真賀温泉(まがおんせん)

【交通】
 車:米子自動車道湯原ICより国道313号線に出て久世方面へ南下。
    ICからは約7KM。道沿いにあるので、すぐわかる。
    駐車スペースは温泉前にもあるが、道を挟んで反対側の河原にもある。

    マピオンでの周辺地図

【共同浴場】
 1軒「真賀温泉」

 @真賀温泉館
    岡山県真庭市湯原町大字仲間    0867-62-2953
    立ち寄り入浴時間 7:00〜22:00 250円(幕湯)150円(男女別)
    貸し切り風呂もある(別料金) 年中無休

【宿泊施設】
 4軒ある。

 @木地屋旅館
   岡山県真庭郡湯原町仲間175   0867-62-2811
 @真賀ホテル
   岡山県真庭郡湯原町大字仲間184    0867-62-3636
 @もりや旅館
   岡山県真庭郡湯原町仲間19     0867-62-2615
 @みなとや旅館
   岡山県真庭郡湯原町大字仲間183     0867-62-2377

   いずれも立ち寄り入浴も受け付けている。

【泉質等】
 アルカリ性単純泉。源泉温度は39.2度。
 無色透明無味無臭。ヌルヌル感の強いお湯。足元自噴。加熱等なし。

【効能】
 一般的効能の中でも、美肌効果が高い。

【真賀温泉館の風呂の様子】
 「幕湯」は混浴。3〜4人も入れば、一杯の大きさ。1mくらいの深いところもある。
 男女別の浴室は、もう少々広い。5〜6人は入れる大きさの浴槽。
 幕湯ほどではないが深めの浴槽で、浴槽内に大きな石が椅子代わりに置いてある。
 どちらもぬるめで足元自噴、いつまでも入っていられるようなお湯。


湯原温泉郷の中でも、雰囲気・お湯ともに素晴らしいと名高い真賀温泉。
山間の静かな場所に、ひっそりとありました。
道沿いにこのようなゲートがあるのですが、奥に見える建物との高低差がすごい。
あの高い場所まで、このゲートの下から伸びている石段を上っていくのです。
わずか1分ほどなのですが、お年寄りにはちょっときついかもしれません。

 

これが温泉館の玄関です。ベンチがなければ、普通の民家のようです。
受付には料金表が貼ってあり、それを見ていると「幕湯がいいよ」と
受付のおばさんが声をかけてきました。
幕湯は昔お殿様が入ったお湯で、入浴中は中が見えないように幕を張った。
そのため「幕湯」と言うのだそうで、「一番素晴らしいお湯」とのことで
迷わず幕湯に入浴することに。

 

これが幕湯です。石で固められた浴槽に、きれいなお湯が溢れています。
浴槽の底から湧いてくる、源泉直結の浴槽。すごいです。
源泉そのままなので、暑い夏にはさっぱり感じる温度で、本当に気持ちいい。
ヌルヌル感が強く、じっとしていると体の芯からじんわりと温まってきます。
それでいてのぼせることもなく、本当に極楽気分の入浴時間を過ごしました。

 

この共同浴場、現在は小さな浴槽と浴室がいくつもある形となっていますが
数十年前(お話して下さった受付のおばあさんがお嫁に来た頃)は
この建物全部を占めるくらいの巨大な浴槽があったそうです。
子供達などは川で泳いだ後、そのままこの温泉にやって来て
冷えた体を温めて、また泳ぎに行ったりしたそうです。
昔から湯量は豊富だったのですね。
その後時代は流れて、現在のような共同湯になりました。

 

ここは交通の便が良いとはいえません。
車でなければ、おいそれとはこられないような山の中です。
この日お風呂でご一緒した老人は、ここから30分くらい離れた場所に住んでいるそうです。
車の運転が出来ないので、ここへ来るという人を見つけたら一緒に連れてきてもらうのだ、と。
ここのお湯はいいし、病気の療養のことを考えたらもっと頻繁に来たいのだが
仕方ないねえと笑っておられました。
痛々しく見えるほど細い手足と明るい笑顔の方でしたが、お話を聞いていると来るだけでも大変なようです。
観光で来ている私達は、単に「風光明媚な、静かな場所」という捉え方をしてしまいますが
そうでない人も沢山いるのだということを感じさせられました。
1時間ほどお湯に浸かった後は、とても体がかるくなったような気がしました。
帰りの石段を下りる時、先ほどの老人のことを思い出しました。この階段を時間をかけて下りて帰るのでしょう。
静かな山の中の温泉は、観光客にも温泉マニアにも地元の人にも愛される、とてもよいお湯でした。

 

【最終訪問】
 2005年9月

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