温湯温泉(ぬるゆおんせん)

【交通】
 車:東北自動車道築館ICより国道4号線を経由して398号線を小安峡方面へ
    延々と走っていくと到着。最後は細い道へ入るが、案内看板あり。
    ICからは約35KM。悪路無し。

    マピオンでの周辺地図

【共同浴場】
 なし

【宿泊施設】
 1軒「佐藤旅館」

 @佐藤旅館
   宮城県栗原市花山本沢温湯8-1    0228-56-2251
   立ち寄り入浴時間 10:00〜17:00(休前日は〜15:00の場合ありなので要確認)
   500円 年中無休

【泉質等】
 弱食塩泉。源泉温度は58.2度。
 無色透明で味はなく、飲む時にわずかに硫黄臭を感じる。
 ツルツル感が強く、保温力も強い。とにかくよく温まる。

【効能】
 古い効能書きで、書いていなかった。

【風呂の様子】
 男女別の露天が1つずつと、女性用内湯が1、混浴内湯が1。
 露天はコンクリートと岩組みで、広々としている。
 内湯は、混浴の上方に女性浴室が造られており、すだれがかけられている。
 いずれも掛流し、熱めのお湯が溢れている。


昔ながらの湯治場の風情を今に保ち続けている、温湯温泉。
外観からしてこれ、鄙び感抜群です。
こういう建物を見てひるんでしまうか食いつくかは各自色々でしょうが、
私の場合は思い切りストライクゾーン。
期待に胸ふくらませて、玄関をくぐりました。

 

外観だけでなく、中もまたすばらしい。見てください、この佇まい。
玄関の部分は新館で、その奥にこのような旧館があるのですが、
廊下からこの中庭を見ることが出来ます。
建物は古いけれど、とてもきれいに管理されており、
古いが故の良さが各所ににじみ出る、たまらない物件です。

 

まずは露天。これは最近作られたものらしく、とても新しい感じです。
内湯から続いてはいなくて、中庭に一度出なくてはなりません。
ちゃんと男女別に分かれています。

 

目に緑を楽しみながら入ることの出来る、とても快適な露天です。
温度もちょうど良く、ツルツルするお湯の感触がたまらない。
この日はちょっと雨模様で気温も低かったので、
温かいお湯がとりわけ快適でした。

 

さて、内湯です。こちらは女性用のお風呂。
無色透明のきれいなお湯が張られ、床に静かにあふれています。
こちらも露天と同じお湯らしく、感触が同じでした。
10人くらいは入れる、多きなお風呂。
お湯の流れる音だけが聞こえる、とても静かで落ち着いた浴室です。

 

こちらは混浴浴室。女性用浴室の、2倍くらいの広さがあります。
こちらのほうがオーバーフローが目立ち、泉質のため滑りやすい。
そのためか、所々にピンク色のマットが敷いてあります。
壁は岩をコンクリートで固めたようになっており、なんとなく荒々しい感じ。
その壁の上を見上げると・・・

 

このようなすだれが。実はこのすだれの向こう側は、女湯なのです。
というわけで、女湯に入った方は下をのぞこうとすると、
自分も見えてしまう可能性があるので注意。
しかしあの場所に女湯ということは、混浴の浴室の天井はかなり高いわけです。
面積は女湯の2倍くらいだろうと思われますが、
空間的に混浴のほうが、かなり広く感じました。

 

ちょっと写真がぶれていますが、湯出口の様子です。
高めの場所から、細い滝のように浴槽に注がれています。
コップまで用意してあり、飲んでみるとかすかな硫黄臭。
浴槽からは感じないのに、喉元を通り過ぎるときに感じる匂い。
湯出口の近くにいると、お湯独特のいい匂いを感じることが出来ます。

 

浴槽から脱衣所方面を写したもの。
日中なので浴室の照明はなく、窓からの自然光だけで、
その適度な暗さがさらに雰囲気を盛り上げています。
建物も浴室も、古きよき時代の湯治場を思わせる、佐藤旅館。
噂にたがわず素晴らしいお湯と雰囲気で、
いずれまた来たいと思わせてくれる温泉宿でした。

 

【最終訪問】
 2006年9月

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