岩塙鉱泉 (いわはなこうせん)

【交通】
 車:常磐自動車道いわき勿来ICから国道289、県道経由で約20km。
    大変わかりにくく、国道沿いに小さな「岩塙山荘」の看板があるのでそれに従って左折。
    しかし「岩塙山荘」には鉱泉はない。そのかなり手前になるが、写真のような家を探す。
    目印は駐車スペース付近に沢山積まれたパルプの芯(燃料)。
    駐車スペースは数台分ある。 

     マピオンでの周辺地図    

【共同浴場】 
 1軒のみ。

 @岩塙鉱泉
    茨城県北茨城市関本町福田1481 0293-46-3270
    立ち寄り入浴時間 8:00〜20:00頃 300円

【宿泊施設
 なし。

【泉質等】
 単純硫黄冷鉱泉?効能書きがなく、詳細不明。鉱泉なので沸かしている。
 無色透明、味はなく口に含むと硫黄の匂い。

【効能】
 効能書きがなく、詳細不明。

【風呂】
 内湯混浴1。


 ガイドブックに載ることはまずない温泉です。
 別項の「会瀬の湯」もなかなかの雰囲気でしたが、ここもかなりのものです。
 まず場所がわかりにくく、近くまで行っても通りに看板はでていない。
 勿論そこへ行くまでの道にも案内看板などはありません。
 茅葺屋根の普通の民家で、一応玄関のあたりに木の看板は掲げてあるものの
 長い年月で字がにじんで殆ど読めない状態。
 ちょっと勇気が必要な外観でしたが、玄関から声をかけてみるとご主人らしい人が出てきてくれまして
 「お風呂?えーと、いくらだったかな、、、」本当に営業しているの?と思ってしまったくらいです。
この中が浴室になっている

 

 お風呂は別棟となっており、混浴。
 2つ浴室はあって以前は男女別だったのでしょうが、お客が減ってしまったためか1つは使われていません。
 タイル張りの奥行きのある浴室で、一番奥に扇型の浴槽があります。
 上から覗いてみると、コケが生えたような緑色。
 なんだかすごいな、掃除しているのだろうかと思いながら恐る恐る入ると、お湯は全くの無色透明。
 浴槽の底がコケのような緑色だっただけでした。
一見汚く見えるが
そんなことはないです

 

 冷鉱泉なので沸かしています。最初ちょっと熱かったので、すぐ横の蛇口をひねると冷たいままの鉱泉が出てきました。
 成分そのままで温度が下げられる、うれしいですなあ。蛇口からの鉱泉を飲んでみると、硫黄の匂いが口に広がりました。
 味は特にありませんが、この匂いだけで温泉という感じがします。

 窓からの日光だけで結構明るいのですが、夜はどうなんでしょう。
 暗い照明だったら雰囲気は抜群と言いたいところですが、ちょっと怖いかも。
 脱衣所は裸電球がありましたが、浴室の照明はよくわかりませんでした。

 ここは現在ではあまり知られていない部類に入りますが、戦後は戦争で傷ついた兵隊さんたちが
 沢山湯治に訪れたのだそうです。このお湯に救われた人も沢山いたのでしょう。 
 今時代は流れて、里山の静かな目立たない立ち寄り湯となっています。

【最終訪問】
 2003年夏

HOMEへ>>茨城県一覧へ