小屋原温泉(こやはらおんせん)

【交通】
 車:山陰自動車道宍道ICより国道9号線を大田市方面へ進み
   駅前交差点で左折し県道30号、56号、286号と進む。
   宿の直前は急な坂道だが、危なくはない。ICからは約60KM。

    マピオンでの周辺地図

【共同浴場】
 なし。下記の「熊谷旅館」で立ち寄り入浴が出来る。

【宿泊施設】
 1軒「熊谷旅館」

 @熊谷旅館
   島根県大田市三瓶町小屋原1014-1   0854-83-2101
   立ち寄り入浴時間 10:00〜16:00 500円 ただし1時間以内 年中無休

【泉質等】
 含二酸化炭素ナトリウム塩化物泉。源泉温度は37度。
 ほぼ無色透明のぬるめのお湯、細かい泡つき、ツルツル感。
 微かな塩味と炭酸の味を感じる。

【効能】
 火傷、皮膚病、神経痛、筋肉痛、リウマチなど。

【風呂の様子】
 4つの貸し切り風呂がある。空いていれば使用可なので、混んでいれば譲り合いの精神で利用。
 どこも2人入れば一杯くらいの大きさの浴槽。そこに源泉そのままのお湯が静かに掛流されている。
 シャワーなどは一切なし。


旅行社のパンフレットには絶対に載らないけれど
温泉マニアがみな口をそろえて絶賛する温泉宿が島根にあります。
それがここ、小屋原温泉です。
川沿いに建つそれなりの大きさの宿なのですが、宿泊客は5組まで。
お風呂は4つ。しかも極上のお湯が用意されています。

 

湯小屋の廊下に、4つの浴室の扉が並んでいます。
これは一番手前にあるお風呂。
お湯はどれも同じ源泉からのものですが
この一番手前のお風呂と2番目のお風呂の間に源泉があるので
その2つが一番新鮮なお湯、ということになりましょうか。
温度も比較的高めで、成分のこびりつきも多いです。

 

これは手前から2番目のお湯。
他の3つに比べて、一回り小さな浴槽です。
なんとなく白く濁って見えることもあるほど、気泡をよく含むお湯です。
入っていると、ひんやりとした感じを味わうこともあります。
のんびりと入りながら飲む温泉の、炭酸の渋さがたまりません。

 

3番目の浴槽です。比較的大きめ。温度は少し下がります。
夏の暑い日に、この温度は本当に気持ちいいものです。
体中にまとわり付く細かい気泡を撫で落とす時の感触がいい。
体温よりも少し低いくらいの温度ですので、眠ってしまいそうになりました。

 

一番奥の浴室です。お湯が溢れ出る部分の変色が見事です。
木で出来た浴槽に、本当にぬるいお湯が溢れています。
微温湯という言葉がぴったりの温度で、浴槽のふちを枕にしてのうたたねは
本当に極楽気分。いつまでも入っていられる温度です。
でもちょっと冬は寒いかもしれません。
次回は冬に来て、このお湯を感じてみたいものです。

 

小屋原温泉に宿泊した人たちから、ここのお湯の素晴らしさは何度も聞きました。
実際に入ってみて、なるほどこのお湯では誉めるのも無理はない、と実感しました。
またこの宿は、お湯だけでなく、雰囲気もとても良い。
贅沢な設備などはない宿ですが、静かに過ごすにはもってこいですし
なによりもいいお湯に浸かって心も体もゆったりできるという贅沢が経験できるのです。
お湯の流れる音をBGMに、目を閉じて静かにゆっくりとお湯を楽しみたいものです。

 

【最終訪問】
 2005年8月

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