四万温泉(しまおんせん)

【交通】
 車:関越自動車道渋川伊香保ICより国道353号線経由、
    約30KM。
    観光客用の無料駐車場があるが、収容台数は少ない。

     マピオンでの周辺地図    

【共同浴場】
 かなり広い範囲にわたってだが6軒ある。
 また、観光客は利用できない(町民のみ)共同浴場も
 あるため、注意すること(その旨書かれている)。

 @河原の湯 上の湯 御夢想の湯 山口大露天風呂
   群馬県吾妻郡中之条町四万温泉
   0279−64−2321(四万温泉協会)
    河原の湯と上の湯、山口大露天風呂は徒歩範囲内だが
    御夢想の湯はかなり離れており、「こしきの湯」に近い。
    いずれも料金設定はなく善意の寄付金を受け付けている。
    9:00〜15:00
 @四万清流の湯
   群馬県吾妻郡中之条町四万3830−1
   0279−64−2610
   第4水曜日休み 入浴時間10:00〜21:00(11月〜3月は
   20:00まで) 500円
 @こしきの湯
   群馬県吾妻郡中之条町大字四万4400−27
   0279−64−2810
   第2水曜日と12月〜3月は休み
   10:00〜17:00 400円

【宿泊施設】
 ホテル・旅館・民宿など数多くある。
   中之条町観光課 0279−75−2111
   四万温泉協会  0279−64−2321

【泉質等】
 ナトリウム・カルシウム・塩化物硫酸塩泉、アルカリ性単純泉など。
 無色透明で、飲むとほのかに塩味。匂いはない。
 源泉数が40以上あり、必ずしも同じ泉質ではない。

【効能】
 切り傷、やけど、慢性皮膚病など。

【共同浴場の風呂】
 山口大露天風呂は目隠しはあるが結構周囲から良く見える。なんとなくの仕切りはあるが基本的に混浴。
 脱衣所の小屋がすぐ近くにある。
 他の共同浴場はすべて男女別内湯のみ。


古くから湯治場として栄えてきた温泉です。
温泉街の中には大きな旅館やホテルもあり
観光温泉地としての役割のほうが大きくなってしまったような感もありますが
ここのお湯を慕ってくる人も、同じく沢山訪れています。

 

四万温泉には温泉街の善意により寸志程度で入浴できるお湯が4箇所もあります。
これはその中の1つ、上の湯の浴室。とてもきれいに管理されています。
2人も入れば一杯の大きさの浴槽が2つ並んでいるシンプルな浴室ですが
脱衣所の貼り紙の余白には、訪れた旅行者の感謝の言葉が沢山書かれています。
リピーターと思われる人の書置きもあり、この温泉がとても愛されているのが伝わってきます。

 

こちらは山口という地区にある、山口大露天風呂。
このように一応目隠しらしきものはありますが、近寄ると丸見えではあります。
しかし清流を目の前に入る露天の素晴らしさ。開放感もあり、本当に気持ちいいものです。
近寄れば見えるかもしれませんが、川の対岸からは見えませんのでご安心を。
ここも露天ながら、とてもきれいに管理されています。

 

「河原の湯」「御夢想の湯」の写真もあったのですが、デジタルトラブルで紛失してしまいました。
御夢想の湯は浴室全てが木でできており、シャワーも何もない昔ながらの共同湯です。
河原の湯は新しく、上の湯のような石張りの浴室。どちらもそれぞれの良さがあります。

これは街角にある飲泉所。
宿の中にも大浴場のすぐ近くに飲泉所があったりします。
ここのお湯は肌への刺激が少なく、優しくて万人向けですが
味もほのかな塩味でとても飲みやすいものです。
ゆったりと温泉を楽しんだ後の水分補給に、是非。
夕方になると宿泊客の下駄の音が響く、山奥の静かな温泉街。
「四万もの病を治す」と言われた湯治場の本物の温泉を、五感で感じていただきたいと思います。

