猿賀温泉郷(さるかおんせんきょう)

【交通】
 車:東北自動車道黒石ICより国道102号線を弘前方面へ走り、
    県道13号線を左折して4〜5KMほど進むと、猿賀になる。
    各施設の地図は下記参照。ICからは約6〜7KM。

    マピオンでの周辺地図 → さるか荘 おのえ荘 大和温泉 憩の湯

【共同浴場】
 1軒「さるか荘」
 下記の宿泊施設でももれなく立ち寄り入浴が出来る

 @平川市農村環境改善センター さるか荘
    青森県平川市猿賀池上45-1    0172-57-5316
    立ち寄り入浴時間 5:30(冬季は6:00)〜21:30 300円
    毎月第3水曜日および正月三が日は休み

【宿泊施設】
 3軒「ウェル津軽おのえ荘」「大和温泉」「フラワーランド憩の湯」

 @ウェル津軽おのえ荘
    青森県平川市猿賀池上100    0172-57-3135
    立ち寄り入浴時間 5:30〜21:30 350円
 @大和温泉
    青森県平川市中佐渡南田1-2    0172-57-2852
    立ち寄り入浴時間 6:00〜22:00 350円
 @フラワーランド憩の湯
    青森県南津軽郡尾上町大字新屋町字道ノ下35-2    0172-57-5678
    立ち寄り入浴時間 5:00〜22:00 300円 年中無休

【泉質等】
 単純泉。
 おのえ荘はほぼ無色透明無臭で、かすかな甘味がある。
 ツルツル感があって、泡付がわずかに見られる。
 さるか荘はわずかに黄色みを帯びた透明なお湯で、甘味をかすかに感じる。
 時々ごく弱いアブラ臭を感じた。やはりツルツル感のあるお湯。
 「憩の湯」は無色透明無味無臭、ツルツルのお湯。
 「大和温泉」はやはり無色透明無味無臭、ツルツル。

【効能】
 リウマチ性疾患、神経痛、関節痛など。

【風呂の様子】
 「おのえ荘」は、男女別の内湯。7〜8人ほど入れる大きさの浴槽。
 加水で掛流し、丁度良い温度になっている。
 「さるか荘」は、男女別の内湯と露天。加水掛流し。
 いずれもシャワー、カランなどの設備は完備。
 「憩の湯」はとにかく広い浴室。親子連れでも楽しめるお風呂。
 掛流しで、源泉槽らしきものがある(熱い)。
 「大和温泉」は町中の温泉銭湯という感じだが、盛大に掛流し。


蝦夷討伐の将が死後大蛇となったのを恐れた人々が、
その霊を鎮めるために祀った、猿賀神社。
そのすぐ近くに、良質の温泉の施設があります。
猿賀源泉は「おのえ荘」「さるか荘」のみですが、
近くには別源泉で、やはりとてもいいお湯が出ています。
まとめて紹介しましょう。
この神社のすぐ近くにある、「おのえ荘」。外観の写真は、撮り忘れましたが、
とても大きくてきれいな施設です。

 

露天はなく内湯のみですが、滔々とお湯が溢れています。
ツルツル感のあるお湯。わずかながら泡つきがあります。
源泉が熱いので、加水調節をしていますが、
そのためか湯上りはさっぱりとした感触です。
夜の浴室は適度な照明で、とてもいい感じです。

 

浴槽のふちにはこのようなお湯受けがあって、
お湯が外にこぼれないようになっています。
というのも「おのえ荘」は、老人ホームも併設されており、
長期滞在のお年寄りが入りに来るのです。
お湯で滑らないようにという配慮なのでしょう。
温泉つきの老人ホーム、いいですね。
私も年寄りになったら、今よりももっとのんびりと温泉に入りたいものですが、
果たしてどうなることやら。

 

「おのえ荘」のすぐ近くにある「さるか荘」です。
こちらは立ち寄りのみの施設。
ロビーはいかにも公共の施設という雰囲気ですが、
お風呂はなかなかのものでした。

 

薄黄色く透明なお湯。やはりツルツルする感触です。
口に含むとかすかに甘味を感じるのですが、
匂いはわずかながらアブラ臭を感じます。
内湯は2つに別れていますが温度差はそれほどなく、
どちらも適温に調整されています。
朝早かったのに、もう数人のお客さんがのんびりしていました。

 

露天も同じお湯です。多少ぬるくなっています。
本当はもっとゆっくりと入っていたかったのですが、
途中で雨が降ってきてしまって、内湯へと引き上げました。
寒い外気の中で入るお風呂はやはり格別。
雪の露天だったら、最高だったかも。
しかし年末で雨が降るとは。やはり今年は暖冬だなあ。

 

猿賀神社の敷地内には、2つの大きな池があります。
そのうちの1つ、見晴ヶ池。鴨がうじゃうじゃいました。
みんな池に向かって整列していました。なんでだろう。
もう1つの鏡ヶ池は蓮で覆われているそうで、
季節になったら、さぞかし美しいのでしょうね。

 

さて、そこから少し離れた場所にある「憩の湯」。
こちらはかなり大きな建物です。
広い駐車場は車が沢山。
ロビーもとても広く、湯上りの親子がくつろいでいました。

 

浴室は大変広いです。浴槽もいくつもある。
深い浴槽や寝湯など、バラエティに富んでいます。
設備的にもかなり充実しており、子供なんかは喜ぶだろうなあ。
そして嬉しいのは、源泉槽らしき浴槽があること。
かなり熱めのお湯ではありますが、源泉を用意してくれるというのは
温泉マニアにとってはありがたいものです。

 

「大和温泉」は弘南鉄道黒石線の尾上駅のすぐ近くにあります。
「温泉公衆浴場」と書かれたガラスと、暖簾がたまらない。
宿もあるようで、「旅館部」と書かれた扉もありました。
そそられるな〜、今度宿泊してみたい。
こういう鄙びた昔ながらの温泉銭湯、大好きです。

 

浴室はシンプル。温泉の浴槽と、水風呂があります。
お湯は盛大に掛流し、勿体無いほどです。
ツルツルのお湯で適温。とにかく気持ちいい。
タイルの上をお湯が溢れて流れていくのは、
見ていて本当に惚れ惚れしました。

 

お湯は浴槽の隅の小さな筒から、だばだばと出ています。
加水も加温も消毒も何もなし、の本当にピュアな温泉。
地元の人たちが普段どおり入りに来ているのを見ていると、
本当に共同湯っていいなあと思いました。
自然に笑顔になってしまうような、そんな温かいお湯と雰囲気。
寒い冬の青森で、体も心もぽかぽかに温まったのでした。

 

【最終訪問】
 2006年12月

HOMEへ>>青森県一覧へ