大沢温泉(おおさわおんせん)
【交通】
車:東北自動車道花巻南ICより県道経由、約12〜13KM。
マピオンでの周辺地図
【共同浴場】
なし。一軒宿の「大沢温泉」が大沢地域の人々の
共同浴場の役割を果たしている。
【宿泊施設】
一軒宿「大沢温泉」のみ。
@大沢温泉
岩手県花巻市湯口字大沢181
・山水閣(新しい建築で、2食付の旅館スタイル)
0198−25−2021
・菊水館(木造の古めの建物。2食付)
0198−25−2233
・自炊部(その名のとおり自炊湯治スタイル)
0198−25−2315
年中無休 立ち寄り入浴7:00頃から20:00頃まで。
お風呂によって入浴時間・値段が少しずつ異なる。
400円〜800円。
【泉質等】
アルカリ性単純泉。PH9・2。源泉温度51度。
無色透明、無味無臭、ぬるぬる感強い。
【効能】
神経痛、リウマチ、胃腸病、糖尿病など。
【風呂】
全館あわせて男女別内湯各3、男女別半露天各1、
男女別露天各1、混浴露天1、貸しきり風呂3だが、
立ち寄り入浴で入れるのは混浴露天と男女別内湯と男女別半露天のみ。
「菊水館」は男女別の内湯のみ。4〜5人入れる大きさの浴槽が1つ。総木造り。
「山水閣」の大浴場は、近代的なもの。浴槽も大変広く、30人くらいは入れるかも。
シャワーなどの設備は勿論整っている。
「菊水館」「山水閣」のお風呂は、外来では利用できない。
![]() |
宮沢賢治で有名な花巻のすぐ近くにある有名な温泉です。 古くからの湯治場でもあり、このあたりの共同浴場の役割も果たしています。 近所の人が連日沢山訪れ、温泉の入り口は「近所の人用」と一般用に分けられているほど。 私は以前立ち寄り入浴してとても気に入ってしまったので、自炊で宿泊もしてみました。 |
| 大沢温泉で一番有名なのは、川沿いの混浴露天風呂でしょう。 本当に川に面していて、まるっきりかくれることの出来ない混浴です。 その為か女性が入っているのは、殆ど見かけませんでした。 川の対面から見ると、雪の時期はもうもうと湯気があがって、とてもいい感じです。 |
![]() |
![]() |
男女別で気兼ねなく入れるのが、本館地下の内風呂です。 10人くらい入れる大きさの浴槽が1つあって、きれいなお湯が溢れています。 浴室にお湯の匂いが充満して、それを嗅ぐだけでも幸せな気分。 さっぱりした感触のお湯で、それほど熱くはないのにとてもよく温まります。 雰囲気もよく、私は個人的に一番気に入っています。 |
| ちょっと写真が暗いのですが「菊水館」という建物の中のお風呂です。 男女別の内湯です。こちらは総木造りです。 やや暗めの照明の落ち着いた感じの浴室で、川の流れを聞きながら静かに過ごせます。 こちらも大変気に入りましたが、立ち寄り入浴では利用できません。 |
![]() |
その他「山水閣」という一番新しい建物にもお風呂があるのですが、こちらはとても近代的過ぎて情緒には欠けます。
きれいな施設が好きだという人は、こちらのほうがいいかもしれません。
![]() |
![]() |
![]() |
| 何でも揃う台所 | 10円入れるガス台 | 湯治棟の廊下 |
さてお風呂もいいのですが、大沢温泉の魅力を心ゆくまで味わいたいなら、自炊での湯治宿泊はおすすめです。
最近は各部屋に台所がついている自炊施設も多くなりましたが、大沢温泉は共同の台所です。
そこに鍋や薬缶、フランパン、菜箸から包丁まで、とにかく無いものはないのではというほどの充実した調理道具と
茶碗・丼・お椀をはじめ、あらゆる大きさのお皿まで、お箸以外はなんでも揃っているのです。
館内に売店もあって、そこで種類は少ないながらも食材を買うことも出来ます。
10円入れてハンドルを回すというガスの自動販売機がついたガス台も沢山あり、一度に多くの人が調理しても大丈夫。
蛇口からはお湯も出るし、みんなでわいわいやりながら食事の支度をするのは、なかなか楽しいものですよ。
ただし、自動炊飯器だけはありません。電力の関係で置いておらず、ご飯だけは宿に予約して炊いてもらうことになります。
お米を持参してもお金で払ってもOK。時間が決まっているので、自分で炊き出し口にとりに行きます。
もっとも羽釜を持参してガス台で炊飯するなら、自力での炊飯も可能です。
![]() |
雪の降る時期も暑い時期も、どちらでもとても気持ちよく入れる大沢温泉。 静かな湯治場というよりは、やや賑やかな湯治場です。 温泉に入って万年床に寝転がり、目が覚めたらまた温泉に入る。 おなかがすいたらご飯を作り、また温泉、昼寝。 日本人のリゾートでもある湯治を、存分に堪能できる宿です。 自炊湯治が初めての人、入門にはちょうど良い宿ですよ。 エステサロンよりも安価で楽しめ、お肌もきれいになりますので、一度滞在してみてはいかがでしょうか。 |
【最終訪問】
2003年2月