奥美利河温泉(おくぴりかおんせん)

【交通】
 車:道央自動車道国縫ICより国道230号線を瀬棚町方面(海と反対側)へ進み、
    道道999号線を右折、その終点あたりにある。ICからは約21KM。
    駐車スペース完備。

    マピオンでの周辺地図

【共同浴場】
 1軒「奥ピリカ温泉」

 @奥ピリカ温泉
    北海道瀬棚郡今金町字美利河353    01378-3-7111(ピリカ山の家)
    立ち寄り入浴時間 8:00〜19:00くらい 300円 冬季休業(11〜4月)
    管理は「奥ピリカ温泉 山の家」なので、そちらへ料金を支払う。

【宿泊施設】
 1軒「奥ピリカ温泉 山の家」が併設されている。ログハウス。

【泉質等】
 単純泉。源泉温度は38度。無色透明無味無臭のさっぱりしたお湯。
 自然湧出。

【効能】
 リウマチ性疾患、運動器障害、神経痛など。

【風呂の様子】
 男女別の内湯と、半混浴の巨大な露天。
 内湯は四角い板で周囲を囲ったものだが、底は天然の砂利。
 露天はとにかく広く、雄大な景色を眺めながら入れる。


どこへ行っても雄大な自然が出迎えてくれる北海道ですが、
ここ奥ピリカは、その中でもとりわけ秘境感を強く感じられる場所です。
以前は道が整備されておらず、行くだけでも難儀する場所だったようで、
現在でも土砂崩れなどで、唯一の道が塞がれてしまうこともあるそうです。
私が行った日は天候もよく、スムーズに行くことが出来ました。
周囲は山ばかり、本当に羆がでてもおかしくないような山の中にある温泉。
ログハウスに料金を払い、別棟の湯小屋へ。

 

浴室は窓が小さく、湯でたこ好みの薄暗さ。
6〜7人は入れる大きさの浴槽があり、きれいなお湯が溢れています。
写真をよく見ると、浴槽の底が砂利であるのがわかると思います。
ログハウスでなおかつこのワイルドさを感じる浴槽。そしてこのお湯。
わざわざ来た甲斐があったと思わせてくれます。

 

こちらは壮大な露天。かなりの広さです。
周囲を山に囲まれての入浴で、私が行ったのは新緑の季節。
素晴らしい景色を眺めながら入るお湯は、浮世の憂いを全て忘れさせてくれます。
源泉温度がかなりぬるめなので、いつまでも入っていられて、しかものぼせない。
5月はまだ少々寒かったのですが、これは真夏の暑い時期に入ったら、たまらないでしょう。

 

20世紀はじめに金山の探索中に偶然発見された奥ピリカ温泉。
自然に湧き出ていた、本当の意味での自然湧出の温泉です。
今でも秘境といえる山の中、一体いつから湧き出ていたのでしょうか。
人間がこの地に踏み入るまでの間、誰にも知られることなく滾々と湧き続けたお湯。
北海道の雄大な自然と共に、たまらないロマンを感じさせてくれる温泉です。

 

【最終訪問】
 2004年5月

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