広河原温泉(ひろがわらおんせん)

【交通】
 車:東北自動車道福島飯坂ICより国道13号線で米沢を目指し、
    米沢で121号線に入る。飯豊町広河原川にあたったら、
    「広河原間欠泉」という小さな看板が出ているので、その通りに進む。
    途中からすごいダート道になる。かなりそのまま進む。
    駐車スペースは広めにある。ICより約100KM弱。

   マピオンでの周辺地図   

【共同浴場】
 山の中に間欠泉を中心とした露天風呂があるのみ。

 @広河原温泉(広河原間欠泉)
    西置賜郡飯豊町大字広河原字湯の沢448
    入浴料金 無料   冬季は雪崩の危険性があり閉鎖される。

【宿泊施設】
 なし。

【泉質等】
 ナトリウムカルシウム炭酸水素塩塩化物温泉。源泉温度55・1度。PH6・6。
 噴出直後は無色透明、時間がたつと赤茶色に変色する。

【効能】
 切り傷、火傷、慢性皮膚病など。

【風呂の様子】
 温泉成分の広い堆積の向こうに脱衣所として使用されている小屋があり、
 その手前に露天の浴槽がある。通路の側には目隠しの塀がある。
 間欠泉を浴槽の中心にした形で、4〜5分ごとに間欠泉が噴き出す。
 高さは1M以上くらい、その時によって変わるらしい。
 源泉温度は高いが、浴槽の温度はぬるかった。


 山形出身の知人に教えてもらった温泉です。
 その知人いわく「すごい山奥で周囲には何もなく、温泉が湧いているだけ。
 それなのにどこから聞きつけてくるのか、人がたくさん来ている。
 みんなよく来るなあ、と思うよ」とのことですが、実際に行って見て
 なるほどこれでは人がたくさん来るのも無理はない、と私は思いました。

 

 温泉が流れて、成分がドーム状に堆積を作り、千枚田状態の大地となっています。
 その奥にかなりの高さで噴き出す間欠泉が遠目からも見えます。
 そのすぐ下に浴槽があるのですが、一応目隠しの塀があって通路からは見えない。
 脱衣所の小屋を通って初めて全部を見ることが出来ます。
建物の横に白く見えるのが
間欠泉

 

 間欠泉は高い時は4Mくらいになるそうなのですが、そこまでいかなくても迫力はあります。
 自分の入っている浴槽の中心から噴き上げ、空からまた降ってくるのです。
 静かに湧出している温泉もいいですがこういう温泉も迫力があって良いものです。

 

 温泉の分析所に書かれている源泉温度は高いのですが
 この日はそれほどの温度には感じられず、浴槽のお湯もとてもぬるい。
 のぼせないのはよいのですが、なかなか出られなくなってしまいそうな温度でした。
 でもしょっ中噴出する間欠泉を見ているだけで、自然の大きな力をしみじみと感じることが出来て
 お湯に入った以上のものを得たような気がします。

 

 確かに山奥なのにたくさんの人が来ていました。
 みんな浴槽に浸かって、間欠泉が噴き出すと、いい年した大人がすごく嬉しそうです。
 その浴槽から流れ出た温泉は、温泉成分の堆積の上を流れていきます。
 ここまで成分の堆積が成長するまで何年かかったのかわかりませんが
 これからもこのまま流れ続けていくことが出来ればいいのですが。
 人の手が入らない分、足すことも引くこともされない自然のままの状態ですので
 この次に訪れるときもこのままでいてくれたら嬉しいと思います。

*2004年秋 工事中との話を聞きました。

【最終訪問】
 2003年秋

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