桜野温泉(さくらのおんせん)

【交通】
 車:道央自動車道国縫ICより国道5号線を亀田半島方面へ進み
    野田生というところで県道へ右折、約10KMほど走ると到着する。
    ICからは約45KM弱。駐車スペースは数台分あり。

    マピオンでの周辺地図   

【共同浴場】
 なし。1軒宿の「熊嶺荘(くまねそう)」で立ち寄り入浴が出来る。下記参照。

【宿泊施設】
 1軒宿「熊嶺荘」。

 @熊嶺荘
    北海道山越郡八雲町桜野   0137-66-2564
    立ち寄り入浴時間 9:00〜21:00 500円 年中無休

【泉質等】
 食塩泉、源泉温度は55度。PH6.6、地下30Mより自噴。
 全く手を加えられていない、湧き出したそのままのお湯を使っている。
 ほのかに濁ったお湯で匂いはなく、塩味。ツルツル感が少し感じられる。
 鉄分のような、オレンジ色の湯の花が沢山湯中に舞っている。
 浴槽のふちや浴室の床には温泉成分の堆積が出来ている。

【効能】
 リウマチ、運動器障害、創傷、更年期障害など。

【風呂の様子】
 男女別の内湯が各1と、混浴の露天風呂が1つ。
 内湯も露天も岩組み、露天は宿の人の手作りだそうです。
 露天は混浴、一応男湯からも女湯からも行けるが、ちょっとわかりにくい。
 男湯よりも少しだけ余分に歩くようになっていて、簡素な仕切りを開けていく。
 露天からは川が見下ろせ、宿へやってくる車が橋を渡るのが見えるので
 その橋をよく見ていれば新たな入浴者が来たのがわかる。
 ただし宿泊の場合は、この限りではないです。


 噴火湾に沿って走る国道5号線は快適なドライブが楽しめます。
 海沿いの道から見える海は、湾とは言ってもかなりの広さですので
 静かに雄大に広がる海を眺めることが出来ます。
 しかし横道に入れば、そこは山。それ程の高さはないかもしれませんが
 それなりの山が続いています。
 桜野温泉はそんな静かな場所にあります。


 一見普通のきれいな民家のような外観です。
 私がお邪魔したのは午前中で、もう宿泊客も居ない時間。
 静かにのんびりと入ることができました。
 光の加減で赤っぽく見えたりするこのお湯、よく見ると鉄のような湯の花が沢山あります。
 それらがオレンジ色なので、そう見えることもあるのでしょう。
 鉄の味は感じられませんでした。
 浴槽のふちには温泉成分がこびりついて、細かい突起が無数に見られます。


 露天は手作りとは思えないほど立派なものです。
 内湯よりは多少ぬるめになりますが、この日の気温に合っている温度で
 とにかく気持ちよかったです。
 目の前を流れる川を見ながら、絶え間なく溢れてくるお湯にゆったりと浸かる幸せ。
 立ち寄りの短い時間でしたけど、本当に至福のひと時でした。



 ここは古くからある温泉だそうです。
 動力を全く使わず自然湧出のみで、全く手を加えず使用されている貴重なお湯です。
 宿の人に聞きそびれたのですが、「熊嶺荘」という名前のとおり
 このあたりは熊が沢山居る場所だったのでしょうか。何しろ熊の嶺ですよ。
 確かに木の茂みから大きなヒグマがぬっと出てきてもおかしくないと思われるようなところです。
 もしかしたら人間がまだ見つけていない温泉が山の中にあって
 熊の親子がそのお湯に浸かっているのかもしれませんね。

【最終訪問】
 2004年4月

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