会瀬温泉 (おうせおんせん)

【交通】
 車:常磐自動車道日立中央ICより県道を日立駅方面へ進み、会瀬小学校のそば。
    非常に説明しづらい場所なので、地図参照。駐車スペースはないので、
    近くの駐車場を探して、後は徒歩で探すのが良い。

     マピオンでの周辺地図  

【共同浴場】
 1軒「会瀬の湯 寺の湯」

 @会瀬温泉 寺の湯
    茨城県日立市会瀬町2丁目   0294−37−2912
    立ち寄り営業時間 8:00〜21:30 300円 不定休

【宿泊施設】
 同じく「会瀬の湯 寺の湯」で宿泊も出来るよう。

【泉質等】
 硫黄泉。源泉温度18度。

【効能】
 効能書きなどがなく不明。

【風呂】
 いわゆる昔の銭湯。入り口から男女が分かれていて、中に入ると番台がある。
 鉱泉を沸かしている浴槽が2つ、わずかに温度が違う。
 浴槽のお湯を薄めるための蛇口があり、そこからは鉱泉が出る。
 蛇口から出たての鉱泉は、無色透明、かすかな硫黄臭。


 手元の本には「宿泊も出来る」と書いてありますが、建物を目の前にして「?」マークが
 頭に乱れ飛んでしまいました。
 とにかくすごい建物。とにかく古い。
 私が子供の頃は、こういう建物は随所にあったものだけれど、最近は滅多なことでは見かけない。
 入り口の引き戸もサッシではなく木枠。それをがらがらと開けて、中へ入ります。
 中はいわゆる普通の銭湯の造り。入ってすぐに番台があって、木の床の脱衣所に上がります。
 ロッカーなどは勿論なし、籐でできた丸い脱衣かごです。

  

 お風呂は全部タイル張り、タイルの壁のあちこちに広告の看板がかけてあるのですが、これがまた古い。
 私が物心つくかつかないかの頃には既に存在していたであろうと思われる看板です。
 「電球はナシヨナル」と古い字体で書かれて電球坊や(若い人にはわからないかも)がその下でえへんと威張っていたり、
 この近所のお店と思われる、中原淳一風(あくまでも「風」です)の女性が描かれた洋品店の看板など。
 ところどころ塗装がはげかかっていますが、それが更に雰囲気を増しています。

 

 お湯は沸かし湯なのですが、これも昔のままの形式で
 浴槽に鉱泉を貯めて浴槽の中に設置されているお釜で加熱します。
 今の銭湯はボイラー式で循環させているところが殆どですが、ここは静かに加熱していました。
 熱ければすぐそばの蛇口をひねって冷たい鉱泉を出せばよし。
 真水で薄めるのではないので、遠慮せずにできるのがいい。
 茨城県はこのような貯めおき加熱方式が多く、宿でもこのやり方のところは結構あります。
 循環濾過の設備は高額ですし、こっちのほうが私も個人的に好き。
蛇口からは鉱泉が出る

 

 ここはとにかく建物、設備ともにかなりの年代ものなので、レトロ的なものが好きな人にはお奨め。
 でも新しくてきれいな建物で設備も良くないと、、、という人にはお奨めできません。
 私くらいの年代(何歳かは内緒)の人ならば、はっきりとした記憶は無くても結構懐かしい思いに
 浸れるのではないでしょうか。ナショナルの電球坊やを見ていたら、子供の頃よく見かけた
 オレンジ色の街灯の明かりを思い出しました。昔は良かったなどというつもりはないのですが、
 自分が子供だった頃の時代背景は、やはり良かったと思うのです。
 それは誰もが感じることで、こうやって人間年とっていくんだなあと、最近しみじみ痛感します。

【最終訪問】
 2003年夏頃

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