恐山温泉(おそれざんおんせん)

【交通】
 車:下北半島むつ市中心より約15KM。途中から看板あり。
    駐車場完備。

  マピオンでの周辺地図    

【共同浴場】
 恐山に入山すれば無料で入れる男女別の浴場あり。

 恐山
   むつ市田名部字宇曽利山3-2
   0175−22−3825(恐山寺務所)
   入山できるのは5月1日〜10月31日の6:00〜18:00
   入山料として500円。 

   むつ市観光案内

【宿泊施設】
 宿坊あり。以前は本当に「宿坊」という感じだったのだが、近年改装して
 現在は立派な旅館のようになっている。
 宿泊レポはリンクページの「はしご湯のすすめ」をご参照ください。

【泉質等】
 硫黄泉。半透明の湯の中に白い湯の花が浮いている。
 酸っぱく、硫黄臭あり。かなり熱めのお湯。

【効能】
 書かれておらず不明。
 手元の資料では「神経痛、リウマチ、胃腸病、皮膚病(口伝)」とある。

【風呂】
 男女別に2つずつ。それぞれが独立した棟になっている。
 宿坊宿泊者専用の風呂もある。


 恐山は有名な霊場です。
 イタコで有名ですが、イタコは実は1年中いるわけではありません。
 湯でたこは恐山を数回訪れていますが、いまだにお目にかかったことはありません。
 まあイタコはいなくとも、この霊場のこの世ならぬ雰囲気を味わうだけでも価値があります。
 噴き出す硫黄のせいで樹木の無い荒野、赤いあぶちゃんのお地蔵さん、回り続ける風車。
 寺山修司の映画「田園に死す」でも、恐山は重要な役割を果たしています。


 山門を抜けて少し歩くと道沿いに男女別の湯小屋があります。
 浴槽のみのシンプルな造り、脱衣所もすぐ脇にあります。
 以前行ったときはもっとお湯が白濁していたようなのですが、
 一番最近(2002年)は透明で湯の花が浮いていました。
 季節によって多少の泉温の違いなどがあるのでしょうか。
 かなり熱めのお湯なので湯の量が調整されており、
 さらに水でうすめることもできますが、なんとかそのまま
 入りました。


 湯小屋の周囲の光景は他の温泉では味わえないものです。
 車で恐山に向かう途中の道にも、お地蔵さんと風車があちこちに。
 なんともいえない寂しい、悲しい風景。
 「これはこの世のことならず 死出の山路の裾野たる 賽の河原の物語」と語る地蔵和讃を
 そのまま現したような景色。
 九州の温泉地獄などは恐ろしさを感じますが、ここは寂しさを感じるところです。
 温泉もおすすめですが、この惜寂感にも浸ってみて欲しいと思います。

【最終訪問】
 2006年9月

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