田舎館村老人保養施設の温泉(いなかだてむらろうじんほようしせつのおんせん)

【交通】
 車:東北自動車道黒石ICを国道102号線で弘前市方面へ約5KM。
    「老人憩の家」は田舎館村役場のすぐ近く。
    「喜楽荘」は奥羽本線川辺駅の近く。
    どちらも駐車スペースあるが、それほど広くはない。

    マピオンでの周辺地図
    マピオンでの周辺地図

【共同浴場】
 2軒「田舎館村老人憩の家」「田舎館村老人福祉センター喜楽荘」

 @田舎館村老人憩の家
   青森県南津軽郡田舎館村大字畑中字藤本169    0172-58-3555
 @田舎館村老人福祉センター 喜楽荘
   青森県南津軽郡田舎館村大字前田屋敷字東中野35-1    0172-58-2221

   上記どちらも土日祝祭日は9:00〜21:00 その他は16:00〜21:00 150円

【宿泊施設】
 なし。

【泉質等】
 ナトリウム塩化物泉。源泉温度は45度。
 無色透明〜ほのかに黄色っぽく見える時もある。
 かすかな塩味と甘味も感じる。
 特徴的な匂いはないが、所謂「お湯のいい匂い」がする。
 ツルツル感の強いお湯。

【効能】
 創傷、火傷、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など。

【風呂の様子】
 どちらも男女別の内湯。
 浴槽からは盛大に掛流し。カランからも温泉が出る。


名前からしてとてものどかな、青森県田舎館村。
ここには良質の温泉が数多くあります。
いずれも観光客向けの温泉施設ではなく、地元の人のためのもの。
でも私のような旅行者でも入れるというので、行ってきました。
まずは「田舎館村老人憩の家」。一見普通の家で、
とても公的施設には見えません。温泉マークが唯一の目印です。

 

長い廊下の片側に、部屋が並んでいます。
もとは学校だったのか?と思うような造りです。
とてもきれいに掃除されており、床もぴかぴか。
開け放たれた窓から風が入り込み、とてもさわやかでした。

 

浴室は男女別の内湯。タイル張りです。
想像したよりも広い浴室で、老人の家だけあって、手すりなども万全。
浴槽から溢れ出たお湯で床は常にお湯びたし。
おお!と思わず顔がほころんでしまいました。

 

5〜6人は入れる大きさの浴槽ですが、
左写真くらいの量のお湯が延々と注がれています。
床を洗うかのようなお湯の流出、わかりますでしょうか。
ツルツルした感触のお湯で、少々熱めでありました。
水の蛇口がついているので、それで調節するようです。
シャワーもカランもちゃんとついており、設備的には十分。
建物の外観は古めでありましたが、内部は近代的なものでした。

 

もう1箇所の「喜楽荘」。「老人憩の家」からは少し離れた場所にあります。
でもこちらのほうが町中という感じの場所。人も多いです。
どちらも一応老人施設ではありますが、若い人も気軽に利用しているようです。

 

こちらも同じく、お湯ドバドバの状態。溢れまくりです。
男湯のほうが少々広めですが、お湯は全く同じもの。
やはりツルツルした感触で、お湯のいい匂いが浴室に充満しています。
窓を少し開けて風を入れると露天気分。
思わずほっとため息をつきたくなるような、優しい感じのお湯でした。

 

こちらの湯出口は、お湯の中にありました。
お湯が熱めなので、火傷しないようにということでしょうか。
どのくらいの量が投入されているのかはわかりませんが、
浴槽からのオーバーフローを見ていると、かなりの量のようですね。

 

椅子の置いてあるロビーや、畳でくつろげるような休憩所もあり、
地元の老人達が将棋に興じていたり、くつろいだりしていました。
観光客向けではなく、地元の人のための温泉というのは、
こういう心安らぐ日常を垣間見ることが出来ます。
私の考える温泉の良し悪しというのは、お湯の質だけではなく、
やはりその施設の持つ雰囲気によるものが大きいのですが、
この2つの施設では本当にあたたかい気持ちになれました。
ギスギスした日常を忘れさせてくれるような温泉は、
体だけでなく心までも温めてくれるものなのです。

 

【最終訪問】
 2006年9月

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