二本木鉱泉(にほんぎこうせん)

【交通】
 車:中央自動車道伊那ICより国道19号線にでて
    木曽川に沿って南下、木曽大橋を右折し国道361号線を進み
    途中で県道に折れる。このあたりから道沿いに
    「二本木の湯」の幟が置かれ始めるので、それが目印。
    ICより約30KMくらい。駐車スペースは十分。

    マピオンでの周辺地図  

【共同浴場】
 1軒「二本木の湯」

 @二本木の湯
    長野県木曽郡木曽福島町新開6013番地の1  0264-27-6150
    立ち寄り入浴時間 10:00〜19:00 500円
    入浴1回ごとに1枚サービス補助券あり、10枚で1回の入浴無料
    定休日 毎週木曜日

【宿泊施設】
 二本木鉱泉としての宿はないが、木曽福島町には旅館や民宿が数多くある。

 @木曽福島町公式サイト

【泉質等】
 含二酸化炭素カルシウム炭酸水素塩冷鉱泉。源泉温度12.9度。
 鉱泉なので沸かしている。黄色透明、無臭。
 源泉が蛇口から出てくるので、それを飲むことが出来る。
 強烈な炭酸で、味のないスプライトといった感じ。

【効能】
 神経痛、筋肉痛、関節痛、切り傷、火傷、慢性皮膚病、アトピーなど。

【共同浴場の風呂】
 男女別の内湯。タイル張りの浴室で、シャワーなどの設備も完備。
 10人前後入れる大きさの浴槽で、お湯の中の湯出口から時々沸かした新しいお湯が出てくる。
 含まれている炭酸がはじけてシュワシュワいいながら出てくる。
 源泉がでてくる蛇口があるので、熱い時はそれで薄める。


 信仰の対象ともなっている木曽の御嶽山。
 その御嶽山の麓付近には、いくつかの温泉や鉱泉があります。
 大きな温泉街となっているところは1つもないため知名度は今ひとつですが
 大変良いお湯なだけでなく、周囲の景観も素晴らしいものです。

 

 二本木温泉は村おこし事業で造られた立ち寄りの温泉です。
 静かな山の中をどんどん進んでいくと、平屋建ての建物が見えてきます。
 ここが立ち寄り湯「二本木の湯」。
 村おこし事業で温泉施設が造られるのはよく聞く話ですがここの場合は新たに掘削したのではなく
 もともとあった鉱泉を有効利用する目的で建物を造ったというもの。
 それも最近流行の無駄に豪華で華美な施設ではなく
 質素ながら本当に良いお湯を楽しむことが出来る村営施設です。

 

 沸かし湯なので適温になっていました。
 ちょっと色の付いた透明なお湯に身を沈め、じっとしていると
 少しずつ気泡が体についてきます。
 ここは温めたお湯が「注ぎ込まれて」いるのではなく
 時々お湯の中の湯出口から出てくるのです。
 その時ジェット噴流のように出てくるのですが含まれている炭酸が
 シュワシュワと細かい泡となって湯面でパチパチはじけます。

 

 浴槽の横に源泉の出てくる蛇口があり、飲用のためのコップが置いてあります。
 コップに汲んで口に含んでみてびっくり!すごい炭酸なのです。
 本当に味のないスプライトのよう。
 スティックシュガー持ってくればサイダーが作れたのに。
 今まで炭酸泉は沢山入りましたが、ここの炭酸はかなり強いほうだと思います。
 口中にはじける炭酸の感触、楽しませていただきました。

 

 国道19号線沿いには奈良井、妻籠、馬籠など有名な宿場が並ぶ街道です。
 観光地としての要素が強くなってしまってはいますが、いずれも昔の町並みが保存されており見所があります。
 それぞれの宿場は看板を設けてわかるようになっており、こんなに沢山宿場があったのか、と驚くとともに
 この道を延々と徒歩だけで旅をした昔の人に対して、改めて尊敬の念を抱きました。
 高い建物はないですが、周囲には山が迫っています。
 遠くまで見渡せる平野はのどかな雰囲気がありますが
 山に囲まれた環境というのは、のどかというのとはちょっと違う雰囲気があります。
 ちらちら降る雪にかすむ山々を見渡しているとどこからかひょいと修験者や旅人が出てきそうな、そんな気がしました。
 春は桜が沢山咲き、散る頃になると見事な桜吹雪が楽しめる道でもあります。

【最終訪問】
 2004年1月

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