不動の湯温泉(ふどうのゆおんせん)

【交通】
 車:上信越自動車道豊田飯山ICより県道で野沢温泉方面へ走り、国道292号線を左折、
    国道途中で看板が出ているので、それに従って曲がる。
    舗装されたカーブの多い道を進んでいくと、みつかる。ICからは約15KM強。
    駐車スペースは道を挟んで浴場の反対側。5〜6台くらいは停められそう。

    マピオンでの周辺地図   

【共同浴場】
 1箇所「不動の湯」

 @不動の湯
    長野県飯山市旭堰口  電話なし
    立ち寄り入浴時間 11:00〜21:00 200円
    月・水・金と冬季は休業。脱衣所の壁に営業日のカレンダーが貼ってある。

【宿泊施設】
 なし。

【泉質等】
 単純硫黄冷鉱泉。源泉温度10.3度。PH6.9。
 無色透明、殆ど無臭。露天なので微かに苔の匂いを感じる。
 黒いゴミのような、細かい湯の花を見ることが出来る。

【効能】
 神経痛、筋肉痛、疲労回復など。

【風呂の様子】
 浴室へ入るドアの上に、現在のお風呂の状態を表す電光掲示板がある。
 「適温です、お入りください」「お休みです」などと書かれており
 そのどこかにランプがともる仕組み。こんなのを見たのは初めて。
 浴室は男女別の露天のみ。浴槽は4〜5人は入れる大きさ、コンクリート。
 洗面器が数個、石鹸がおいてある。
 脱衣所は一段高くなっているだけで、浴室との仕切りはない。
 質素ではあるが、大変きれいに手入れされている。


 走っているうちにどんどん霧が濃くなっていくのがわかりました。
 「不動の湯」の案内看板のとおりに舗装された山道を上ってきたのですが
 霧の濃さで「随分上ったんだなあ」と実感しました。
 ゆるいカーブを曲がったところで、霧の中から突然建物が見えました。
 入り口の近くには七福神の布袋様と思われる石像があります。

 

 ここは村の人が管理している、本当の意味での共同浴場。
 しかし上記のように、入り口に電光掲示板まであるのです。これにはびっくり。
 週のうち3日は休みということもあるのでしょうが、親切ですね。

 

 露天があるだけの、本当にシンプルなお風呂です。かけ湯をして、早速入りました。
 鉱泉なので沸かして循環ですが、塩素臭などは全く感じません。
 わずかにツルツル感のあるさっぱりしたお湯で、42度くらいの適温にセットされていました。
 私が訪れたのは初夏でしたが涼しい日で、しかも標高が高いものだから余計にひんやり。

 

 体が温まってきたのでお湯からあがると、山間を渡る風が吹いてきます。
 思わず「あー」と唸ってしまうくらいの極楽気分でした。
 浴室の横は崖になっているのですが、どのくらい深いのかと覗き込んでみても
 霧が深くて谷底が見えません。
 目の前にそびえ立つ山にも霧がかかってなんとも幽玄な光景でした。

 

 浴舎の目の前には、もとは民家だったと思われる休憩所があります。
 そこも浴舎もとてもきれいに手入れされていました。
 私が帰ろうと車に乗り込んだ時、入れ違いに軽トラで入ってきたおじいさんが居て
 「これからお風呂かな」と思っていたら、浴舎周辺の草刈に来たようなのです。
 とても地元の人に大切にされている印象を強く受けた温泉で
 こういう温泉に当たった日は終日気分がいいものです。

【最終訪問】
 2004年7月

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