三瓶温泉(さんべおんせん)

【交通】
 車:山陰自動車道宍道ICより国道9号線に出て、海岸沿いを大田市方面へ走る。
   県道30号線にぶつかったら左折する。そのまま三瓶山方面を目指す。
   途中から看板が出ている。「薬師湯」は駐車場が2〜3台分、亀の湯は5〜6台分ある。
   ICより約60KM。悪路なし。

    マピオンでの周辺地図

【共同浴場】
 2軒「薬師湯(鶴の湯)」「亀の湯」

 @薬師湯(鶴の湯)
    島根県大田市三瓶町志学   0854-83-3311
    立ち寄り入浴時間 12:00〜20:00 300円 年中無休
 @亀の湯
    島根県大田市三瓶町志学 電話なし
    立ち寄り入浴時間 9:30〜21:30 100円 年中無休

【宿泊施設】
 温泉街に数軒ある。

 @大田市役所

【泉質等】
 薬師湯はナトリウム塩化物泉、源泉温度は37.5度。
 薄茶色に濁ったお湯で、浴槽の底は見えない。塩味と炭酸の味が微かにする。
 注がれている源泉は冷えているので、浴槽の中で加熱しているのだろう。
 亀の湯は含塩化土類食塩泉、源泉温度は37.3度。
 黄土色に濁ったお湯、塩味と炭酸味。浴槽底見えず。
 ここは源泉をそのまま掛流しているだけで、半端じゃないお湯の投入量で
 ぬるめのお湯が冷めずに浴槽を満たしていた。

【効能】
 神経痛、リウマチ、切り傷、筋肉痛、疲労回復など。

【風呂の様子】
 「薬師湯」は男女別の内湯。券売機で入浴券を購入する。
 石造りの四角い4〜5人くらい入れる浴槽に、薄い茶色の濁り湯が溢れている。
 湯出口から注がれる鉱泉は冷たく、浴槽内で加熱しているのだろうが
 お湯が濁っているので、どうなっているのかわからない。
 「亀の湯」は男女別の内湯で、管理者はいるのだが通常無人。
 料金箱に100円投入する。10円玉などはいいらしいが、1円玉は駄目とある。
 7〜8人入れる大きさの楕円形の浴槽に、怒涛の掛流し。とにかくすごい。
 水のカランがいくつかあるだけで、シャワーなどは一切なし。
 浴槽に入らずに捨てられている掛流しのお湯があるので、そこでみんな体や髪を洗う。
 夕方あたりからは加熱されるようだが、午前中は源泉そのまま。


その名の通り三瓶山の麓に位置する三瓶温泉。
騒々しくない、静かな温泉地です。
数軒の宿と、2軒の共同浴場があります。
その1つ、「薬師湯」。しかし看板には大きく「鶴の湯」と書かれていますね。
どちらの呼称も正しいようですが、もう1軒は「亀の湯」なので
こちらは必然的に「鶴の湯」となったのでしょう。

 

静かに溢れるきれいなお湯。
外からの光に湯面が光って、鏡のように見えて大変きれいです。
ツルツルする感触の、とてもよく温まるお湯です。
加熱しているとはいってもそれほど熱くないので
お湯の溢れる音に耳を傾けながら、目を閉じてゆったり入っていられます。

 

これが湯出口。成分で変色しています。
三瓶山に源泉があるそうで、そこからこの共同湯にたどり着くまでの間に
温度が下がってしまうのだそうです。
でも源泉をそのまま注いでいて沸かしているので、お湯の個性は十分出ています。

 

こちらは「亀の湯」です。なんとたったの100円です。
「薬師湯」と同じ町内ではありますが、車で2分ほど離れています。
歩くと10分弱かかるでしょう。
「薬師湯」のお湯だけでも満足でしたが、こちらのお湯の使い方に
入ってみて驚かされることになります。

 

外観から想像するよりも広い浴室と大きな浴槽。
そしてとんでもない量のお湯がざんざんと流れています。
先ほどの「薬師湯」はとても静かな印象があったのですが
「亀の湯」はお湯の音が響き渡る浴室でした。
大きな浴槽からお湯がざあざあと溢れて、浴室の床をすべるように流れていきます。
勿体無いと思ってしまうくらいの掛流しです。
浴槽の真ん中の筒よりお湯が出ています。では、奥にあるT字のものは?

 

これがそのT字の湯出口拡大図。このお湯は浴槽には入らず、捨てられます。
これはあがり湯なのです。もしくは体を洗うお湯。
地元の常連さんと思われる人は、この下に頭を突っ込んで洗っていました。
天然温泉のシャワーというわけです。すごいですね〜。
そのまま捨てられてしまうというのは勿体無い気もします。
湯量に恵まれている温泉だからできることなのでしょう。
雰囲気といいお湯といい、申し分ない共同浴場を見せていただいたと思います。
自宅近くにあったら毎日通うのになあ。三瓶の人たちが心からうらやましく感じた温泉でありました。

 

【最終訪問】
 2005年8月

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