八町温泉(はちまちおんせん)

    【交通】
     車:磐越自動車道会津坂下ICより国道252号線を金山町方面へ進み
        国道400号線とぶつかったら左折。
        玉梨温泉への看板がみつかるのだが(橋を渡るように指示されている)橋を渡らず。
        玉梨温泉と川を挟んで対岸に位置する。場所はわかりにくいので、川の近くを探す。
        駐車スペースはなし。道路のどこか邪魔にならない場所にとめるしかない。
        ICからは42〜43KM。

         マピオンでの周辺地図

    【共同浴場】
     1軒「八町共同浴場」

     @八町共同浴場
       福島県大沼郡金山町大字玉梨字居平  電話なし
       立ち寄り入浴時間 24時間  200円

    【宿泊施設】
     共同浴場近くに恵比寿屋旅館がある。その他は下を参照。金山町全体なら、もっと沢山ある。

     @金山町商工会サイト
     @金山町役場サイト
     @金山町お宿と共同浴場のmap

    【泉質】
     含土類食塩泉。源泉温度43.6度。
     共同浴場では玉梨温泉のお湯とブレンドされているが、ほのかに濁ったお湯で
     炭酸を強く感じる。浴槽ではぬるめの温度となり、のんびりと入れる。

    【効能】
     切り傷、火傷、皮膚病、二日酔いなど。

    【共同浴場の風呂】
     男女別の脱衣所はあるが、浴槽は完全な混浴。かくれるスペース全くなし。
     床はコンクリートで、浴槽は四角くくりぬかれている形。5〜6人は入れる大きさ。
     八町のお湯である亀の湯源泉と、玉梨の源泉が別々のパイプから注がれている。


 玉梨温泉の対岸にある温泉です。
 こんなすぐ近くなのに同じような共同浴場があるのです。
 このあたりは共同浴場の多い場所で、私のような共同湯フリークにはたまらない場所。
 でもこれほどすぐ近くに、しかもどちらもひっそりとあるのは珍しい。

 

浴槽は外からみるよりも結構大きなものです。
洗面器の大きさと比較するとわかると思いますが、10人くらいは入れそうです。
完全な混浴で隠れる場所は一切ないと書きましたが、この写真を見ればおわかりでしょう。
あけっぴろげすぎるようですが、昔の共同浴場なんて、みんなこのような感じだったのでしょう。
純粋に昔のままの共同浴場なのです。
混浴に抵抗のある方もいると思いますが、たまたま誰も入っていない時にもし当たったら
是非とも経験してみてください。

 

 源泉を注いでいるパイプが2本ありますが、八町の源泉(亀の湯源泉)は細いパイプのものです。
 太くて湯量の多いパイプは玉梨温泉から引いてきているもの。
 間を流れる川の上に送湯管を通して、ここまで送ってきているのです。
 八町の源泉は少しずつ湯量が減ってきているようなので、玉梨から補充しているのでしょう。
 すぐ目の前の共同浴場同士での助け合い、いいですね。

 

壁にはこの温泉のために寄付をした人の名前が、木札にかかって並んでいます。
見ていると東京在住の人も少なくありません。就職などで村を離れた人でしょうか。
このお風呂がずっと残って欲しいという気持ちなのでしょうね。わかります。
私も部外者ではありますが、このような雰囲気の良い共同浴場は
後世に是非とも残して欲しいものです。
そんな気持ちで料金箱にちょっとだけ余分にお金を入れて、八町をあとにしたのでした。

 

以上、2002年5月訪問


玉梨に宿泊したので、勿論すぐ近くの八町にも寄りました。
以前はなかったこのような案内看板が設けられていました。
昨今のにわか温泉ブームで、訪問客も増えたのでしょうか。

 

中は変わっていませんでしたね。
少し濁ったお湯、炭酸の匂い、溢れるお湯、
もうほんと、嬉しいくらいそのままです。
相変わらずきれいに掃除がなされており、
とても気持ちよく入ることができました。
宿の部屋からこの共同湯が見えるのですが、
夕方になると地元の人と思われる人たちが入りに来ており、
案内標識はつけられても変わらないふだん着の温泉っぷりに、
とても心が休まりました。

 

変化があったことを強いてあげるとすれば、この脱衣所。
以前は男女それぞれの脱衣所入口には、
簡素なアコーディオンカーテンがありましたが、
それが取り外されていました。
混浴に慣れていない人はさらに入りにくくなりましたが、
何か理由があって外したのでしょうから、
それが地元の人たちの意向であれば、それでいいと思います。

 

川沿いの共同湯から道路に上がると、こんなバス停が。
「八町温泉」のバス停です。
車移動ばかりなので、気づきませんでした。
共同湯と同様、こちらも素朴な感じのバス停です。
川っぷちの小さな共同湯は、良い意味で変わらず、
地元の人たちに大切にされているお湯でありました。

 

   【最終訪問】
    2007年8月

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