奥蓼科温泉郷(おくたてしなおんせんきょう)

【交通】
 車:中央自動車道諏訪ICより国道152号線を蓼科高原方面へ進み、
    途中で県道191号線(渋の湯堀線)に入ると、道沿いに宿が点在する。
    「渋御殿湯」が最後の宿となる。ICから約20KM。
    悪路はないが、冬は雪と時間によっては凍結があるので注意する。

    マピオンでの周辺地図

【共同浴場】
 なし。広い範囲にわたって宿があるので、その立ち寄り湯を利用する。

【宿泊施設】
 広範囲にわたり、何軒もの宿がある。
 それぞれが別源泉を持っている。

 @茅野市観光連盟 蓼科高原公式サイト の 奥蓼科エリア宿泊情報 を参照 

【泉質等】
 単純酸性硫黄泉、鉄炭酸泉など。源泉温度は25〜31度。
 強烈なお湯で、冷たい源泉は肌がピリピリとする刺激がある。
 ほぼ透明で匂いは感じず、酸っぱいような苦みとエグみがある。

【風呂の様子】
 湯でたこが入ったのは、「渋御殿湯」。
 「渋御殿湯」のお風呂は、男女別の内湯のみ。
 加熱浴槽と源泉浴槽があり、源泉浴槽は冬場は相当冷たい。
 「東の湯」「西の湯」とあり、立ち寄りで利用できるのは「西の湯」のみ。
 「西の湯」の加熱浴槽は温泉ではなく湧水で、鉱泉の源泉浴槽がある。
 「東の湯」にはシャワーなどの設備はなし。


蓼科高原への道から少し横にそれた細い道沿いにある温泉です。
「湯の道」とも呼ばれるこの道の終点に「渋御殿湯」があります。
ここは登山道への入口でもあり、登山客の利用も多い。
日帰りでは入れないお風呂もあるということなので、
存分にお湯を堪能しよう!と1泊してきました。
泊まってみてよかった、と思えるような、いいお湯でした。

 

まずは宿泊者専用の「東の湯」。
浴室全体が木でできており、3つの浴槽があるのみです。
勿論シャワーなどの設備は、一切なし。
そのかわりに、素晴らしいお湯が迎えてくれます。

 

これは脱衣所から見て一番手前にある、加熱した浴槽。
42度くらいの適温になっています。
冷めないように、木の蓋がかぶせてあるので、
出た後は必ず元通りにしておくこと。
加熱したために多少白濁しており、湯の花が大量に見られました。

 


   
窓際にある浴槽です。
ここには源泉が2箇所あって、こちらは「渋御殿湯」源泉。
26度と冷たいままで掛流されているので、
真冬の寒い日に入るのは、少々きつかったのですが、
加熱浴槽と交互に入るようにして、かなり気持ちよく入れました。
味は酸っぱくて苦くてエグみもあって、お世辞にも美味しいとは言えませんが、
肌への感触は抜群で、入っているとピリピリする感じがあるほどです。

成分の堆積が美しい

 

そしてこれが真ん中にある浴槽、「渋長寿湯」源泉です。
足もとから湧出していて、源泉温度は31度とやはり冷たい。
しかしこのお湯は、本当にすごい。
肌にびっしりとまとわりつく細かい泡、ピリピリと痛みとも思えるような刺激感、
最初冷たくても徐々に温まってくる感じ…。
とにかく素晴らしくて、ああ宿泊してよかったなあと、心から思いました。

 

こちらは「西の湯」です。立ち寄り入浴のみは、このお風呂となりますが、
部屋休憩まですれば「東の湯」の利用もできるようです。
こちらでは山の湧水を沸かしたお風呂と、渋御殿湯源泉の源泉風呂があります。
東の湯のインパクトが強いせいか、西の湯についての記述はあまり見ませんが、
こちらはこちらで、私は結構気に入りました。
温かい浴槽と冷たい源泉の往復というのは私の好きなパターンなので、
どちらのお風呂も大満足できました。
登山基地ともなっている、鄙びた山の宿ですが、お湯は本当に抜群です。
冷たいお風呂が苦手な方は、暖かい季節に来てみることをおすすめします。

 

【最終訪問】
 2007年2月

HOMEへ>>長野県一覧へ