太田の湯(おおたのゆ)

   【交通】
    車:能越自動車道高岡ICより国道8号線、県道24号線、国道415号線経由で
       雨晴海岸方面へ進む。「女岩(海に浮かぶ岩)のあたりで海と反対に
       山に登っていくような細い道があるので、そこに入る。国道沿いに看板はあるがわかりにくい。
       そのまま進んでいくと到着。ICからは約15KM。駐車スペース十分。

        マピオンでの周辺地図

   【共同浴場】
    立ち寄り入浴できる「太田の湯」がある。

    @太田の湯
      富山県高岡市太田1-2    0766-44-3285
      立ち寄り入浴時間 8:00〜19:00 500円 金曜日定休

   【宿泊施設】
    なし。

   【泉質等】
    弱アルカリ性硫化水素泉。無色透明、無味無臭。
    ロビーでくれるコピー用紙には「硫黄・ホウ酸・ナトリウム・鉄分など」を
    含んでいると書かれている。

   【効能】
    火傷、切り傷、皮膚病、胃腸病、術後回復など。

   【風呂の様子】
    男女別の内湯。タイル張りの広い浴室。7〜8人は入れる四角い浴槽。
    鉱泉なので、加熱循環。


薬用泉として知られる鉱泉。
静かな山道の行き止まりのような場所にある、結構大きな立ち寄り湯です。
入浴を申し出ると「うちは療養泉なので、石鹸などは使えませんがいいですか?」と
女将さんに聞かれました。
私はお湯に浸かれればいいので、問題なし。浴室へGO。

 

タイル張りの広い浴室です。
私が行ったのは平日の昼間だったので、誰も居ませんでした。
大き目の浴槽に1人静かに浸かります。
他にも人が居る時にここを訪れた人の話だと
じっと静かにお湯に浸かっている人が大半のようでした。
来るお客さんも、療養泉ということは十分承知で来ているのでしょう。

 

石鹸などを使ってはいけないというだけあって、浴室はシンプル。
蛇口はいくつかあれど、シャワーなどの設備はありません。
窓は大きく明るく、外に見える緑がまぶしいです。
お湯の流れる音だけが聞こえる、本当に静かなところでした。

 

お風呂からあがってロビーへ行くと、女将さんがお茶をすすめてくださいました。
と思ったらお茶ではなく、ポットに入っていたのは熱く沸かした鉱泉なのでした。
冷たい鉱泉がウォータージャグに入って置いてあるのはよく見かけますが、
熱く沸かしたのは初めてです。寒い季節には嬉しいです。
太田の湯は1200年もの歴史を持つ古い鉱泉で、色々な人が維持してきたそうです。
「ずっと一代ずつ別の家が受け継いできたんだけど、私の次は息子が継いでくれる」と
女将さんは嬉しそうでした。
静かな環境には不釣合いに見える鉄筋の建物は、今は亡きご主人が建てたそうです。
流行の温泉形式に流れることなく、従来の形式を守り続ける。これぞ本当の「湯守」かもしれません。

 

   【最終訪問】
    2005年12月

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