帯広市内の温泉(おびひろしないのおんせん)

【交通】
 車:説明不要。道はちゃんと通っている。
 電車:帯広駅を通っているのは、根室本線のみ。

【共同浴場】
 帯広市内には温泉銭湯をはじめとして、共同浴場が数多くある。下記はほんの一部。

 @アサヒ湯   帯広市東3条14-19  0155-23-1902
 @ホテルボストン  帯広市西1条3丁目15番地   0155-23-7015
 @たぬきの里   帯広市西5条南15-11-3   0155-21-2683
 @木野温泉    帯広市音更町木野大通東10丁目6   0155-31-7788

 @ラリージャパン支援観光実行委員会の温泉ページ
  残念ながら、帯広市の公式サイトを見ても、温泉銭湯についてまとめてあるページは皆無で
  上記の「ラリージャパン」のページのみであった。これはかなり広い範囲で載っている。
  全部で相当数の温泉があるようだが、湯でたこが入ったのはごく一部。

【宿泊施設】
 観光地なので、温泉ということでなければ、沢山ある。

 @帯広観光コンベンション協会

【泉質等】
 殆どがモール泉。施設によって少しずつ異なるが、殆どが黒〜濃い茶色のお湯。
 底は見えない。ヌルヌル感が強い。モール泉特有の匂いを感じることもある。

【効能】
 関節痛、筋肉痛など一般的効能。

【風呂の様子】
 男女別の内湯が一般的。大き目の施設では、露天を備えているところもある。
 シャワーなどもまず完備されているものと思われる。
 湯でたこが入ったのは数軒だが、いずれも設備的には十分であった。


北海道に住んでいない私のような者は、帯広という地名は知っていても
帯広に関して何を知っているのか?というと、実は殆ど知らなかったりします。
お菓子の「六花亭」の本店があることも、行く直前まで知りませんでした。
(左写真は本店にしか置いていない「さくさくパイ」というお菓子です。)
その他豚丼のお店が沢山あったり、ラリージャパンが開かれたりします。
私が行った日は、ちょうどラリージャパンの開催前日。
町中がラリー関係者で溢れていました。

 

帯広でもう1つ忘れてはならないのが、温泉の存在です。
すぐ近くに有名な十勝川温泉郷もあるのですが
帯広市内には手頃なお値段で入れる温泉銭湯や入浴施設が沢山。
温泉の供給されているラブホテルもあるのですよ。
帯広の公的なサイトでも、このことは全く触れられていませんが
もっとアピールしたほうがいいと個人的には思いますよ、観光的にも。
右の写真は温泉銭湯の中でもっとも有名といえる、「アサヒ湯」です。

 

とても濃い茶色のモール泉です。加熱して、掛流しています。
入っていると体中に細かい気泡が沢山ついて、本当に気持ちのいいお湯。
あまり熱くないので、ゆったりと入っていることが出来ます。
ツルツルする感触がとてもいい。
日曜日だけは朝湯をやっているのですが、朝湯に入るとその日のみ有効な
入浴券をくれますので、また夕方入ることもできます。
旅行者はともかく、ご近所の常連さんには嬉しいことでしょう。

 

こちらは「ホテルボストン」。ホテルとマンションが一緒になっている建物です。
ここの1階に温泉があります。
脱衣所に分析表がありましたが、それを見ると「ホテルヒルトン」になっていました。
昔はそのような名前だったのでしょうか。

 

ここのお風呂はとにかく広いです。
窓に沿って長く造られた浴槽、そこに黒いお湯が溢れています。
浴槽から溢れるお湯のあたりを歩くと、かなり滑りやすく転びそうになるので
浴室を歩く時は十分に注意してください。そのくらいヌルヌルが強い。
アサヒ湯のツルツルとはちょっと違った感触です。
微かに黒湯特有の匂いも感じます。かなり気に入ったお湯です。

 

ここは少し離れた音更町にある「木野温泉」。
銭湯ではなく、日帰り温泉施設です。建物はとても立派。
夕方行ったのですが、駐車場には車が一杯。
とても人気のある施設であることがわかります。

 

浴室は広い。浴槽がいくつもあります。
それらに黒いモール泉がざんざんと溢れています。
温度もちょうど良く、モール泉らしい匂いも感じます。
手足を伸ばしてゆったりと入れます。

 

ここには露天があります。露天も勿論黒湯。
町中なので北海道らしい眺望は臨めませんが、それでも気持ちいいものです。
土曜日の夕方だったので家族連れなども多く、
銭湯というよりは、「家族で温泉に行く」という要素が強い施設のように感じました。
湯量も多く、設備的にも十分で、誰が行っても満足できる施設だと思います。

 

さて最後に、もうなくなってしまった施設を1つご紹介しましょう。
狭い日本でラリーをするというのは大変なことで、十勝平野はうってつけの場所。
というよりも、他にラリーを開催できるような場所は、日本には無いのではないでしょうか。
ラリーに毎回パジェロで参加している三菱自動車の「十勝四駆ランド」。
その中に立ち寄り入浴施設の「白樺ハウス」があります。

 

茶色いウーロン茶のような色のお湯です。
ツルツル感があって、窓を開けることもできるので露天気分。
半循環かと思われますが、窓からの眺めも北海道らしく気持ちよく
設備的にも十分で、個人的には結構満足できた温泉でした。

しかし、十勝四駆ランドそのものが閉鎖されてしまったので
現在は入ることができなくなりました。

 

先述したとおり、私が帯広へ行ったのはラリーの前日。
十勝四駆ランドでも、ラリーに関連したイベントを行っていました。
左の写真はその1つで、ラリーで走るコースがどれだけ過酷なものかを
プロのドライバーがゆっくりと走って見せてくれます。
申し込むと順番で乗せてくれるのですが、これがすごく怖い!
そして、プロのドライバーって本当に凄いんだなあということが、実感できます。
やはりこのイベント、大人気でした。

十勝四駆ランドの閉鎖の原因は、私にはわかりません。
ラリーの話題を聞くたびに、この日のことが思い出され、懐かしくそして寂しく感じます。

 

さて温泉の話に戻りますが、帯広の温泉のもう1つの大きな特徴は
ほぼ全てが掘削だということです。
これだけの数の施設がありますが、みんな掘削というのはすごいことです。

勿論自然に温泉が湧いているのに越したことはなく、また掘削が特別悪いとも思いません。
しかし、ちょっと掘りすぎでは?とも思うのです。
1800mくらい掘っているところもあるそうですし、数もまたすごいものです。
北海道の厳しい冬、温泉があったほうがいいのは勿論です。
でも、自然湧出と掘削・動力揚水は、自然にかかる負荷が大きく異なるように思います。
数が少なければそれ程感じないのかもしれませんが、これだけの数となると
後々影響がでないのか?と心配になってしまいます。いいお湯なだけに、余計に。

でもきっとそれなりに計算されて掘られているのでしょうから、私の心配は杞憂だと思いたいです。
10年後20年後に私がまた帯広を訪れた時、涸れてしまっているなんてことがないように祈りたいものです。

 

【最終訪問】
 2004年9月

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