下田温泉(しもだおんせん

【交通】
 車:最も近い高速のICは東名の沼津になるのだろうが、その先がかなり遠い。
   半島の先端なので、半島の西側東側どちらからでもかなりかかるが、
   かろうじて東回りのほうが距離が短い。
   伊豆半島は休日などはかなり渋滞も起こるので、その覚悟で。
   詳細は地図参照のこと。
 電車:伊豆急下田駅下車、その後徒歩。
     銭湯の「昭和湯」は、駅より徒歩20分くらい。

    マピオンでの周辺地図

【共同浴場】
 温泉銭湯が1軒「昭和湯」と、町中に無料の足湯がある。
 また、宿の立ち寄り湯も利用することができる。

 @昭和湯
    静岡県下田市三丁目5-11    0558-23-0739
    立ち寄り入浴時間 9:00〜20:30 360円 10日25日定休

【宿泊施設】
 観光地なので、たくさんある。

 @伊豆下田観光ガイド

【泉質等】
 単純泉。無色透明無味無臭。さっぱりとした肌ざわり。
 源泉温度は56度。

【風呂の様子】
 番台式の、昔ながらの銭湯。奥に浴槽がある関東形式。お湯は半循環。


房総半島、伊豆半島、紀伊半島。
半島というのは、予想以上に先端までが遠いものです。
どこも半島の周囲をぐるりと周回する道があって、半島の真ん中に道がある。
迂回ルートが少ないので、どうしても渋滞は起こるし、車で行くのはちと大変。
私は伊豆にはできるだけ電車を使いたいと思っているので、
今回の下田行きも踊り子号を利用しました。

 

下田の駅前に観光案内所があるので、地図をゲット。
それを片手に歩き回ります。
下田の街は路地が多く、一日歩いてまわるのにちょうどいい広さ。
街にも風情があるので、それを楽しみながら歩いて行くと、
路地裏にひっそりと下田に残る唯一の温泉銭湯である
「昭和湯」があります。なまこ壁がいいですね。

 

番台式の、昔ながらの銭湯です。大きな扇風機、体重計。
浴室は小ぢんまりしており、奥に浴槽が1つの関東形式。
シャワーはなく、カランのみです。

 

浴槽に身を沈めると、ざざーっとお湯が溢れます。
その後しばらくすると元のお湯の量に戻るあたり、
半循環かと思われます。
さっぱりしたお湯ながら想像以上に保温力があり、
のんびり入っていたら湯あがりに汗がひかなくて大変。
癖のないお湯なので、どなたでも大丈夫だと思います。
街には漁師さんも多いので、朝から営業しているのですね。
下田で1軒だけ残った銭湯、今後も頑張って欲しいです。

 

下田の街中には無料の足湯があります。
商店や住宅が並んだ中にある「ハリスの足湯」。
建物自体が他と様子が違うのでわかりやすいし、
このような看板も出ています。

 

7〜8人は並んで入れそうな立派な足湯です。
タオルなどは当然ながらないので、ご持参ください。
お湯は無色透明、やや熱め。
ここは循環せずに掛流しのように見えました。
温度が高いので、2分ほどで足が真っ赤になりました。

 

海岸に沿った道は景色もいいので、大きな宿が並んでいます。
その海沿いにも、足湯があります。
あずまや風の屋根があるので、遠くからでもわかりやすい。
「海遊の足湯」と立派な看板も立っています。

 

このように大人気の足湯で、私が入れる隙間すらないです。
ここは確かに眺めがよく、足湯から海を眺めると
右のような美しい景色なのです。
こんな景色を眺めながら、足は温泉でぽかぽかさっぱり。
この日は少々くもり空でしたが、おかげで陽が強すぎることもなく、
のんびりと皆さん足湯を楽しんでました。

 

その他にも下田の街にはお湯があちこちに見られます。
観光協会の建物の玄関先にも、このように足湯がありますし、
商店の店先に下の写真のような「手湯」があったりします。
お湯の豊富さを感じさせる、温泉地ならではの演出ですね。
↑観光協会足湯と   ↓街中にたくさんある手湯たち

 

温泉の街でもあるけれど、歴史の街でもある下田。
唐人お吉の記念館やペリーの碑などだけではありません。
街中には、100年を超す貴重な建築物がいっぱいです。
これらはとても貴重なもので、それらのパンフレットもありますので、
それを片手に古い建築物を探して歩くのも楽しい。
右の建物は「松本旅館」という看板がかかっていましたが、
現役の宿なのでしょうか。
こんな歴史ある建物に、一度泊まってみたいものです。

 

建築だけでなく、お店の中などにも見どころが。
これはある酒屋さんなのですが、建物の歴史もあるのですが、
お店自体の歴史もとても長いのだそうです。
右の写真中央の紙の束は、昔の帳簿。驚くほどきれいに残っています。
ブリキの古い看板やポスターなど、本当によく保存されていますし、
お店の方も色々と親切に説明してくださいました。
日本の古い歴史と出会える街、下田。
この街を歩いていると、ふと古の人たちと会話しているような気になる。
そんな不思議な気持ちにさせてくれる、とても素敵な街でありました。

 

【最終訪問】
 2007年6月

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