白浜温泉 (しらはまおんせん)

【交通】
 車:湯浅御坊道路終点御坊ICより国道42号線を南下、約45KM。
    有名な温泉地なので道路標示はきちんと出ていて迷うことはない。
    無料の観光客用の駐車場はあるが、台数が限られている。

     マピオンでの周辺地図   

【共同浴場】
 無料・有料含めて6軒。その他にも観光客向けの立ち寄り入浴施設あり。

 「白良湯」「崎の湯」「しらすな」「綱の湯」「松の湯」「牟婁湯」

【泉質等】
 ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉、硫黄泉、ナトリウム塩化物泉など。
 源泉により泉質がかなり異なる。源泉数は約50箇所。

【宿泊施設】
 ホテル・旅館・民宿などたくさん。

 白浜観光協会のHP

【効能】
 リウマチ、婦人病、更年期障害、虚弱体質など。

【共同浴場の風呂】
 「崎の湯」と「しらすな」は露天風呂のみ。あとは内湯のみ。細かい描写は湯でたこの感想をどうぞ。


 紀伊半島は温泉の宝庫で、特に和歌山はあちこち温泉だらけです。その中でもひときわ有名な、南紀白浜。
 昔は新婚旅行のメッカであり、奈良県も近いことから、かなり古い時代の記録も残っている温泉地です。
 大阪からも近いため、近畿地方の一大リゾート地となっています。

 白浜には5つの共同浴場があります。
 どの宿でも「湯めぐりスタンプ帳」というのを置いてあり、それを持って湯めぐりすると、各浴場で50〜100円程度割引に。
 全部の共同浴場を回ってスタンプ欄が一杯になれば、記念品の湯の花がもらえます。

 

 「しらすな」は水着着用の温泉です。
 白浜のビーチにあって、柵も低く周囲からも丸見えですので、裸厳禁です。
 温泉に入るというよりも、水着で入ってみんなで遊べる温泉プールのような感じ。
 海水浴で冷えた体を温めるのに丁度いいかも。
 でも、夏は日焼けした肌に、この熱いお湯はちょっときつそう。
 ベンチが置いてある足湯コーナーもあります。
ビーチにある

 

 「崎の湯」は普通に裸で入る、男女別の露天風呂です。
 ここの特徴は、お風呂からの景観。目の前は雄大な海。ただただ広がる海。
 今にも鯨でも出てきそうな水平線を眺めながら入浴できるのです。
 脱衣所はお風呂のすぐ横に棚がしつらえてあるだけ。
 海風が強いので、衣類の上に重石をします(石が沢山おいてあります)。
 
 この露天の更に海よりにはもう1つの湯だまりが。
 それはここの露天風呂から掛流されたお湯が流れ落ちていく場所ですが
 そこにも入ることができます。
 満ち潮になると海水がその場所まで押し寄せ、温泉と海水が混じりあい
 何がなんだかわからない状態になるそうで。
 その迫力がものすごいらしいのですが、私は残念ながら見ることかなわずでした。
 次回は満ち潮の時に行って、是非とも見てみたいものです。
ここは水着ではだめ 温泉成分がすごい

 *湯でたこの訪問後、「崎の湯」は改装され、上記のような温泉と海水が混じりあうお風呂に入ることは出来なくなりました。
   また、無料だったのですが、300円の料金が加算されるようになりました。

 

 「松の湯」は白浜のシンボル、円月島を眺める場所にあります。
 何の変哲も無い普通の共同浴場ですが、かなり熱めの食塩泉。しかもすごく濃い。塩辛い。
 しかしその熱さが大変気持ちよく感じられる不思議なお湯です。
 地元の人も沢山通っています。
 設備的には古くて、蛇口は「水」のみ。
 慣れた地元の人は大きなビニール袋に水を入れ、それを浴槽に浮かべて温め
 あがり湯として使っています。

 

 「綱の湯」は白浜の中心地から1kmくらい離れた場所にあります。
 ここのお湯だけは、ちょっと他の共同浴場とは、見た目からして違う。
 白濁して、とろりとした感じの硫黄泉。勿論浴室内には硫黄の匂いが充満。
 湯出口には温泉成分を濾すためのガーゼが装着してあるのですが、すごい量たまっていました。
 周辺は普通の商店街、観光色は薄い場所です。
白いお湯

 

 「白良湯」は白浜の海岸沿いにあり、外湯スタンプ帳の表紙も飾っています。
 観光ガイドブックにも「牟婁湯」と並んで取り上げられることの多い外湯です。
 浴室は2階にあって、大きな窓から白浜海岸が眺められるつくり。
 ここは機械で温度調整しており、いつでも快適な温度で入浴できます。
 夕方に入ると、白浜海岸がだんだんと夕日に染まっていくのが見えます。
 木造で趣ある造りですが、階段には車椅子用の電動レールも設置されており
 時代にあった建築となっています。
新しくきれいな浴室

 

 「牟婁湯」はなんと日本書紀にも記録が残る、大変歴史のあるお湯です。
 道路を挟んだ反対側に源泉があります。
 ここは2本の源泉から引湯しており、2種類のお湯を楽しむことが出来ます。
 どちらも飲泉できて、ちゃんとコップも置いてある。
 浴槽もかなり大きく、20人くらいは入れるでしょうか。
 カランなども沢山あり、洗い場も広めです。
 ちょっと重厚でシックな感じの外湯です。
歴史はあるが建物は新しい 大きな浴槽に掛流し

 

 白浜温泉は観光地なので、旅館や民宿、ホテルも多いです。
 夜になるとそれらの灯りがきらきらして、とても明るくいい雰囲気です。
 かなり違うかもしれませんが、私はハワイを思い出してしまいました。
 昔は新婚さんが沢山訪れたのもわかるような気がします。
 私の温泉テリトリーからはかなり地理的に遠いのですが、是非又訪れてみたい温泉地の1つです。
街角の貝のモニュメントからも
温泉がこぼれる

【最終訪問】
 2003年3月

HOMEへ>>和歌山県一覧へ