貝掛温泉(かいかけおんせん)
【交通】
車:関越自動車道湯沢ICより国道17号線経由、約12〜13KM。
途中から看板がでている。最後はややダート道になるが
スタッドレスならば冬でも大丈夫。駐車スペースは宿の前に広くとってある。
マピオンでの周辺地図
【共同浴場】
なし。
【宿泊施設】
1軒宿「貝掛温泉」
@貝掛温泉
南魚沼郡湯沢町大字三俣686 025-788-9911
立ち寄り入浴時間 10:30〜14:00 1200円
【泉質等】
含土類食塩泉。無色透明、無臭、微かな塩味を感じる。
源泉温度37度。
【効能】
眼病、眼精疲労、火傷、神経痛、腰痛など。
【風呂】
男女別の内湯と露天が1つずつ。ただし男性用の露天は源泉に一番近いため
湯治の女性も入ることがある。
越後湯沢から車でちょっと走ったところにある温泉。「日本秘湯を守る会」の会員でもあるのですが、
あまり秘湯という感じではない。そのくらい市街地から近い温泉です。
時々テレビの取材もあるようで、客室のテレビの館内チャンネルでは
今まで放送された貝掛温泉関係のテレビ番組のビデオがエンドレスで流れています。
ここは目に効く温泉。源泉温度はぬるくて、冬場などは沸かし湯のほうに先に入ってしまうと、
低い温度の源泉浴槽に入るのが大変だったりします。
しかしこの温度が目を洗うのに丁度良いわけで、あまり熱かったら洗眼なんかできませんよね。
湯出口から勢い良く浴槽に源泉がなだれ込むとそこに泡が立ちますが、その泡に顔を突っ込んで
眼をぱちぱちさせます。直接源泉を顔に受けたりしないこと。白内障の進行を遅くする効果があるそうです。
源泉浴槽には栃尾又温泉と同じような木の枕がいくつか置いてあります。
それを浴槽のふちにセット、頭を乗せて体を楽にしてのんびりしていると、いつの間にか眠ってしまいます。
私はそのようにして2時間ほどたってから眼が覚めてびっくりしたことがあります。
露天は源泉が注がれています。冬はこのあたりはスキー場が近いくらいなので結構雪が降るのですが、
お湯の量が多いからか内湯よりも少しぬるいくらいの温度までしか下がりません。
しかし、一度入ってしまうとでるのがちょっとつらい。夏の暑い時期は、本当にさっぱりするお湯ですよ。
私は初春の頃訪れて、宿の裏手に小さな水芭蕉がいくつか咲いているのを見かけました。
水芭蕉は何度も見たことがあるわけではないのですが、それでもここの水芭蕉はかなり小さく感じられました。
後に植物に詳しい人に話を聞いてみると、この花は本来は小さいものなのだそうです。
水が富栄養化されているとどうしても大きくなってしまうのだそうで、
大きすぎる水芭蕉が生息している場所は水の汚染が始まっている可能性があるのだとか。
とすると、この宿の裏に咲いていた水芭蕉、小さすぎると思ったのですがこれで良かったのですね。
きれいな水と豊富な温泉に恵まれているのに、市街地からもそれなりに近い。まさに別の意味での秘湯かもしれません。
【最終訪問】
2002年3月