舟唄温泉(ふなうたおんせん)

   【交通】
    車:山形自動車道寒河江ICより国道112号線、287号線を
       「道の駅おおえ」を目指す。テルメ伯陵はその裏、伯陵荘はさらにその裏にある。
       ICからは約10KM。駐車スペース問題なし。

       マピオンでの周辺地図

   【共同浴場】
    1軒「伯陵荘」 立ち寄り入浴施設「テルメ伯陵」

    @伯陵荘
       山形県西村山郡大江町大字藤田270-3    0237-62-4096
       立ち寄り入浴時間 6:00(冬季は6:30)〜21:00 200円 第1月曜日定休
    @テルメ伯陵
       山形県西村山郡大江町大字藤田831    0237-83-4126
       立ち寄り入浴時間 6:00(冬季は6:30)〜21:00 300円 第1木曜日定休

   【宿泊施設】
    なし。

   【泉質等】
    含硫黄ナトリウムカルシウム塩化物泉。源泉温度は49.4度。
    日によって色が違うが、一番多いのは灰色状態か。
    灰色に濁ったお湯、底は全く見えない。
    緑色で、透明なこともある。
    キシキシした感触、塩味と強い苦味あり。アブラ臭。
    どちらの施設も、同一源泉。

   【効能】
    神経痛、筋肉痛、皮膚病、高血圧など。

   【風呂の様子】
    「テルメ伯陵」は男女別の内湯。とても広く、浴槽も大きい。
    「伯陵荘」も男女別。内湯と、窓が開けられる半露天がある。
    どちらもシャワー、カラン完備。掛流し。


日本海側ではなく、どちらかと言えば内陸というこの地方なのに、
何故に舟唄温泉なのか?というと、最上川の舟唄なのです。
海のない地方では、昔は川での運搬と言うのは、とても重要でした。
今でこそ観光名所としての活躍ですが、昔はその地方の命運を握っていたのです。
そんな名前を冠した舟唄温泉。2つの施設があり、どちらも公営です。
こちらは夏場に行った「テルメ伯陵」。かなり立派な施設です。

 

大きな浴槽。ここにグレーのお湯が貯められています。
グレートいうよりも、銀ねずみ色、とでも申しましょうか、
とにかくすごい色なのです。
浴槽の底をなでると、薄い墨のような温泉成分が指につきます。
キシキシした感触のお湯で、体はあっという間に温まってきます。
「濃いお湯」「強烈なお湯」という表現がぴったりの、凄いお湯でした。

 

こちらは冬に行った「伯陵荘」。
老人健康施設というような名目となっていますが、誰でも利用できます。
これは駐車場から撮影したものですが、ちゃんと施設の周囲は除雪されています。
入り口では玉こんにゃくを売っており(1年中?いつ来ても売っていて、私もいつも買っている)、
中に入るとお役所風の受付と券売機があります。

 

この写真で色がうまく伝わるかどうかわかりませんが、本当にこんな色。
日によって微妙に色や濃さが違うようですが、おおむねこんな感じです。
色々な温泉に入ったけれど、このような色は珍しい。
ここはいつ来ても混雑しており、人気の程が伺える温泉ですが、
一度入れば説明は不要。とにかくすごいお湯です。
山形の温泉の底力を見せつけられるようなお湯。
お近くを通ったら是非とも立ち寄ってみることをおすすめします。

このあたりに来ると、必ず立ち寄っている伯陵荘ですが、
真冬に初めて駐車場に雪がない状態を見ました。
上記の写真のように、真冬はすごい雪であるのが普通です。
いつも入口のあたりにいる玉こんにゃく屋さんもいませんでした。
2007年、このあたりは温かかったようです。

 

アブラ臭の浴室に入ったのですが・・・色が違う!
私が今まで見たことがあるお湯と、まったく違います。
灰色というか、鼠色に濁っていた不思議なお湯でしたが、
今日は緑色で透明で、全然今までのお湯と違いました。
あまりの違いに戸惑いながら入りましたが、
強烈な味や硬い感触は以前と同じものでした。

 

大きな窓から外が見渡せる岩風呂に行くと、
地元の方と思しき先客さんがいらしたので、お湯について聞いてみると、
「ああ、お湯はねー、毎日違うよ」とのお返事でした。
今まで数回入っていましたが、いずれも灰色のお湯だったのですが、
それは本当にたまたまのことなのだそうです。
この日のように緑色に澄んでいる状態のことも多いのだとか。
なるほど、本当に温泉は生き物なのですね。改めて実感。

 

しかし他の方の温泉サイトを色々と見てみても、
やはり灰色のお湯という記述が多いように見受けられますので、
灰色のお湯のことは多いのではないかと思います。
いずれにせよ強烈なお湯ですし、お薦めなことには変わりありません。
温泉は生きている。そのことを今回の再訪門で、
感動とともに味わった温泉でした。

 

   【最終訪問】
    2007年12月

HOMEへ>>山形県一覧へ