大鰐温泉 (おおわにおんせん)

【交通手段】
 車:東北自動車道大鰐弘前ICより国道7号線を南下、5KMほど。
    駐車場がある共同浴場もあるが、ないところもある。

     マピオンでの周辺地図   

【共同浴場】
 大鰐地区と蔵館地区をあわせて「大鰐温泉」と呼ぶが、「大鰐温泉」には9箇所。
 大鰐地区はそのうち5箇所。
 いずれも入浴料金は200円、入浴時間は朝6時頃から夜は21時くらいまでだが
 各浴場によって時間や定休日が異なる。

 *2004年12月にJR大鰐温泉駅前に立ち寄り入浴施設がオープンしましたが
   湯でたこは未入浴で、情報不足です、すみません。

【宿泊施設】
 普通の旅館も自炊湯治をする宿や客舎が沢山。

 大鰐温泉旅館協同組合公式サイト

【泉質等】
 含食塩石膏泉。源泉温度は約70度。無色透明、微かな塩味。匂いなし。
 現在は統合泉となっており、泉質は各浴場で同じである。
 温泉街中に飲泉所があり、そこで飲むことが出来る。

【効能】
 リウマチ性疾患、切り傷、火傷、慢性皮膚病、慢性婦人病など。

【共同浴場の風呂】
 いずれも男女別の内湯のみ、露天はなし。
 タイル張りの浴槽。シャワーなどはあるところもあるし、浴槽しかないところもある。

 「民宿 赤湯」は男女別の内湯のみ。赤いタイル張りの、民宿にしては大きな浴室。
 飲泉も出来る。


 800年もの歴史のある温泉地です。
 観光というよりは湯治の温泉地として栄えてきた歴史があるようで
 一時期は年間100万人ものお客が来たこともあるのだとか。
 実際に行ってみるとわかるのですが、小さな町なのですよ。
 この小さな町に100万人の湯治客ってすごいことだと思います。


 共同浴場はたくさん。みな歩いてまわれるくらいの距離で、質素なつくりです。
 色々な意味で印象に残っているのが「霊湯大湯」。
 蔵館地区にある、一番古い共同浴場です。
 朝早い時間にここに行くと、玄関先を掃除していたおじいさんが
 「ここに入るの?あっちのほうが色々あっていいのに」と。
 自分の所を薦めないってどういうことかな、と思ったのですが
 どうもシャワーなどの設備が大湯にはないということのようでした。
 観光客だから設備の良いところのほうがいいと思ったのでしょう。
 確かに広い浴室には、中央に楕円形の大きな浴槽があるだけです。
 でもお湯はとうとうと溢れており、お湯目当てで行く分には十分すぎるくらいです。
 帰る際に「いいお湯でした」と声をかけると、そのおじいさんはにっこり笑って嬉しそうにしていました。


霊湯大湯 山吹湯 青柳会館


 温泉街の中心あたりに飲泉所があります。
 大鰐町の動物、ワニをかたちどった石の湯出口から熱いお湯が出ています。


 ちょっと写真が暗くてわかりにくいのですが、民宿赤湯のお風呂場です。
 無色透明のお湯が注がれていますが、お湯の流入量などで温度調節をしており
 共同浴場ほどは熱くありません。
 そのためか、小さなお子さん連れの家族が多いです。
 確かに共同浴場は、子供にはちょっと熱すぎるかもしれません。


 この熱い温泉の熱を利用して栽培されているのが、冬季限定の「温泉もやし」です。
 大豆のもやしで、長さは30cm近くある大きなものです。
 以前から食べてみたかったので、今回宿泊した際に温泉街の中の商店を探したのですが
 全くみつからず・・・で、民宿の女将さんに尋ねたところ、予約しないと買えないそうです。
 宿に宿泊すれば食事に出されるのでしょうが、私は自炊宿泊だったので、食べられませんでした。残念。


 大鰐温泉は、現在は統合泉となっています。昔はあちこちに泉源があり、それぞれ異なるお湯を引いていたのだそうで
 「民宿赤湯」などは赤湯源泉からお湯をひいていたので、この名になったとか。
 鉄泉などもあったらしく、現在ではそのようなお湯の個性を比べることが出来なくなっていますが
 それでも十分良いお湯です。冬の寒い日、体の芯まで温まるお湯。
 スキー場も近いので、滑って転んで冷えた体を温めるのに最適な温泉です。

【最終訪問】
 2005年1月

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