上の湯温泉(かみのゆおんせん)

【交通】
 車:道央自動車道国縫ICより国道5号線を亀田半島方面へ走り
    40KMほど走って落部というところで県道(道道?)へ右折し
    更に10KMほど走ると到着。ICからは約50KM。
    駐車スペースは沢山あるので問題なし。

    マピオンでの周辺地図   

【共同浴場】
 なし。1軒宿「銀婚湯」で立ち寄り入浴が出来る。下記参照。

【宿泊施設】
 1軒宿「温泉旅館銀婚湯」。

 @温泉旅館銀婚湯
    北海道山越郡八雲町上ノ湯199  01376-7-3111
    立ち寄り入浴時間 10:30〜16:00 700円
    立ち寄り入浴の休館日があるので必ず確認すること。

【泉質等】
 敷地内に源泉は4本、2種類。立ち寄りで入れるお風呂のお湯は
 内湯はナトリウム塩化物泉、PH7.49、源泉温度は60.2度。
 ツルツル感がありほのかに濁っている。塩味、匂いなし。
 露天はナトリウム塩化物炭酸水素塩泉、PH7.32、源泉温度は74.5度。
 ヌルヌル感があり、内湯よりも濁りが強く黄土色が少し薄くなったような色。
 ほのかな塩味で、湯出口の近くに寄るとほのかなアブラ臭を感じることがある。
 鉄のような赤い湯の花が見える。
 4本の源泉全部自噴。

【効能】
 消化器病、糖尿病、肥満、創傷など。

【風呂の様子】
 宿泊者しか入浴できないお風呂もある。私は立ち寄りだけだったのでそちらはわからない。
 立ち寄りで入れるお風呂は、男性は内湯が岩組み、露天は木。女性はその逆。
 内湯の浴槽はとにかく大きく、20人くらいは余裕で入れそう。
 その巨大な浴槽に、お湯が掛流し。洗い場も広い。
 露天は少し小さくなるが、それでも内湯の半分くらいの大きさはある。
 屋根がついているので、雨でも大丈夫。勿論こちらも掛流し。


 銀婚湯。この名前のほうが有名で、上の湯温泉という温泉名はかすんでしまっています。
 「これはネーミングの勝利だな」と思うものに時々出くわしますが、銀婚湯もその1つ。
 知名度をあげるという目的においては、ネーミングはとても大切です。
 勿論実力がなければ、いくら良いネーミングを考えたところで無駄なわけですが
 実力があるのにネーミングが悪くてなかなか覚えてもらえないのでは悲惨です。
 その点、銀婚湯はさりげない名前でありながら一度聞いたら忘れない。
 お湯も勿論一級品だと思います。
 私がもう1つ、素晴らしいネーミングだと常々思っているのは、青森県の恐山です。


 とにかく広いお風呂です。これなら大人数が入っても、1人あたりのスペースが大きいので
 ゆったり出来るのではないでしょうか。
 浴槽のふちから静かに溢れていくお湯。ほのかに濁っていて、ツルツルする感触がたまりません。
 味もほのかな塩味で飲みやすく、いくらでもいけそうでした。
 光の加減なのか、ほのかに緑色に見えたりするお湯で、大きな窓から差し込む光だけの浴室は
 落ち着いたいい感じのものでした。


 露天はお湯の感じが全然違うのにびっくり。こちらのほうが源泉温度は高いはずですが
 外気で冷やされて内湯と同じくらいに感じます。
 浴槽の端のほうでお湯に入っていた時は感じなかったのですが
 お湯を飲もうと湯出口の近くに寄った時、突然アブラ臭を感じました。
 かといって、飲む時にそれを感じるわけではなく、常時匂っているわけでもないのです。
 木漏れ日の中で入れる、気持ちの良いお風呂でした。


 銀婚湯は建物も立派です。重厚さを感じさせる玄関、磨きこまれた廊下。
 その廊下を通ってお風呂へ行く途中に、結婚後年数別の式名が書かれた木の表がありました。
 結婚1年後の「紙婚式」から一般的に知られた銀婚式、金婚式、さらにはダイヤモンド婚式など。
 結婚後75年なんて、2人揃って生きているだけでも大変なものです。
 私も銀婚式を迎える頃になったら、ここに来て自分たちの25年間に思いを馳せたいものです。
 それにはまず、銀婚式までお互い健康でいなくては。
 その頃になっても温泉めぐりを続けて、また自分の車で銀婚湯に来たいですね。

【最終訪問】
 2004年5月

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