墨田区の温泉(すみだくのおんせん)

【交通】
 車:御谷湯は首都高速7号小松川線錦糸町ランプを出て四ツ目通りを北へ、蔵前橋通りを左折。三ツ目通りを右折してすぐ。
    大通りからはちょっと入ったところにある。駐車場はないので 付近のコインパーキングを利用する。ランプより約2KM。
    泉湯はやはり錦糸町ランプで下車、四ツ目通りを北へ。
    業平3丁目の交差点の付近なので、そのあたりでコインパーキングに停める。
    錦糸浴場は、車はおすすめしない。
 電車:御谷湯はJR錦糸町駅から徒歩15分、または都営新宿線本所吾妻橋駅より徒歩15分。
     泉湯は都営地下鉄浅草線押上駅より徒歩5分。
     錦糸浴場はJR錦糸町駅から徒歩5分。

    マピオンでの周辺地図  御谷湯  泉湯  錦糸浴場

【共同浴場】
 温泉銭湯「御谷湯」と「泉湯」がある。
 「錦糸浴場」は鉱泉ではないか、と湯でたこが睨んでいるというだけなので、そのつもりで。
 違ってたらゴメン。

 @御谷湯
    東京都墨田区石原3-30-8   03-3623-1695
    営業時間 16:00〜24:00 月曜日定休
    400円(東京都の銭湯料金に準ずる)
 @泉湯
    東京都墨田区業平3-9-1   03-3623-1803
    営業時間 15:30〜24:00 日曜日には8:00〜12:00の朝湯も営業。不定休。
    400円(東京都の銭湯料金に準ずる)
 @錦糸浴場
    東京都墨田区錦糸2-6-3   03-3626-9756
    立ち寄り入浴時間 15:30〜1:00 第1・3月曜日定休
    400円(東京都の銭湯料金に準ずる)

 東京都浴場組合公式webサイト

【宿泊施設】
 なし。

【泉質等】
 御谷湯は炭酸水素ナトリウムメタ珪酸泉。濃いウーロン茶のような色。ツルツル感がある。
 透明感があり、無味無臭。
 泉湯はメタケイ酸泉。無色透明、無味無臭。
 錦糸浴場は無色透明、無臭。ややカルシウムを感じる味。

【効能】
 神経痛、筋肉痛、冷え性など。

【風呂の様子】
 いずれも男女別の内湯、露天なし。
 御谷湯は源泉温度は低いので、沸かし湯となっている。
 温泉が使用されている浴槽は3つ。温度差があり、源泉そのまま、中温、高温。
 湯でたこが取材した日はそれぞれ22度、42度、48度を指していた。
 他にも真湯の浴槽がたくさんあり、全部で7〜8つ。いずれも浴槽が小さい。 
 泉湯は関東形式の浴槽配置で、大きな浴槽が2つある。


      墨田区の錦糸町駅より北のあたりは、昔は本所と呼ばれていました。
      いまでこそ高層ビルが建ち並び駅前は賑やかですが
      東京大空襲で丸焼けになってしまった地域でもあります。
      駅前にJRAの場外馬券売場があり、日曜日の混雑はすごいものです。
      そんな錦糸町からそれ程離れていない場所に、温泉銭湯が2軒あります。

 

 「御谷湯」は関西形式の浴槽配置の銭湯です。
 温泉浴槽は3つ。温度差があります。
 夏などは冷たい温度が気持ちいいのですが、やはりちょうど良い温度が人気。
 それぞれ温度計がついているのですが、一番熱い浴槽は48度!でした。
 熱いお湯を好むといわれる江戸っ子ですが、この浴槽に入っている人を私は見たことがないです。
 でも私が行かない日や時間に入っている人がいるのでしょうね。う〜ん、すごい。
 でも冬の寒い日には、このくらい熱いお湯に入りたくなるかもしれませんね。

 

 このくらいの薄い茶色。浴槽にたまったお湯の色は、濃いウーロン茶のようです。
 肌触りはツルツル感があって、ヌルヌルする感触の黒湯とは又違う。
 しっとりというよりは、さっぱりしたお湯です。

 

 「泉湯」は押上駅近く、大通りである四ツ目通りより1本奥に入った場所にあります。
 地図を片手に夕方歩き回って、ようやく発見できました。
 番台ではなくロビー形式。
 そこに座っていたご主人から「いらっしゃいませ!」と元気のいい掛け声が。
 とにかくここのご主人は愛想がいいし、挨拶の声も威勢がよくて
 こっちも元気付けられます。

 

 こちらは無色透明のお湯です。写真ではちょっと黒く見えますが、透明です。
 関東形式の浴槽配置で、そこに温泉浴槽が1つあります。
 見た目の特徴には乏しいお湯ではありますが、歴とした温泉。ロビーには効能書きもあります。
 でも、ここの銭湯の魅力は、お湯よりもご主人の笑顔かもしれません。

 

さて、こちらは湯でたこが「実は鉱泉ではないか」と睨んでいる銭湯です。
錦糸町駅から徒歩5分ほどの裏通りにある「錦糸浴場」。
ビル銭湯なのですが、ここのお湯が限りなくあやしい。
地下水を使用しているとのことですが、しっかりと調べてみれば、
それなりの結果が出るのではないか・・・と思います。

 

私が行った日は、たまたま薄荷湯の日でした。
浴室中に、ミントの香りが充満。これはこれで、とてもいい匂いでした。
ミントの色がお湯に出ているので、茶色くなっていますが、
いつもは透明なお湯だそうです。
ジャグジーの勢いが強くて、お湯の動きが激しいので、
浴槽でのお湯の観察は十分には出来ませんでした。

 

しかし洗い場でカランからお湯を出していたところ、途中から黒いものが混じるではないですか。
よくよく見てみると、ケロリン桶にうじゃうじゃあります。
お湯の使いはじめには出ていなかったのに、途中から突然出始めました。
明らかに湯垢とは違うこの黒い物体は、湯の花かもしれません。
水を口に含んでみると、カルシウムっぽいような味がします。
番台の人に聞いてみたのですが、あまりそういうことに関心がないようでした。
もしかしたら違うかもしれませんが、地下水らしいので、可能性はあります。
いずれにせよ、面白い体験でありました。

 

      今、東京の銭湯は次々と廃業しています。勿論温泉銭湯も。
      白金の「金春湯(黒湯)」、砂町銀座の「銀座湯温泉(食塩泉)」など、ここ数年でいくつも廃業しました。
      みんな家に内湯が備わってしまったので、銭湯を昔ほど利用しなくなったわけなのですが、
      私のように家の狭いお風呂よりも大きな公衆浴場のほうが好きで、
      温泉銭湯によく出かけるという人もそれなりに居るはず。
      日銭が入ってくる商売であっても、今の世の中ではなかなか経営も難しいのでしょうか。
      また経営の問題だけではなく、跡継ぎがいないなどの問題もあったりするようで
      以前ある銭湯が廃業するということで最後に入りに行ったことがあるのですが、そこは後継者難での廃業でした。
      息子さんは居るそうですが、夕方から夜にかけての一番リラックスできる時間を拘束されてしまう仕事はいやだということで
      廃業を決めたのだそうです。


     これも時代の流れで仕方ないことです。
      あと
10年たった頃に、これらのページに「廃業」の2文字を書き込まなくてすめばよいなあと思います。
      そんな願いも込めて、家に風呂があるにもかかわらず、お金を出して今日も私は温泉銭湯へ向かいます。

【最終訪問】
 2003年12月

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