音戸温泉(おんどおんせん)

   【交通】
    電車:JR広島駅より広島電鉄(路面電車)胡町(えびすちょう)下車、
        流川通りを南下する。5分ほど歩くとワシントンホテルが見えるので、そのすぐ近く。
        車は通れるが狭い道で、歩行者も多くごちゃごちゃしているので、車は薦めない。
        車なら表通りの有料駐車場に停めて、歩いて探したほうが良い。

      マピオンでの周辺地図

   【共同浴場】
    温泉銭湯1軒「音戸温泉」

    @音戸温泉
       広島県広島市中区田中町6-3    082-244-4126
       立ち寄り入浴時間 13:00〜翌8:00 第2・4日曜日定休 350円

   【宿泊施設】
    音戸温泉としては、なし。
    広島の中心地なので、温泉に関係ない普通のホテルならたくさんある。

    @広島観光コンベンションビューロー

   【泉質等】
    ナトリウム塩化物泉。源泉温度は20度。
    循環させているのでもともとのお湯の状態は不明だが
    浴槽では無色透明なお湯。

   【効能】
    関節痛、筋肉痛、疲労回復など。

   【風呂の様子】
    男女別内湯のみ。ビルの2階。タイル張りの浴室。お湯は循環。
    窓際にある浴槽が温泉。その手前にある色の付いた浴槽は薬湯で、別料金なので注意。


広島の中心地、駅も近くにある繁華街。
居酒屋やビジネスホテル、ナイトスポットがひしめく中に、音戸温泉はあります。
広島県は面積のわりには温泉が少なめなのですが
そういう県で、こんな中心地に温泉銭湯があるというのは面白いです。

 

中はこんな感じで、ちょっと小ぶりな普通の銭湯です。
私は最初、手前の半円形の浴槽が温泉かと思ったのですが
これは漢方を使用した薬湯でした。
窓際の浴槽が温泉なのですが、このように循環しているので
あまりお湯の特徴は感じられないですが、仕方ないでしょう。

 

この温泉において私は、泉質や循環がどうのこうのと言う気はありません。
ここの特徴は、まずなんと言っても立地条件と営業時間。
繁華街の中心にあるためか、なんと夜通しの営業なのです。
時間帯によって、客層が随分変わるかもしれませんね。
でも、夜働いている人にとっては、安い料金の銭湯が営業しているというのは
かなりありがたいことなのではないでしょうか。
普通のオールナイトのサウナなどは、どうしても高くついてしまいますし。

 

もう1つは、音戸温泉の公式ページを見ていただけるとわかると思いますが
広島市の銭湯には「孤老被爆者無料入浴」という制度があります。
広島から遠く離れた場所に生まれ暮らす私などは、8月になれば思い出すけれど、
それ以外の時間は殆ど原爆のことは思い出すことがありません。
しかし広島や長崎では、あたりまえのことですが、今でも経験者が生活しているわけです。
平和公園は、ここから電車ですぐの距離です。今でも毎日、投下時間には鐘が鳴らされます。
相生橋に立って原爆ドームを眺めながら、月に2回の無料入浴に来る孤老のことを考えました。
今でも原爆ドームは、その瞬間を止めてしまったかのように、静かに川辺に佇んでいます。
相生橋から見た原爆ドーム

 

   【最終訪問】
    2005年8月

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