小野川温泉(おのがわおんせん)

【交通】
 車:東北自動車道福島飯坂ICより国道13号線を米沢方面へ、
    米沢を通り過ぎ途中で県道へ折れる。
    途中から案内看板が出ているので大丈夫。
    ICより約40KM強。駐車スペースは川沿いにある。

  マピオンでの周辺地図   

【共同浴場】
 3箇所。「尼湯」「滝の湯」「露天小町の湯」があるが
 各宿でも立ち寄り湯は受け付けている。

 @尼湯
    立ち寄り入浴時間 7:00〜21:00 200円
    つるや商店、山川屋商店で入浴券を購入。
 @滝の湯
    立ち寄り入浴時間 8:00〜21:00 200円
    岩瀬商店で入浴券を購入。
 @露天小町の湯
    立ち寄り入浴時間 7:00〜17:00 無料
    冬季休業。

【宿泊施設】
 ホテル・旅館など沢山。

 @小野川源泉協同組合

【泉質等】
 含硫化水素・塩化土類弱食塩泉。源泉温度は約80度。
 半透明の軽度白濁したお湯の中に白い湯の花がある。
 源泉が熱いので「尼湯」「滝の湯」では加水しているが
 その量などによりお湯の様子も少し変わる。
 「尼湯」の前には飲泉所があり、そこは加水せずに流している。
 「露天小町の湯」は加水しておらず、流出するお湯を飲むことが出来る。
 ツルツル感があり、よく温まるお湯。
 温泉街の横に川が流れているが、川の反対側では
 微妙にお湯が違うような気がした。

【効能】
 皮膚病、火傷、創傷など。

【共同浴場の風呂】
 「尼湯」「滝の湯」はごく普通の共同浴場。いずれも近くの商店で
 入浴券を購入して入浴する。
 自分が入浴している間は、脱衣所の棚に設けられた券を挟む場所に
 入浴券を挟んでおく。自分が浴場を出る時に、券を指定の箱に入れる。
 浴槽とカランだけのタイル張りの洗い場。加水で温度調節されたお湯が
 掛流されている。
 「露天小町の湯」は男女別の露天のみ、岩組みの10人以上は
 入れそうな浴槽。勿論掛流し、屋根は脱衣所のみ。



滝の湯横
温泉卵の湯壷
最近大変人気の高い温泉地です。
小野小町が父親の行方をたずねてこのあたりに来た時
霊験を得て開湯という伝説がある温泉。
現代でも京の都から山形までは相当の距離があって大変なのに 
小野小町の時代にどうして、、、なんてことを考えてしまいますが
そんなことはどうでもよくなってしまうくらい良いお湯でした。

尼湯横飲泉所

 

温泉街の規模はそれ程大きくないとはいえ、人が沢山いて賑やか。
共同浴場は2軒とも、そんな温泉街の中にあります。
こちらは「滝の湯」。
すぐ目の前のお土産物屋さんで、券を購入します。

 

飾り気のないシンプルな浴室ながら、お湯は本当に素晴らしい。
源泉がそのまま注がれているのですが、
なにせ卵が茹るくらいのお湯ですので、とにかく熱いのです。
地元の人は脱衣所の洗面所水道からホースで水を引いてきて、
適当に加水して入っているようです。
というか、加水しなければ入れないです。
加水している割にはツルツル感も匂いも結構あります。

 

もう1軒の「尼湯」。「滝の湯」からは、1分も離れていません。
こちらも裏に温泉卵を茹でる湯壺があります。
玄関前には飲泉の出来る場所もあり、湯呑が置いてあります。
硫黄のほのかな香りがして、飲むのにちょうど良いくらいの温度。
やはり熱いお湯なのですね。

 

脱衣所と浴室は仕切りのない空間なのですが、
脱衣棚にこのように券を表示しておくのが小野川流。
滝の湯も同様に券を入れておく場所があり、
お風呂を出る時に券を指定の場所に入れていくのです。

 

6〜7人は入れそうな、大きな浴槽。
湯出口からは温泉と水が出ており、浴槽でブレンドされます。
続けて入ると、滝の湯のほうがややキシキシした硬い感触で、
尼湯のほうがツルツル感が強かった。
加水の具合にもよると思いますが、どちらもとても気持ちよく、
冷え切った体が芯まで温まりました。

 

「露天小町の湯」は温泉街からちょっと離れた場所。
温泉街の付近には川が流れていて、その反対側にあります。
混み具合を見ようと脱衣所を覗き込んでいた私に
入り口付近の椅子に座っていたおばちゃん数人が
「まだ入ってないの?いいお湯だから、早く入りなさいよ」と口々に言います。
その人たちは他の人にも「いいお湯よ〜」と奨めているようでした。
岩とコンクリートで造られた露天風呂、結構大きい。
浴槽の部分には屋根がなく、開放感抜群。
この日はとても天気が良く、見上げると真っ青な空。
やや白濁したお湯に身を沈めて、備え付けの湯飲みで温泉を飲む。
下戸の私には至福のひと時でした。

【最終訪問】
 2007年12月

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