草津温泉(くさつおんせん)

【交通】
 車:関越自動車道渋川伊香保ICより国道353、292号線経由で約70KM弱。
    案内看板はばっちり、悪路なし。山なので冬は積雪があるが道は舗装されており
    除雪もなされている。
    駐車スペースは、「西の河原」近くに有料の駐車場があるのでそこを利用する。
    温泉街の中の道は細く、らせん状になっている。
    車道と歩道の区別は殆ど無いといってよく、歩行者の中を進んでいくことになる。
    くれぐれも運転に注意。

    マピオンでの周辺地図   

【共同浴場】
 一般には意外に知られていなかったりするが
 草津には無料の共同浴場がなんと18箇所もある。
 ただしこれらはあくまでも村人のための共同浴場であり
 観光客が入ることが出来るのは好意によるものなので、それを忘れないように。

 その他、有料の立ち寄り湯が数箇所。
 詳細は下記公式サイト参照。

【宿泊施設】
 なにしろ観光地兼湯治場なので沢山ある。大型ホテルから小さな民宿、長期滞在向きの自炊宿など。

 湯Love草津(草津温泉の公式サイト) ←ここから色々なところへリンクしています

【泉質等】
 酸性-硫酸塩・塩化物泉(湯畑源泉)など。
 草津は源泉の数が多く源泉によってお湯は全く違ってくる。
 緑色に澄んだお湯、白濁したお湯など見た目も様々。
 全体としてはツルツル感のあるお湯で、味は酸っぱい。温度は高い。
 白旗源泉、湯畑源泉、地蔵源泉、万代鉱源泉、西の河原源泉、煮川源泉などがある。

【効能】
 神経痛、筋肉痛、慢性消化器病、慢性皮膚病、冷え性、疲労回復など。
 様々な効能が書かれている。

【共同浴場の風呂】
 いずれも男女別、内湯のみ。小ぢんまりしたつくりで、浴槽は木だったり石だったり。
 ロッカーなどは無い。引いている源泉によって、泉質は色々。
 シャワーや蛇口はない。洗面器などは備え付けのものがいくつか置いてある。


 今更私が語るまでもない超有名温泉地、草津。
 お医者様でも草津の湯でも、と歌われているとおり昔から栄えてきた湯治場であります。
 近くにスキー場があるので、現在は観光地としての役割のほうが大きくなってしまったか。
 しかし今でも療養目的で草津に長期滞在する人も多く、様々な人が訪れる温泉となっています。

 

 草津温泉のシンボルといえば、やはり湯畑。
 湯の花を採取するための木の樋を湯煙をあげながらお湯が流れていくさまは圧巻です。
 ほのかな緑色に見える透明なお湯は本当に美しく、周囲に漂う硫黄の香りは
 草津に来たんだなあという気持ちを更に高めてくれます。
 湯畑の周辺は草津一番の観光スポットで、沢山の飲食店やお土産もの屋さんが。
 それらを見ながら手拭片手に共同浴場めぐりも楽しいものです。
湯畑

 

 草津温泉でもう1つ有名なのは時間湯。
 これは湯もみをして湯の温度をある程度まで下げて湯長と呼ばれる人の号令に従って
 一定時間湯に浸かるという、昔からの湯治療法です。
 温度を下げたといっても48度、かなりの高温のお湯にじっくり浸かるわけですから
 かなりの荒療治に見えますが、草津温泉の研究をしたベルツ博士によれば
 「草津の湯の特徴を知り尽くした、もっとも効果的な温泉療法」だそうです。
 湯治客が時間湯療法を行っている間は、共同浴場は利用できません。
湯治客のみ時間湯を行える
地蔵の湯

 

 草津の更なる魅力は共同浴場。
 温泉街のあちこちに共同湯が。
煮川の湯 湯畑近くの白旗の湯
 ここにあげたのはほんの数例です。
 全部で18の共同湯があります。
瑠璃の湯 関の湯 千代の湯

 

 温泉街からかなり離れた場所にある「こぶしの湯」も共同湯の1つ。
 殆どの共同浴場がシャワーなどの設備はありません。
 置いてあるのは洗面器のみというところが多い。
 でもどこもとても清潔に保たれています。
 お湯も勿論抜群です。
こぶしの湯

 平成16年現在、温泉はブームであります。
 各地の「ニセ温泉」や、入浴剤混入などにより、皮肉にも温泉が見直されつつあります。
 しかし草津は温泉ブームだろうがなんだろうが、「泉質第1主義」を掲げて
 昔から東の横綱として君臨しています。

 湯量の多さ、源泉の豊富さなども草津を語る上でははずせないでしょう。
 でも本当の草津の魅力というのは、草津に暮らす人々の温泉を愛する気持ちだと思います。
 温泉ブームの前から観光客も多く、潤っている温泉地でありますが決してそれに甘んじることなく
 温泉の基本であるお湯を大切にする姿勢を持ち続けているのは温泉ファンとしては本当にありがたいことです。
 湯畑にあがる湯煙を見ていると、日本人でよかったなと心底思います。
 それは行ったこともない里山の映像を見て懐かしさを感じるのと同じような感じで
 私にとっては欠かせない日本の構成要素の1つになっているのです。
 そんな気持ちも、湯治客の思いも、良いお湯を楽しむ気持ちも、酒飲んで馬鹿騒ぎしたい気持ちも
 すべて受け入れてくれる懐の深い温泉地。
 「さすが草津」と言わざるをえません。

【最終訪問】
 2004年4月

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