桟鉱泉(かけはしこうせん)
【交通】
車:中央自動車道塩尻ICより国道19号線を南木曽方面へ南下、
ICからは約50KM弱。木曽川に沿って走ることになるがその対岸に宿がある。
橋がかかっているのでそれをわたり、すぐに左折すると宿の駐車場に入れる。
駐車スペースは広いのだが橋からの道が狭いため、大きな車はきりかえしがしづらく、入れにくいので覚悟を。
マピオンでの周辺地図
【共同浴場】
なし。旅館「桟温泉旅館」で立ち寄り湯が出来る。
【宿泊施設】
1軒「桟温泉旅館」
@桟温泉旅館
長野県木曽郡上松町 0264-52-2276
立ち寄り入浴時間 9:00〜21:00 800円
【泉質等】
単純二酸化炭素泉。鉱泉なので沸かしているのだが
その温度によって微妙にお湯の色や透明度が異なる。
茶色のような灰色のような色で底が見えないくらい濁っていたり
それよりやや透明に近く鉄分の湯の花が舞っていたりする。
炭酸と鉄の味がする。肌触りはキシキシした感じ。
【効能】
心臓病、高血圧、胃腸病など。
【風呂の様子】
男女別の大浴場と混浴の露天が1つ。露天は男女の浴室の間にあり
3〜4人入れるくらいのこぢんまりしたもの。
大浴場は横に長い造りで、広い浴槽が2つ。温度差がある。
窓が広くとってあり、窓から木曽川を眺めることが出来る。
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木曽川に沿って国道19号線を走っていると数多くの宿場町を見かけます。 妻籠、馬籠、奈良井などは観光地としても有名ですが それ以外にも沢山の宿場町があるのです。 それぞれ統一された看板を掲げており、夜はライトアップされます。 そんな情緒ある19号線沿いにある「桟鉱泉」です。 |
| 大きな建物で、玄関の受付で料金を払ってからお風呂まで結構歩きます。 外廊下も含めて1分くらいはあるでしょうか、男女別の浴室があります。 脱衣所も浴室も広々として、特に浴室は窓が広くて開放感抜群。 窓からは木曽川が見え、川の対岸の国道も見えます。 そのためか、浴槽と洗い場の間にはよしずがたらしてあり 外からは洗い場は全く見えないようになっています。 浴槽には茶色のような灰色のような色の、濁ったお湯があふれています。 42〜3度と40度弱くらいの温度。夏にはぬるいお湯がありがたい。 鉄と思われるオレンジ色の湯の花が細かく漂っており、炭酸の作用もあってよく温まります。 |
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| 窓から見えるは国道と木曽川 |
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露天はドアを開けて内湯から直接いけるようになっています。 ここは内湯よりも色が赤っぽく、見た目から鉄を感じさせます。 木曽川の川面を渡る風に吹かれながらの入浴はとても気持ちよく 暮れていく景色を眺めながら本当に良いお湯を楽しませて頂きました。 |
| 国道から遠いけれど 見えるのは覚悟で入る |
| 帰りに宿のご主人にお話を伺いました。 お風呂に使用しているお湯の泉質はどれも同じで 加熱の温度によって微妙に色や透明度が異なってくるのだそうです。 私にはわからない化学反応があるのでしょうが、面白いですね。 |
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ご主人が幼少の頃は、目の前の木曽川が冬になると凍って
その上を歩いて対岸まで行くことも出来たのだとか。
もっとも諏訪湖のように完全に凍結するわけではなかったそうで
いつ割れるかわからない氷の上を歩くことが度胸試しというか
子供たちのステータスになっていたということなのですが
凍った川の上を歩いて遊ぶ子供たちの姿、見てみたいものです。
最近は全く凍ることがなくなってしまったそうなので、もう見ることはかなわないでしょう。
車で走り抜けるとそれ程時間がかからずに木曽路の宿場町を通過しますが
昔はみなこの街道を歩いて旅したのですね。
初春の頃には遅めの桜が散って、見事な花吹雪を見ることが出来ます。
川面に乱れ飛ぶ桜やこの雄大な川を昔の旅人も眺めたのでしょう。
時代が違っても同じ場所で同じ感動を共有出来ているかもしれないというのは
なんとも不思議な気持ちです。
木曽路には、そんな気持ちにさせてくれる何かがあるような気がします。
うまく言えないけれど、これが日本人の郷愁というものなのかもしれません。
【最終訪問】
2004年1月