加賀井温泉(かがいおんせん)

【交通】
 車:上信越自動車道長野ICより国道403号線、県道経由で
    約2KM。ICからは近いのだが、県道に入ってからの道順が
    文章ではうまく説明できない。詳しくはマピオン参照。
    駐車スペースは沢山ある。

    マピオンでの周辺地図   

【共同浴場】
 1軒「一陽館」

 @一陽館
    長野県長野市松代町東条   0262-78-2016
    立ち寄り入浴時間 8:00〜20:00 300円
    年中無休

【宿泊施設】
 松代温泉としてならある。
 (加賀井温泉は古い呼称だが一陽館はまだ加賀井温泉と呼ばれる)

 長野市観光化の公式サイト

【泉質等】
 含鉄カルシウムナトリウム塩化物泉。源泉温度41度。
 湧出してすぐは透明だが、時間がたつにつれて温泉中の鉄分が空気と反応して赤くなり
 浴槽にたまっているお湯はオレンジ色に混濁している。
 鉄が含まれるためかキシキシした肌触り。
 匂いはなく、味は炭酸の渋みが強い。

【効能】
 リウマチ、神経痛、アトピー、胃腸病など。

【一陽館の風呂】
 男女別の内湯と、混浴の露天。
 内湯は細長い浴室で、それに合わせて細長い浴槽がある。
 脱衣所は浴室の窓側に棚がしつらえてあり、すのこが置いてあるだけ。
 露天風呂へは内湯から直接はいけず、裸のまま外に出て
 内湯の建物を回りこむようにして行かなければならない。
 近頃は女性はマイ湯あみ着を持参し、それを着て露天に入っている。
 露天風呂の横に源泉があり、見ることができる。
 内湯にも露天にも真湯の蛇口などは一切ない。


 市街地からちょっとだけ離れた場所にある温泉。かなりお気に入りのお湯の一つです。
 いつ行っても地元と思われる常連さんがいっぱい、すいていたことがない。
 建物もかなり古く、浴室には大きな浴槽とその横にちょっとした洗い場があるだけ、シャワーなどは勿論なし。
 そんな温泉なのに、いつも人で賑わっています。ここのお湯と雰囲気に魅力があるのだと思います。

 

 男女別の内湯と混浴の露天が1つ。内湯は間口に比して奥行きが長く、
 男女の仕切りの壁のすぐ横がやはり奥行きの長い浴槽になっています。
 浴槽と浴槽の床は温泉成分がこびりついてオレンジ色になっており、盛り上がって堆積になっています。
 お湯は勿論掛流し。オレンジ色の濁ったお湯が、大きな浴槽になみなみと注がれ、
 みんなそこに浸かってかわりばんこに湯出口からでる新しいお湯を肩に受けて、
 打たせ湯のようなことをしています。
このすぐ横が脱衣所

 

 みなさんのタオルや手拭は赤茶色に染まっていて、ここの常連であることが一目でわかります。
 建物の外に、温泉の配管と思われるパイプ(使用済みのもの)が放置されていたのですが、
 パイプ内の温泉成分の堆積は大変なもので、内腔が半分以下になっていました。
浴室の成分堆積

 

 この露天風呂はちょっと凄いですよ。何が凄いって、内湯から続いていけないのですが、露天だけの脱衣所は無い。
 入る時は、内湯から裸のままで建物の外に出て、裏手にある露天まで回りこまなければなりません。
 男性は腰にタオルだけ巻いて素裸で露天まで歩いていきます。なかなか見られない光景です。

 露天のほうが浴槽も大きく、温度も(内湯もそれほどの熱さではないのですが)ぬるいので、
 のんびりゆったり入るには露天のほうがいい。しかし女性に素裸で外に出てこいというのも酷な話で、
 せっかくの濁り湯であるのに女性の利用者は殆どいませんでした、以前は。
 最近は湯あみ着を着て入っている女性を良く見かけます。

屋根もついている露天風呂

 

 いつもご近所さん、常連さんで賑わっている温泉。本当の意味での共同浴場です。
 古い、木造の建物もたまらなく味があって好きです。何も手を加えず、どうかこのままでいて欲しい。
 何度でも通いたい温泉の1つです。
露天の近くにある
源泉槽

【最終訪問】
 2003年夏

HOMEへ>>長野県一覧へ