夏油温泉(げとうおんせん)

【交通】
 車:東北自動車道北上江釣子ICより国道107号線経由、以後県道で約30KM。途中からダート道になる。
    駐車スペースは十分ある。

  マピオンでの周辺地図    

【共同浴場】
 1軒「温泉保養センター」9時〜16時、400円。水曜休み。
 「元湯夏油」の立ち寄り湯も利用できる。

【宿泊施設】
 「元湯夏油」が中心だが、他に数軒旅館あり。冬季休業。

 元湯夏油
   岩手県北上市和賀町岩崎新田1−22
   0197−67−3931
   11月中旬〜5月初旬はここだけでなく夏油温泉全体が休業となる。
   GWには間に合わせるようにしているとのことだが、雪の状態により確実とは言えない。
   電話で確認するのが無難。

【泉質等】
 主に含芒硝ホウ酸石膏食塩泉だが、いくつかの種類がある。
 源泉によってそれぞれ泉質が少しずつ異なる。
 無色透明、無味無臭。お湯によっては少し硫黄臭あり。

【効能】
 神経痛・皮膚病・リウマチ・虚弱など。

【入った風呂】
 「元湯夏油」では男女別の内湯が1つずつ、
 別棟の女性専用内湯が1つ、露天はいくつかあるが基本的に
 全部混浴。女性時間がわずかに設けられている。


 夏の強い日差しに、お湯の表面のゆらゆらが油のように見えたから「夏油温泉」。
 あまりに無理やりな当て字ですが、アイヌ語が語源になっているという説も有るそうです。
 現在でも自炊で湯治する人が結構多く、鄙びた山奥の温泉という感じです。

 

 ここの温泉の名物は「元湯夏油」の外湯めぐり。
 元湯夏油の他にも国民宿舎がありますが、そこの宿泊客も湯めぐりは出来ます。
 勿論立ち寄りでもOKです。

 

 いくつかの露天風呂が川沿いに点在していますが
 一番有名な「川沿い露天風呂」は結構大きく湯船も深めです。
 他の露天風呂は小さめで、脱衣所も囲いも無く丸見えのものも。
 女性専用のお風呂もありますが、その1つを除いて全部混浴。
 女性時間が1日2時間だけ設けられています。

 

 洞窟風呂だけは離れた場所にあり
 国民宿舎の横を看板どおりに10分ほど歩きます。
 ここは本当に洞窟で、なんと照明がありません。
 入るのは夕暮れまでになります。
 奥行きはかなりあり、見えない人の声が奥のほうから反響してきたりして
 露天とはまた違った風情が楽しめます。
 残念ながら、現在は使用されていないそうです。写真は2002年のものです。
洞窟風呂入り口 洞窟風呂の中

 

 なかなか面白い外湯めぐりですが、「元湯夏油」の内湯もいいですよ。
 写真はありませんが、10人以上は入れる大きな浴槽と、広い洗い場があります。
 掛流しのお湯が洗い場の床を伝って流れていき、床には温泉成分の堆積が千枚田のようになっています。
 設備は近代的で風情には欠けますが、温泉の成分の濃さを目で実感できるお風呂となっています。

 ただ欲を言えば、女性専用時間をもう少し考えてくれると有難いと思います。
 1日に2時間だけ、しかも1時間1時間に区切られているので、その間に混浴の浴槽を回ろうと思っても無理がある。
 それぞれの浴槽別に、女性時間をずらして設けてくれればもっと良いのですが。
 実際湯治で逗留しているおばちゃんたちは、その点に関して不満を口にしていました。
 透明なお湯で浴槽もそれ程大きくないので、女性は入りづらい。
 川沿いの露天風呂などは、殆ど男性専用となっています。
 お互いに過不足無く利用できるようにしたほうが、リピーターも見込めるのではないかと思います。

【最終訪問】
 2002年9月

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