奈良田温泉(ならだおんせん)

【交通】
 車:中央自動車道甲府昭和ICより国道52号線、
    その後県道経由、約30KM。県道は南アルプスの
    裾野を走るダート道、対向車とはぎりぎりすれ違える程度。
    見通しのきかない山道なのでそれなりに大変。
    山道運転が好きな人にはお奨め。

     マピオンでの周辺地図  

【共同浴場】
 1軒「南アルプス邑奈良田の里温泉」

 @南アルプス邑奈良田の里温泉
   山梨県早川村奈良田486
   0556−48−2552
   水曜日定休(祝日の場合は翌日)
   入浴時間9:00〜19:00(冬季は18:00まで)
   400円。

【宿泊施設】
 旅館は「白根館」1軒、ほか民宿あり。

 奈良田温泉「白根館」
 南アルプス邑・早川町の観光案内

【泉質等】
 ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉。源泉温度42・5度。
 ぬるぬる感が強い。匂いはない。ほのかな甘みがある。
 ほぼ無色透明。飲泉可能。

【効能】
 神経痛、リウマチ、アトピー、糖尿病など。

【共同浴場の風呂】
 奈良田の里温泉のお風呂は男女別の内湯のみ。
 総木作りで、大きな浴槽が2つあり、温度が違う。
 掛流し。


 皆さんは「じ」と「ぢ」の発音を昔は区別していたのをご存知でしたか?
 私は最近まで知りませんでした。
 なんでも昔は「ぢ」は現在の「じ」と同じではなく、「でぃ」のように発音したのだそうです。
 いつの間にか「じ」も「ぢ」も同じ発音になってしまいましたが
 ここ奈良田温泉のあたりでは今でも昔のように「ぢ」を発音するそうです。
 温泉には全く関係ない話ですみません。そんな奈良田温泉。
 高村薫の「マークスの山」のクライマックスにも登場する温泉地です。

 

 開湯の歴史は古く、1300年前にさかのぼるといわれています。
 奈良時代の女帝の病を治したという伝説もあるとか。
 そんな時代にどうやってここまでやって来たのかと不思議に思うほどの山奥です。

 

 とにかくすごいお湯です。
 温度も丁度よいというよりもややぬるめですが、温まるの温まらないのって、もう。
 結構快適な温度なので、のんびりと長湯ができてしまうのです。
 お湯に浸かっている間はそれほどのぼせた感じもないのですが
 お湯から出た後本当に温まっているのを思い知らされるほどの
 汗。また温まるだけでなく、肌が本当にすべすべになります。
 お湯の中で体をなでるとぬるぬるするのですが、湯上りはしっとりというよりもさっぱり、
 一皮剥けたような感じです。額がてかてかと光るようでした。

 

 この立ち寄り湯、見た感じではまだ新しそうです。
 浴室は総木造であたたかみがあります。
 源泉が直接流れ込む浴槽はやや温度が高く、そこから隣り合っている浴槽にあふれたお湯が流れ込みます。
 窓が大きくとってあり、晴れた日などはお湯よりも日の光のほうが暑く感じるくらいです。
 窓から見えるのは南アルプスの山々。
 冬は雪景色、秋は紅葉を見ながら入浴できます。

 温まって外に出ると、玄関脇に湧き水があります。
 その冷たい水が熱くなったからだの中を流れ落ちていく感じは本当にたまりません。
 温泉を出た後もいい景色と美味しい湧き水で極楽気分です。

【最終訪問】
 2003年3月

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