稲富温泉(いなとみおんせん)

【交通】
 車:網走市内から国道244号を釧網本線に沿って東(小清水方面)へ走り
    藻琴というところで道道を右折し、東藻琴方面へ。
    少し走ると、道沿いに幟がはためいているのが目印。網走市内からは約50KM。
    エミューの看板の小さな牧場のお向かい。駐車スペースは十分。

    マピオンでの周辺地図   

【共同浴場】
 なし。1軒宿の「稲富荘」が立ち寄り入浴を受け付けてくれる。詳細下記。

【宿泊施設】
 「稲富荘」という宿が1軒あるのみ。

 @稲富荘
    網走市字稲富478番地    0152-46-2541
    立ち寄り入浴時間 9:00〜21:00 400円
    1泊2食 5500円〜  長期滞在歓迎
    休日不明につき、電話連絡してから行くのが無難か。

【泉質】
 強食塩泉。源泉温度は44度。浴槽での温度は40度くらいに感じる。
 ほのかに緑色がかった濁ったお湯、匂いはなく強い塩味。ツルツル感が強い。

【効能】
 リウマチ、慢性湿疹など皮膚病に効果あり。

【風呂の様子】
 男女別の内湯のみ。4〜5人入れる大きさの四角い浴槽が1つ、もっと小さな浴槽が2つ。
 どれもお湯は同じ、温度も同じくらい。
 タイル張りなのだが、浴槽のふちだけは木枠で囲ってある。
 お湯は掛流しで飲むこともできるが、あまりにも塩辛いので注意。


上の「稲富荘」のリンクを開いた方のほとんどは、おそらくびっくりされたでしょう。
 私もびっくりしました。温泉宿ながら、オーナーは本格インド料理店。
 でも外観も館内も、そんな感じの装飾は全く無く、普通の民宿という感じです。


 浴室は思ったよりも風情のあるものでした。
 タイル張りの浴槽のままだったらそうでもなかったかもしれませんが
 ふちを木枠で囲ってあるため、山の中の宿のような感じさえします。
 そこに濁ったお湯が静かにかけ流されています。
 この強食塩泉というのは、1L中に塩が15g以上含まれている温泉のことを言います。
 味は当然ご想像のとおり。皆さんも飲泉には心してのぞみましょう。
 しかしその濃い塩分と、ゆっくり入っていられる温度のおかげで本当に体の芯まで温まります。
 最初は「この温度ならゆったり」と思えますが、5分もすると汗が噴き出してきます。

 
 大きな浴槽は窓に面しているので、風を入れようかと窓を開けると車道の向こうに小さな牧場が。
 家族連れがいてロバと遊んだりしており、どうも動物と触れ合うことの出来る牧場のようです。
 エミュー(オーストラリアにいる、ダチョウに似た飛べない鳥)が数匹と、ロバや馬などが見えました。
 お風呂に半分浸かりながら、ロバ(またかわいいんだ、これが)などをずっと眺めておりました。
 思いもかけず長時間の半身浴。
 奥のほうに「エミューのヒナ」という看板も見えましたので寄ってみたかったのですが
 宿のチェックインがせまっていましたので諦めました。
 きっとかわいいんだろうなあ。

 いいお湯だった、と車に乗り込んだところへ、宿のご主人らしき人が走ってやってきました。
 忘れ物でもしたか?と慌てたのですがそうではなく、宿の名刺を持ってきて下さったのです。
 その時に色々とお湯についてお話を伺いましたが、ご主人はここのお湯をとても誇りに思っており
 「遠くからもこのお湯を目当てに来てくださる方がいらして嬉しい」ということを
 満面の笑顔で話していました。
 名刺には網走市の湖、能取湖(のとりこ)に群生したサンゴ草の写真が使われていました。
 「いいお湯ですので、どうぞ宣伝してください」とのことでしたので、この場で宣伝させていただきます。
 本当にとてもよいお湯ですよ!
 でもこのサイトにどれだけの宣伝効果があるのか、私自身疑問ではありますが。

【最終訪問】
 2004年9月

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