鹿沢温泉(かざわおんせん)
【交通】
車:上信越自動車道小諸ICより小諸上田線を上田方面へ進み
別府交差点を右折、東部嬬恋線を北上すると道沿いにある。
ICからは約20KM弱、道は舗装されている。
マピオンでの周辺地図
【共同浴場】
なし。
【宿泊施設】
2軒。「紅葉館」「休暇村鹿沢高原」
@紅葉館
吾妻郡嬬恋村田代681
0279−98−0421
立ち寄り入浴時間 10:00〜16:00 500円
@休暇村鹿沢高原
吾妻郡嬬恋村鹿沢温泉
0279−98−0511
立ち寄り入浴時間 12:00〜18:00 525円
@鹿沢温泉観光協会 0279−58−0611
@嬬恋村観光協会 0279−97−3721
【泉質】
マグネシウムナトリウム炭酸水素塩泉。ほのかに濁った緑色のような灰色のような
錆のような色のお湯。炭酸ぽい味。匂いなし。
【効能】
リウマチ、運動機能障害など。
【入ったお風呂】
「紅葉館」は男女別の内湯が1つのみ。
浴室内には源泉掛流しの大き目の浴槽が1つと打たせ湯が1つ、
山の湧き水が小さな木の容器にかけ流されている浴槽(?)もある。
![]() |
上信越高原にひっそりとあるこの温泉、なんと1000年の歴史のある湯治場なのです。 最寄の駅は(近くはないですが)万座鹿沢口というのですが、万座温泉のほうが はっきりいって有名です。 しかし観光地化されておらず、本当に純粋に良いお湯を楽しみたい方には 自信を持ってお奨めできます。 |
| 鹿沢温泉の由来が 書かれたプレート |
| 広い範囲に数軒の宿があるのですが、湯でたこがいつも立ち寄るのは「紅葉館」。 古い木造の建物で、大変趣があります。 磨きこまれた階段を下りて浴室へ。日中は電気がついていないのでちょっと薄暗いですが それがまたいい感じです。 脱衣所には英語で書かれた日本流の温泉の入り方ガイドが貼ってありました。 外国の人も結構来るのでしょうか。 |
![]() |
| 紅葉館外観 |
![]() |
木で作られた大きな湯船にちょっと濁った灰色のような緑色のような色のお湯が 溢れています。壁の部分は石造りで、男女の浴室を隔てている壁も石。天使が火の周りを 駆け回っている絵が彫りこまれています。 お湯の温度はそれほど熱くなく大体42度くらいだと思うのですが、 このお湯がとんでもないくらい温まるのです。2〜3分入っているだけで ものすごい汗。浴室の片隅にある湧き水がたまった木枠の小さな容器から冷水を汲んで それで顔を洗って少し冷まして、さらにその湧き水の隣にあるぬる目の打たせ湯にあたって 体を休ませながら入りました。強烈なお湯でした。 |
| で、ここに立ち寄った翌日、どうも体がだるくてしかたがない。風邪かなーと 思ったのですが、熱もないし倦怠感以外の症状がない。 色々考えて、どうもこれは湯あたりらしい、と気づきました。 仕事に差し支えるほどの倦怠感だったので 2度目からはあまりゆっくりせず、さっと入るくらいにとどめるようにしました。 湯あたりは自分に合った温泉ということの証明なので、ちょっともったいないですが。 |
![]() |
| 打たせ湯 |
![]() |
いまでこそ道路も舗装され、除雪されていれば冬でも難なく行き来が出来ますが インフラが整備されていない時代は来るだけでも大変なところだったようです。 この「紅葉館」は「雪よ、岩よ、我らが宿り〜」の「雪山賛歌」の発祥の宿。 雪で下山できなくなって、予定を過ぎてもこの宿にとどまらざるをえなかったパーティーが 逗留中に作った歌なのです。 そんな昔に思いをはせながら、ここのお湯に浸かって小さな声で「雪山賛歌」を口ずさみました。 雪に閉じ込められながらも皆でわいわいと歌って励ましあう、 そんな山男達もこのお湯に浸かって疲れをとったのでしょうね。 |
【最終訪問】
2003年夏頃