万座温泉(まんざおんせん)

【交通】
 車:関越自動車道渋川伊香保ICより国道353、292号線を
    ひたすら草津方面へ進み、草津を過ぎてもまだ進み志賀草津道路を通り
    道路標示どおりに進む。ICからは60〜70KMくらい?
    時間にして90分くらいはかかる。駐車スペースは各宿にある。
    冬は24時間体制で除雪しており、吹雪かない限りスタッドレスタイヤなら大丈夫。
    (しかし!冬場はこの道を通るのに料金がかかる。しかも通り抜け出来ないのに往復とも)

     マピオンでの周辺地図

【共同浴場】
 なし。宿が数軒あるのみ。宿の立ち寄り入浴をするしかない。

【宿泊施設】
 大き目のホテル・旅館が数軒。

 万座温泉観光協会公式HP 

【泉質等】
 硫黄泉。白濁したお湯や、透明な中に白や黒の湯の花が浮くお湯など。
 源泉温度は80度前後と高め。つるつるする感じのお湯で、硫黄臭あり。

【効能】
 神経痛、胃腸病、胃炎など。

【入ったお風呂】
 「万座温泉ホテル」は多くの風呂があり、内湯だけで大浴場が1つ、小浴場が1つ、
 露天が2つ。いずれも男女別。大浴場には浴槽が沢山あるが、いずれも泉質は同じ。
 小浴場は別棟にあり、そこはお湯が少し異なる。
 「万座温泉ロッジ」は大浴場は男女各2、露天風呂も男女各2、
 バスタオルを巻いて入浴できる混浴の大露天風呂が1。


 標高1800Mという高地にある万座温泉。
 ここは古くからの湯治場で、現在は大きな旅館やホテルが数軒あるのみ、
 このあたりに居を構えている人や共同浴場などはありません。
 山奥の1軒宿ではなく数軒宿。湯治村、温泉村といった感じです。
 リゾート的な面もあり、冬はスキー場が近いのでスキー客でにぎわいます。

 ここのお湯は強烈です。真っ白な硫黄泉で、温度も熱め。
 あちこちから温泉ガスが噴出しており、辺り一帯は硫黄の匂いが充満。
 民家が無いので、ちょっと殺伐とした雰囲気もあります。
 しかも宿泊施設はみな大きなものばかりが数軒なので、
 余計に寂しい感じもします。でも温泉目当て、スキー目当ての観光客は
 いつの季節も多く、温泉成分のせいで草木のあまり育たないこの土地には
 常時多くの人が滞在していることになります。

 私が宿泊したのは「万座温泉ホテル」、ここらへんの大型旅館の中では
 古いほうに入ります。ここは以前は木造の古い湯治棟があって
 なかなか雰囲気が良かったそうなのですが、数年前の台風で
 建物ごと破壊されてしまったそうです。
 現在は鉄骨鉄筋の新しい湯治棟が建っています。
 お風呂は、古い湯治棟のあった場所に2つ、本館ともいえる建物に大浴場が
 男女各1つと露天風呂が男女各1つあります。
 大浴場は本当に広くて、その中にいくつもの浴槽があります。
 泉質は同じで、濃度や温度などが少しずつ変えてあるようです。
 お風呂に浸かっていると、時々温度を見る従業員の人が来て
 浴槽の温度をチェックし、流入させる温泉と水の量の調節をしていきます。
 つまり源泉そのままというわけではなく、温度調節のために少し加水してあるわけですが
 私は肌が弱く、あまりに濃い硫黄泉は肌が乾燥してしまい後日大変だったりするので、
 かえって弱めのほうがありがたかったりするのですが、それでも源泉そのままのほうが
 当然良いとは思っています。しかし、これだけ大きなお風呂だと、加水でもしないと
 間に合わないのでしょう。それくらいここのお湯はパンチが効いて強烈です。

 大浴場の中に「苦湯」というお湯があるのですが、これが1番源泉に近いお湯のようです。
 この「苦湯」のファンは大勢居て、「苦湯の会」なるものまで結成されているのだとか。
 また、露天は大浴場からは少し離れた位置にありますが、やや高い場所にあるので
 眺望は大変良いです。寒い時期は吹き付ける風が冷たくて、気持ちいいやら寒いやら。
 高い場所といってもそれほどの高さではないのですが、周囲に遮るような高いものが
 全く無い環境ですので、パノラマ的な眺めになります。

 それから他のホテルですが、、、万座温泉ロッジの露天風呂は、上に書いたとおり
 湯あみ着着用か、バスタオルを巻いての混浴なので、家族やカップルでのんびりと
 温泉を楽しむにはいいですよ。お湯は勿論硫黄泉なので、使用したタオルは
 固く絞っていっても家で洗濯機に放り込むときにはすごく匂いますが。

 ここから帰る時はいつも志賀草津道路を通って、草津方面へ抜けることにしています。
 この道がとても気持ち良いからです。万座温泉の標高は1800Mと書きましたが、
 その高さからどんどん下っていくので、かなりの長いくだり坂。しかしただの下り坂ではなく、
 硫黄の成分のせいで笹くらいしか自生していない、木の殆ど生えていない山肌に作られた
 急カーブの続く見通しの大変良い道で、遮るものの無い眺望は本当にすばらしいものです。
 道の先が見えないカーブの部分などは、自分が空に向かって飛んでいくような錯覚さえ
 起こしそうな道。晴れた日などは、運転するのも助手席で景色を眺めるのもどちらも最高の
 気分を味わうことが出来ます。
 この道を走るのが、万座温泉に来るもう1つの目的になっていたりします。
 後続車が無ければゆっくり走って、このすばらしい景色を堪能してみてください。

【最終訪問】
 2002年夏頃

HOMEへ>>群馬県一覧へ