ。
こういうセンス、私はたまらなく好きですね。

 

建物は古めなものの、掃除は行き届いており、とても清潔。
脱衣所もシンプルですが、きれいでした。
どうやら貸切のようで、のんびりと入れそうです。

 

浴室のドアを開けてぶったまげました。
なんだー、このすごい湯量は!
この大きな浴槽から、だばだばとお湯が溢れています。
そのためか、広い浴室にいいお湯の匂いが漂っています。

 

延々とこんな感じでオーバーフロー。素晴らしい。
無色透明ですが、顔を洗うと硫黄のような匂いがあり、
口に含むとかすかに甘みを感じます。
お湯の温度は40度強くらいで丁度よく、
のんびりと入っていることができました。
いやー、こんないいお湯にめぐり会えるとは。
本当にうれしいです。

 

女湯のほうが浴槽は小さいものの、激しい掛流しは一緒。
湯出口から、こんな勢いで常時お湯が出ているのですよ。
もうね、本当にお湯に浸かっているだけで幸せでした。
体も心もふんわりと軽くなったような気がしました。

 

お風呂から玄関へ帰る時、自炊の台所を見つけました。
長期滞在だと、自炊湯治させてくれるのでしょうか。
長期ではないまでも、この宿だったら一度泊まってみたい。
このお湯にのんびりと一晩浸かって、しわしわにふやけてみたいもんです。

 

この3箇所に限らず、芦安温泉郷にはたくさんの宿があります。
私は先を急いでいたので他には入れませんでしたが、残念です。
是非とも次回は時間に余裕をもって、他の宿のお風呂も入ってみたいものです。
いいお湯にめぐり会えると、次の温泉への意欲も湧いてくるのです。

 

【最終訪問】
 2007年6月

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