以上、2003年初春訪問時


群馬方面へ行く度にちょこちょこと立ち寄ってはいる四万温泉ですが、
今回は1泊することにして、以前よりもゆったり時間をとって、
のんびりとまわってみました。
「河原の湯」は立ち寄りませんでしたが、川の中から一枚。
ここは本当に河原に建っており、石で固められた外観がいい。
大きな宿のすぐ近くにありますが、地元の人たちもよく訪れる、
地域の共同湯でもあり、観光客も利用できます。

 

観光客が入れない、本物の地域の共同湯。
「塩の湯」という地域の、住宅が並んでいる中にあります。
ひっそりとした佇まいではありますが、
こういう地域の人たちのみが利用できるお風呂があるというのは、
なんというか、とてもほっとするものがありますね。

 

その塩の湯の中の宿が提供している足湯。
私が通りかかった時は、まだ閉まっていました。
足の絵の看板がかわいかったです。

 

「ゆずりは」という地域には、こんな立派な飲泉所が!
とは言ってもここは飲泉所というよりは
地域の人たちがお湯を汲んで家に持ち帰る場所のようです。
ポリタンクを持参して、お湯を汲んでいる人を見ました。
湯出口は蛇口ではなく開きっぱなしですので、
常にお湯が出続けています。
四万の湯量の豊富さを思わせます。

 

四万という温泉地は、結構広い。
温泉街から車で5分以上走ったところに「四万清流の湯」があります。
ここも随分昔入ったのですが、記憶がうすれたので寄ってみました。
とても近代的な建物で、利用者も多かったです。

 

大きな浴槽。あがり湯も温泉で、延々掛流しです。
浴室の中は湯気で真っ白、とてもいい感じです。
露天も広く、やや高台にあるため周囲が見渡せて、
とても快適です。
中之条の町からわざわざ来る人もいるそうで、
観光客よりは地元の人たちの多い場所でした。

 

ロビーとお風呂の途中にある飲泉所。
四万は、あちこちに飲泉所が設けてあります。
これって、とてもいいですね。
やはりいいお湯だと飲んでみたくなりますし、
飲泉という行為を大事にしている温泉というのは、
なんとなく個人的に好感が持てます。

 

四万温泉発祥の地と言われる、「御夢想の湯」。
以前来た時にはもっと古い建物でした。
建てかえされたと聞いて、是非とも寄ってみたかった場所です。
想像以上に立派な建物になっていて驚きでした。

 

しかし、中はとにかく狭い!
昔の「御夢想の湯」は、6〜7人入れるくらいの広さでしたが、
今は浴槽に2人入るのが精一杯です。
洗い場もとても狭いので、3〜4人入るとイモ洗い状態。
扉を開けた途端、人が溢れていたのには驚きました。
少し時間をおいて、すいてから入りなおし。

 

でもお湯は前と同じ、やさしい感じのお湯です。
湯出口にはちゃんとコップもあります。
でも、以前の木で出来た広い浴室が懐かしく感じてしまいました。
こんなに立派でなくてもよいので、もう少々広くしてくれたら、
もっと入りやすかったかもなーと思います。
宿のチェックアウト後は、とても混みますので、そのつもりで。

 

その御夢想の湯の目の前に、屋根付きの足湯が出来ていました。
御夢想の湯と一緒に建てられたのでしょうか、
とても新しくてきれいです。
御夢想の湯が少しすくまでの間、こちらに足を浸けて待たせていただきました。

 

小さなテーブルのような部分もあるので、
ここで本を読んでしばらく過ごしました。
お湯は熱めで、足をあげた時には肌が真っ赤でした。
不思議なもので、足さえ温めておけば、
上半身が寒くても、結構温かいのですよ。
御夢想の湯の待ち合わせにも使えます。

 

宿泊は「積善館」でした。
ここのお風呂がとにかく素晴らしくて、とても感動しましたので、別に1ページ設けました。
日本で最後の温泉宿建築物でもある、昭和初期のロマン香るお風呂の宿です。
こちらのページから、どうぞご覧下さい。

 

【最終訪問】
 2007年1月

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