百沢温泉 (ひゃくざわおんせん)
【交通】
車:東北自動車道黒石ICより国道102号線を弘前方面へ進み
その後県道を嶽温泉方面へ。ICより約30KM。
道は舗装されており、冬でもスタッドレスを履けば大丈夫。
駐車スペースは十分ある。
マピオンでの周辺地図
【共同浴場】
宿の立ち寄り入浴のほか、「株式会社百沢温泉」が立ち寄り入浴施設としてある。
@株式会社 百沢温泉
中津軽郡岩木町百沢字寺沢290-9 0172-83-2226
立ち寄り入浴時間 8:00〜22:00 300円
【宿泊施設】
素泊まりの宿や民宿、ペンションなども含めて約10軒。
岩木町商工会公式サイト
【泉質等】
含重炭酸土類・弱食塩泉。源泉温度46度。濁った、泥がお湯に溶けたような色。
透明度は湯面より10cmくらい。匂いは無く、炭酸の渋い味がする。
キーンと熱いお湯で、若干キシキシした肌触りがある。
【効能】
リウマチ性疾患、切り傷、慢性皮膚病、関節痛など。
【株式会社百沢温泉風呂の様子】
男女別の大浴場各1。熱めのお湯の大きな浴槽と、ぬるめのお湯の
小さな浴槽がある。お湯は盛大な掛流し、浴室の床にまでざんざんと溢れている。
その他貸切できる家族風呂が2つ宿泊棟にある。
宿泊棟は自炊湯治のみだが、宿泊者は貸しきり風呂がほぼ24時間利用できる。
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岩木山の麓の名湯と言われる百沢温泉。 夏場にも訪れましたが、真冬に数日間自炊逗留してみました。 私は関東の生まれ育ち、雪とはあまり縁のない生活を送っていますが そんな私が無謀にも冬の津軽で数日間を過ごしたわけです。 いやー、北国って本当に大変。 それだけに熱い温泉のありがたさが身にしみてわかりました。 |
百沢温泉は宿が数軒ありますが、それぞれが独自の源泉を持っています。
湯量はいずれも豊富、余ったお湯や浴室で掛流した廃湯を道路や駐車場に流して融雪に利用したりしています。
すぐ近くにもっと有名な嶽温泉などもありますが泉質は全く違います。
| 私が逗留していたのは「株式会社 百沢温泉」。 なんとも温泉らしくないような名前で、なんとなく奇妙な感じがしますが温泉はすごい。 立ち寄り施設は大きく、広いロビーの奥に男女別の浴室があります。 浴室の中も広く、入ると湯気がもうもうとたちこめています。 20人近くは入れるのではないかという広めの浴槽に 惜しげもなく熱いお湯がざんざんと注がれています。 そのお湯の勢いが良いので、浴槽から溢れ出るお湯の量もかなりのもの。 その溢れ出るお湯で浴室の床で寝湯を楽しんでいる人もいます。 ただしお湯が本当に熱い!熱い浴槽には夏場には入れませんでした。 もっともこの熱いお湯が関節痛や神経痛に高い効果があるそうです。 |
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立ち寄り入浴の建物とは別に、自炊湯治専門の宿泊棟があります。 ちょっと写真が暗いですね。 こちらには掃除の時間以外いつでも入ることの出来る家族風呂が2つ。 家族風呂というのはどこでもかなり小ぢんまりしたものなので ここもそのくらいの規模のものを想像していたのですが 3〜4人は楽に入れそうな大きな浴槽と同じくらいの広さの洗い場。 思ったよりも広くてびっくりでした。 こちらもお湯は掛流しなのですが、これがまた結構な湯量。 ざあざあと太いパイプから熱いお湯が注がれっぱなしで 本当に湯量が多いんだなあと感じ入りました。 泉質は立ち寄りの大浴場と同じで温度も高めなのですが 夏には熱くて入れなかった熱いお湯が冬場にはとにかく気持ちよく 真夜中に寒くて目が覚めたら5分くらい入浴したりして随分温めていただきました。 |
冬は日が昇るのも遅いです。夜明け前の冷え込みは格別です。廊下に置いておいた卵が、凍って破裂するくらい寒いのです。
がたがた震えながら浴室まで小走りして鳥肌をたてながら熱いお湯を贅沢に溢れさせて浴槽に飛び込む。
その瞬間思わずため息が漏れます。
これは夏の温泉旅行では味わえない快感ですが寒い地方に暮らす人にとっての温泉というのは
気持ちいいとかいうレベルの問題ではないでしょう。
寒くて動かなかった体が、お湯に入って5分後には十分すぎるほどに温まる。
しかもそれは地球が沸かしてくれたお湯なのですから本当にありがたいことなのではないかと思います。
駐車場を流れていく温泉を見ながら、改めて地球の恵みに感謝の気持ちを強くしました。
【最終訪問】
2003年12月