硫黄谷地鉱泉(いおうやちこうせん)

【交通】
 車:秋田自動車道横手ICより国道国道107号線を日本海方面へ進み、
    国道7号線を坂田方面へ折れる。
    羽越本線金浦駅近くで、バイパス上に看板が出ているので、そのとおりに曲がる。
    案内看板通りに進むと到着。駐車スペース問題なし。ICからは約90KM。
    悪路はないが、冬場は天候や気温によっては、国道7号線のバイパスが凍結するので注意。

    マピオンでの周辺地図

【共同浴場】
 なし。下記の「金浦温泉」で立ち寄り入浴が出来る。

【宿泊施設】
 1軒「金浦温泉」

 @金浦温泉
    秋田県由利郡金浦町前川字菱潟1    0184-38-3883
    立ち寄り入浴時間 7:00〜21:00 400円 年中無休

 *哀しいことに、3月1日にはもう公式ページが消えていました。
   NHK「ふだん着の温泉」の金浦温泉のページも、是非ともお読みください。

【泉質等】
 硫黄冷鉱泉。微かに白濁したお湯、ややツルツルした感触がある。
 硫黄臭。源泉は、硫黄らしい卵味。
 もう1つのラジウム鉱泉は、北投石を使用したもの。

【効能】
 高血圧、動脈硬化、リウマチ、痛風、皮膚疾患、婦人病など。

【風呂の様子】
 男女別の内湯。ラジウム鉱泉と硫黄泉の2つの浴槽がある。
 どちらも加熱循環で、源泉が少しずつ注がれている。
 シャワー、カランなど完備。


日本海を目の前に臨む、金浦町。
海の幸、山の幸に恵まれたこの地域は、温泉にも恵まれています。
小学校のあった場所に建てたという「金浦温泉」。
実は夏場に一度ここを訪れているのですが、とてもいいお湯だったので、
「これは何が何でも冬場に来てみたい!」と今回再訪、宿泊。
しかし、国道7号線の凍結、恐ろしかったです。車で行く人は、注意して。

 

日帰り入浴の時間帯は大層な混雑です。
大人気の温泉であることがわかります。
向かって左が硫黄泉、右がラジウム鉱泉の浴槽です。
人が多いとこの浴室全体に湯気が充満し、スチームサウナのようです。

 

こんな感じに濁ったお湯。ちょうど良い温度に調節されています。
ややツルツルした感触のよく温まるお湯。
硫黄もそれほど強くなく、肌が弱い人にも優しいお湯です。
首まで浸かってじっと目を閉じていると、心まで温まってくるようです。

 

硫黄がそれほど強めではないと言っても、源泉の出口はこんな感じ。
成分が固まって、真っ白です。
ここから出てくるのは、源泉のままの冷鉱泉。勿論飲めます。
卵のような味がして、硫黄の匂いが鼻に抜けます。
人気があるのも頷けるなあと、深夜の浴室でしみじみ思いました。

 

施設の屋号は「金浦温泉」ですが、温泉名は「硫黄谷地鉱泉」です。
金浦温泉という温泉は別にあります。

今回私はここで年越しをしました。2005年の最後も2006年の最初も、
ここのお湯に浸ってきました。
「冬場に来る」と決めた念願のお湯で年越しが出来て、
翌朝のお雑煮の味も格別に感じたのでした。

 

【追記・2006/2/28】
驚いたことに、この「金浦温泉」は2006年2月28日をもって廃業となりました。
ついこの間宿泊したばかり、行った時にはそんな雰囲気は微塵もなかったのですが。
金浦温泉は秋田県共済組合が経営しており、金浦温泉自体も赤字ではあったのですが、
他事業の累積債務が膨らみ、廃業になったということです。本当に残念です。
2005年のGWに入って、必ず冬に再訪!と心に決めて、年越しをさせていただきました。
朝早くから沢山の人がお風呂に入りに来ていましたっけ。
常連さんたちは、今後はどのお風呂にいくんだろうか。
このあたりは沢山温泉があるのですが、やはりここが好きで通ってきている人もいたと思うのです。
自分が好きで通っている温泉がなくなったら、寂しいですよね。
たった1泊だけの私でも、なんとも言えない寂しい気持ちです。
廃業の日にアップしても皆さんの温泉めぐりの参考にはならないかもしれませんが、
私の「金浦温泉」の思い出を一応形にしておきたかったので、残しました。
良いお湯を、本当にありがとうございました。

 

【最終訪問】
 2006年1月

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