大舩(大船)温泉(おおふなおんせん)
【交通手段】
車:大舩上の湯である保養センターは道央自動車道国縫ICより国道5号線、278号線を半島先端へ進み
途中で県道へ右折する。ICからは約100KM強。
道は舗装されており、悪路なし。駐車スペースは十分。
大舩下の湯は理由あって詳しくは書かないが、上の湯の近く。県道から更に道を入る。
駐車スペースは3〜4台分ある。
マピオンでの周辺地図
【共同浴場】
2軒。上の湯は「南茅部町保養センター」。下の湯は「大舩下の湯」
@南茅部町保養センター
南茅部町字大船832 01372-2-3749
立ち寄り入浴時間 10:00〜21:00 370円
偶数月の第3水曜日定休
@大舩下の湯
住所・電話番号等は公表を控えます。立ち寄り入浴料金は200円。
【宿泊施設】
南茅部町保養センターのすぐ横に「ホテルひろめ荘」があり、そこで宿泊できる。
ホテル宿泊者は保養センターの浴室を時間内なら利用できるが、逆は不可。
また、すぐ近くにキャンプ場があるので、そこでテントを張って宿泊できる。
南茅部町のオフィシャルサイト
【泉質】
上の湯は食塩硫化水素泉。源泉温度は72.5度。内湯は無色透明で硫黄臭があり
味は特に感じない。露天は白濁したお湯で、いかにも硫黄泉という感じ。
ひろめ荘からお湯を引いている浴槽もあり、そちらは含重曹食塩泉。
こちらは無色透明、無味無臭。
下の湯は効能書きが無く泉質不明だが、おそらくは含食塩硫化水素泉か?
微かに白濁して細かい小さな湯の花が見られる。
ツルツル感があって、微かな塩味と硫黄の匂い。最後に甘みもわずかに感じる。
【効能】
上の湯は慢性皮膚病、切り傷、火傷などの皮膚に効果大、他には慢性婦人科疾患、動脈硬化など。
下の湯は効能書き無く不明。
【風呂の様子】
南茅部町保養センターは、男女別の内湯と露天。内湯は大きな浴槽と小さな浴槽がある。
大きな浴槽に食塩硫化水素泉が注がれ、飲泉も出来る。
小さな浴槽はホテルひろめ荘からの温泉。どちらも掛流し。
硫黄の成分のせいで、浴室内の蛇口は真っ黒に変色している。
露天は10人以上入れそうな大きな浴槽で、白濁したお湯が注がれている。
大舩下の湯は男女別の内湯のみ。石造りの浴槽で、2〜3人は入れる大きさ。
蛇口やシャワーなどは無く、浴槽と洗い場のみの浴室。
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海洋資源に恵まれた町、南茅部。そのためか縄文文化も栄えており、遺跡もあります。 このあたりは暖流も通るので北海道の中では比較的暖かい地域ですので 古代人も暮らしやすかったのでしょう。 国道からちょっと山の中に入ったところに、大舩温泉があります。 上の湯と下の湯に分かれています。 |
| 上の湯は施設も大きく、沢山の人で賑わっていました。 浴室の扉を開けた途端、硫黄の匂いを感じます。それだけでわくわく。 大きな浴槽には熱めのお湯が惜しげもなく注がれ、湯出口にはちゃんとコップが置いてあります。 湯でたこは勿論飲みましたが、地元の人たちもかわるがわる飲んでいました。 ツルツル感があって、いかにも硫黄泉というお湯です。塩が含まれている割にはべたつきも無く さっぱりとした感触です。湯上りに肌の感想をあまり感じなかったのも、塩分のせいかもしれません。 |
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内湯の大きな浴槽もなかなかいいですが、露天もとてもいい。浴槽も大きめですし、開放感抜群です。 真っ白なお湯は内湯よりもぬるめで、ゆったりと入っていられます。 冬場も露天は行っているそうなので、雪見風呂も出来そうです。 |
| さて大舩下の湯ですが、ここは普通の民家が経営する共同浴場です。 規模も上の湯に比べるととても小さく、その分料金も安めです。 上の湯ほど公の性格が強くなく、本当に地元の人のための静かな共同浴場なのです。 その為ここでは住所などを書くことは控えますが、上の湯から海側に行く道の途中にありますので 興味のある方は探してみてください。私も探してうろうろしました。 |
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上に書いたように、シンプルで何も無い浴室です。浴槽からお湯が溢れているだけ。 でもお湯も雰囲気も素晴らしく、一目で気に入ってしまいました。 ちょっと熱めで肌への刺激は少ないですが、ピシッとした感じを受けるお湯です。 味から推測するに、塩と硫黄は確実に含まれているでしょう。 上の湯よりも塩分は濃く感じるものの湯上りのべたつきはなく、乾燥も感じませんでした。 窓から差し込む自然光に照らされた浴室は情緒も満点、お湯にも雰囲気にも大満足でした。 源泉は裏の山の100mほど上にあるそうです。そこから樋を伝ってお湯を下ろしているのですが 浴室のすぐ横でその様子を見ることが出来ます。 |
周囲は硫黄の匂いに満ちて、熱いお湯が流れ落ちてくる様子は、遠めに見ても迫力があります。
帰りに橋を渡っていたところ、川上に真黄色な流れを発見。
山から流れてくる小さな流れなのですがおそらく硫黄が溶け込んだものなのでしょう。
近くまで行ってみたかったのですが、川を遡らなければならず、諦めました。
大舩下の湯は、昔から漁師さんたちが日常利用してきたお湯。
私が浴室に入る時、入れ替わりに陽にやけた初老の男性が出てきました。漁の帰りなのでしょうか。
昔から地元の人々の生活を支えてきた温泉。これからも大切にしていって欲しいと思います。
【最終訪問】
2004年5月