大塩温泉(おおしおおんせん)
【交通】
車:磐越自動車道会津坂下ICより国道252号線を只見方面へ進む。
ICからは約50KM。
道沿いに看板などは全くなく、目印になるのは「岩崎屋旅館」さんという宿。
その宿と道を挟んで反対側に、川へ向かう道がある。その道を進んでいくと共同浴場がある。
駐車場はあるが、2〜3台くらいしか停められない。
マピオンでの周辺地図
【共同浴場】
1軒「大塩温泉共同浴場」
@大塩温泉共同浴場
福島県大沼郡金山町大塩 電話なし
立ち寄り入浴時間 9:00〜21:00頃 清掃協力金として200円
【宿泊施設】
2軒「岩崎屋旅館」「民宿たつみ荘」
@岩崎屋旅館
福島県大沼郡金山町大字大塩字休場3038-2 0241-56-4014
@民宿 たつみ荘
福島県大沼郡金山町大字大塩3106-2 0241-56-4158
【泉質等】
含重曹食塩泉。源泉温度は38度。ほのかに緑色に見える濁ったお湯でほのかな塩味。
湯出口には温泉成分が堆積している。
午前中は源泉そのまま掛流されているが、午後になると追い炊きをしている。
【効能】
切り傷、火傷、慢性皮膚病など。美人の湯として知られていたようだ。
【共同浴場の風呂】
男女別の内湯のみ。浴室は玄関より下で、階下に下りていく形式。
5〜6人は楽に入れそうな大きさの浴槽が1つあるだけ、蛇口やシャワーなどは一切無い。
温泉成分が浴槽に茶色くこびりついている。
窓が川に面しており、外を見ながら入浴も出来る。
共同浴場から川へ向かって下りていったあたりに、雪解けの時期だけ湧く露天風呂がある。
お湯がたまる場所はきちんと設置されているが、お湯が湧くのは自然のことなので
いつ噴き出すのか全くわからない。
浴槽の清掃は、行った者が自主的に行うこと。ごみなどの放置は勿論厳禁!
きれいに使わせていただきましょう。
![]() |
大塩温泉共同浴場に初めて行った時、道路からちょっと引っ込んだところにあるため 場所がよくわからなかった私は、なんと図々しいことに岩崎屋旅館さんに聞いたのでした。 岩崎屋さんにも自分のところのお風呂があったのに、親切に教えてくださいました。 |
| 外観からして、私好みの共同浴場。入り口でお金を払うのですが(木箱に入れる) 初めて行った時にはノートが置かれていて、記名するようになっていました。 その後再び訪れた時にはノートはありませんでしたが、なくなったのでしょうか。 階段を下りて浴室へ向かうのですが、廊下の手すりにかけてあるタオルが赤く染まっていて それを見るだけでワクワクします。 |
![]() 階段を下って浴室へ |
![]() シンプルな浴室 |
浴槽があるだけ、他には何もない浴室ですが、お湯は本当にすごいです。 光の加減によって緑色っぽく見えたり茶色っぽく見えたりしますが 浴槽や床は赤茶色に変色しています。 湯出口からはほどよい温度の温泉が絶え間なく浴槽に注がれ 浴槽からは同じ量だけお湯があふれ出して川に流れていきます。なんという贅沢。 ぬるいお湯なので、午後からは追い炊きをするようですが 夏の熱い時分などは午前中の温度で快適です。 湯上りには体全体が温まっているのに余分な汗をかくこともなく心底さっぱりします |
![]() 浴室の窓から見た 流れていく温泉 |
![]() お風呂にある注意書き |
この周辺はこのような共同浴場が多いです。 これらの共同浴場は、本当に「地元の人たちが守る地元のための温泉」という 本来の共同浴場のあり方を教えてくれます。 私のような共同浴場めぐりが好きな人間にとって、奥会津の川沿いの地域は 何度訪れてもたまらない場所。 静かでゆったりしていて美しい、本来の日本が生きている場所でもあります。 |
![]() 飲泉もできる |
| さて、この大塩温泉から少し走ったところに、 天然の炭酸水井戸があります。 車でそれなりに近くまで行けますが、最後は少し山道を歩きます。 このような小さな看板が目印です。 |
![]() |
![]() |
看板からさらに歩いていくと、このような井戸があります。 まさにこれが、天然炭酸水の井戸なのです。 屋根もなく、岩を組んだだけのシンプルな井戸。 しかしここから湧き出てくる水は、すごい水なのでした。 例によって井戸の周りには炭酸に寄ってくる虫がたくさんいました。 |
| 右のほうに、泡が出ているのが見えますか? 底からどんどん湧いてきているのです。 近くには薬缶が置いてあるので、それを沈めて汲み上げます。 500mlペットボトルに二本ほどいただきました。 持ち帰るのは自由ですが、量は当然ながら常識の範囲内にしましょう。 本当に無糖のサイダー。強い炭酸が苦手な私でも飲めるくらいやさしい炭酸です。 |
![]() |
![]() |
この井戸のすぐ近くに、「会津心水」の工場があります。 会津心水というのは、まさにこの炭酸水のこと。 ちゃんと飲用に適した商品として、ここで製造出荷しているのです。 工場前の自動販売機には、当然「会津心水」の製品がありましたが、 販売機が反応してくれなくて、買えませんでした。残念。 今度見つけたら是非とも買って、飲んでみたいものだと思います。 |
【最終訪問】
2007年8月