滑多羅温泉(なめたらおんせん)

     【交通】
      車:秋田自動車道五城目八郎潟ICより国道285号線に出て上小阿仁方面へ進む。
         ICからは約15KM。国道沿いに「鶴の湯」、ちょっと横道に入ったところに「赤倉山荘」がある。
         どちらも駐車スペース問題なし。

         マピオンでの周辺地図

     【共同浴場】
      なし。下記の「赤倉山荘」「滑多羅温泉」で立ち寄り入浴が出来る。

      @赤倉山荘
        秋田県南秋田郡五城目町富津内中津又字滑多羅3-7   018-854-2969 
        立ち寄り入浴時間 9:00〜20:00 300円 年中無休
      @滑多羅温泉
        秋田県南秋田郡五城目町富津内中津又川堤94-1   018-854-2012
        立ち寄り入浴時間 8:00〜20:00 350円 年中無休

     【宿泊施設】
      温泉施設以外にも、宿泊可能な施設はいくつかある。
      五城目市全体に範囲を広げればもう少しある。ただし滑多羅温泉は上記2軒のみ。

      五城目市公式サイト

     【泉質等】
      ナトリウム炭酸水素塩塩化物泉。源泉温度は11度の鉱泉。
      沸かしたお湯は微かに白濁して、黒い湯の花が見える。ヌルヌル感の強いお湯。
      鉱泉は口に含むと、少々コロイドがかったとろみを感じる。

     【効能】
      火傷、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など。特に肌にはいいらしく、美人の湯だそうだ。

     【風呂の様子】
      赤倉山荘は男女別内湯でタイル張り、シャワーやカランも完備。
      浴室はとても小ぢんまりしていて、洗い場に4人も入ればいっぱい。浴槽も3〜4人が限界。
      加熱循環しているが、そのわりにはヌルヌル感が強く、とても気持ちいいお湯。
      滑多羅温泉は、やはり男女別の内湯。浴槽は木で出来ており、床などはタイル。
      沸かして半循環しているが、そのヌルヌル感は素晴らしく、思わず唸ってしまった。
      源泉が飲める蛇口も浴槽の横についている。


 このあたりは五城目という名のとおり、お城を中心に栄えたところです。
 滑多羅温泉はお城のある市の中心部から離れた山の中。
 静かな環境に、2軒の宿があります。
 どちらも鶴が傷を癒していたことから発見された、鶴の湯源泉の鉱泉を使っています。
 こちらは赤倉山荘の玄関。

 

小さなお風呂場ですが、採光はよく明るいです。
4人入ったらいっぱいの小さな浴槽。お湯が加熱循環で張られています。
オーバーフローはなく、一目で循環だとわかったのですが、入ってみてその肌触りにびっくり。
とてもヌルヌル感があって、しっとりとした感触です。
肌をベールのように包み込むようなお湯で、見た目以上に成分は濃いのかもと思わされました。

 

 赤倉山荘から国道へ出て、すぐ近くにあるのが滑多羅温泉。
 この目立つ看板があるので、探していて見逃す人はいないと思われます。
 2羽の丹頂が微笑ましい。

 

さてこちらが浴室。変形の四角形の浴槽に、過熱したお湯が注がれます。
こちらの浴感には本当に驚かされました。
とにかくすごいヌルヌル感。うす〜い石鹸水に入っているようです。
お湯の中で体を撫でて、その感触を心ゆくまで味わいました。
ここまで強いヌルヌルを感じたのは久しぶりで、とても感激しました。
滑多羅というのは地名だそうですが、このお湯の感触に合った雰囲気で
本当に滑らかなお湯なのです。

 

 沸かし湯で一部循環となるのですが、源泉が出てくる蛇口も浴槽の横にあります。
 これは飲用も可能で、コップに汲んで口に含むと、とろりとした感触。
 微かに甘みも感じる鉱泉で、色々な意味で本当に気に入ってしまいました。
 地元の人も沢山訪れており、人気の高さをうかがわせる温泉でした。

 

五城目は歴史のある町で、名物の朝市は500年の歴史があります。
この滑多羅温泉にも400年もの歴史が。
このお湯を通じて400年前の人とつながっているというのは、本当にすごいことですね。
これから数百年後の人々も、同じように平成の時代に思いを馳せてくれるのでしょうか。
思いは馳せなくてもよいので、その頃まで同じようにこの鉱泉が沸き続けて欲しいものだと心から思います。

     【最終訪問】
      2005年5月

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