金木温泉(かなぎおんせん)

【交通】
 車:五所川原中心地から国道339号線を金木方面へ北上し、
    金木消防署前の交差点で国道ではなく右の道へ入り、橋を越えてすぐ左折。
    五所川原中心地からは約13KM。津軽鉄道金木駅からは1KMない。
    駐車スペースはわかりづらいが、浴場の裏手にある。

    マピオンでの周辺地図

【共同浴場】
 1軒「金木温泉」

 @金木温泉
    青森県五所川原市金木町朝日山206-1    0173-52-2235
    立ち寄り入浴時間 9:30〜20:30 390円

【宿泊施設】
 金木温泉旅館という宿に銭湯が併設されているのだが、営業しているのかどうか未確認。
 詳細は上記にお問い合わせのこと。
 その他周囲の宿泊に関しては
 @青森県五所川原市宿泊案内

【泉質等】
 ナトリウム塩化物泉。
 ややツルツル感があるお湯。無色透明無味無臭。

【効能】
 リウマチ性疾患、運動器障害、慢性湿疹、虚弱児童など。

【風呂の様子】
 番台式の昔ながらの銭湯。
 タイル張りの浴室、お湯は循環。鄙びた雰囲気が素晴らしい。


青森県の金木。太宰治や、羽柴誠三秀吉が有名ですね。
その金木町の中にある温泉銭湯「金木温泉」。
温泉旅館に併設される形の温泉銭湯です。
狭い路地の中にあり、知らなければ見過ごしてしまいそうです。

 

脱衣所に入ると、タイムスリップしたかのような空間。
今は珍しくなってきた番台や、丸い脱衣篭。
棚には常連さんたちのお風呂道具がずらりと並んでいます。
少々雑然とした空間ですが、なぜかとても落ち着くのが不思議。

 

浴室は関東形式(浴槽が浴室の奥にあり、その手前に洗い場が並んでいる)。
タイル張りで、浴室は余分なものがなくすっきりとしていました。
真ん中の島カランにはシャワーがありませんが、
壁際のカラン列にはシャワーがついていました。

 

浴槽です。無色透明のお湯。
浴槽の周辺のタイルが少々変色しているのは、
やはり循環とはいえ温泉のためでしょうか。
ツルツル感の感じられるお湯で、肌触りはさっぱりしています。
浴槽の横にお湯と水の蛇口があったのですが、
お湯はひねっても出てきませんでした。

 

銭湯につきもののケロリン桶。
桶の横には、「温泉にしたき」と書かれていました。
ここの古い屋号なんでしょうか。宿の昔の名前でしょうか。
全ての人と全ての建物、町には歴史があるわけですが、
この銭湯にも色々な歴史があるんだろうな、と
この桶を見ながら、しみじみと感じ入りました。

 

脱衣所にはこのように、お冷の用意もしてありました。
奥に見える冷蔵庫には、常連さんたちのものと思われる、
名前の書かれた飲み物が沢山入っていました。

ここはお湯というよりも、この雰囲気を楽しむ場所という感じです。
昭和の古きよき時代を感じ、そのノスタルジーに浸れる場所。
温泉とはお湯だけでなく、そこの空気によって感じ方が変わってきます。
その点ここは、私にとってはたまらなく心地よい空間であり、
とても心のやすらぐ温泉施設でありました。
こういう場所がいつまでも残って欲しいものだと思いながら、
金木町を後にしたのでした。

 

【最終訪問】
 2006年9月

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