玉川温泉(たまがわおんせん)
【交通】
車:東北自動車道鹿角八幡平ICより国道341号線経由約25KM。
冬季は雪が深くなるため直接車ではいけない。
新玉川から雪上車の送迎となる。
マピオンでの周辺地図
【共同浴場】
なし。
【宿泊施設】
巨大な旅館「玉川温泉」1軒のみだが、近くに姉妹館の
「新玉川温泉」もある。湯治棟も併設されている。
@玉川温泉
秋田県田沢湖町玉川
0187−58−3000
年中無休 外来入浴7:00〜20:00(季節で変動あり)
600円 岩盤浴のできる遊歩道は無料
【泉質等】
硫化水素含有塩酸性緑礬泉。98度。無色透明、無臭、酸っぱい。
PH1・1の強酸性。
【効能】
動脈硬化・神経痛・リウマチ・皮膚病など。
【風呂】
男女別の、ヒバつくりの大浴場1つずつ。濃度別などいくつかに
湯船が分かれている。寝湯もある。
また「岩盤浴」と呼ばれる地熱で体を温める入浴法があり
散策コース(ここは無料で入れる)の脇に岩盤浴用の
テント小屋がある。そのすぐ近くに小さな露天風呂(混浴)がある。
囲いはない。
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ここ、玉川温泉は放射線を発するという北投石の産出地でもあり岩盤浴が盛んです。 皆さんゴザやバスタオル持参で、あちこちに横になっています。 蒸気の噴出し口がいたるところに見られ、そこで卵やお芋を蒸している人もいます。 この北投石は天然記念物なので持ち帰ると処罰を受けますので注意。 |
建物内のお風呂は大変広いのですが、それでも混雑していました。人気のほどが伺えます。
とにかくすごい酸性度なので、濃度別に源泉、50%など濃度別になっています。
飲泉もできるようになっていますが、倍くらいにうすめて飲むように注意書きが。
さらに飲用の後はうがいを必ずするように(歯が溶けるため)。
入浴後も真湯が用意されているので必ず浴びてから出ないと、皮膚の弱い人はただれてしまいます。
他に、箱蒸や、打たせ湯、高温の温泉熱を利用してのサウナなどもあります。
散策路の風景だけでも一見の価値ありです。
| ここは癌に効果があるという噂が口コミで広まり、全国から湯治に集まってきます。 テレビでも時々取り上げられますが、ここでの温泉療法は湯浴みよりも岩盤浴が主流。 玉川温泉一帯が微弱な放射線を放出しているらしく その効果によってある種の腫瘍に効果があるのでは、、、という話を聞きました。 つまりはこの場所にいるだけで温泉療法になるのです。 右の写真は岩盤浴用のオンドルテント。順番で利用します。 |
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散策路周辺の地面は本当に温かく、バスタオルなどを敷いてごろんと横たわっていると、本当に気持ちが良いのです。 弱い熱で長時間温めるから体の芯から温まり、冷えを原因とする症状(神経痛など)には 確かに効果があるだろうなと思います。そのくらい温まる。 オンドル小屋は一杯なことが多いので、皆さん通路以外の温かいところでごろごろしています。 |
私がこの玉川温泉の名前を知ったのは、温泉めぐりを始める以前のことです。
NHKの特集番組で初めて知った玉川温泉。その番組は、1人の癌患者の湯治の様子をレポートしているものでした。
その男性は脳腫瘍を治療するために約6ヶ月間という長い湯治をします。温泉に入り、岩盤浴をします。
連日それを繰り返し、再び病院でCTを撮ると、腫瘍が目に見えて小さくなっていたのです。
私はこの番組を見て、非常に興奮しました。そして、いつかこのすごい力を持った温泉に行ってみたいと思ったのです。
そして実際に行きました。ものすごい勢いで噴出す源泉と噂どおりのすごいお湯に、とても感動しました。
それと同時に、明らかに私のような観光客とは違って、病気の治療に来ていると思われる人も沢山見かけて
なんとも言えない気持ちになりました。
「癌に効く」ということで人気が高く、全国から湯治客が訪れます。
その為宿泊棟が不足し、新しく新玉川温泉という宿泊施設まで造りましたが、それでも収容しきれず
宿泊できない湯治希望者は、自分の車に寝泊りして湯治を続けることもあるのだとか。
そんな話を聞くと、本当につらくなります。どんな気持ちなのでしょうか。
私も今は健康ですが、そのうち必ずどこか悪くなります。ここを訪れるかもしれません。
その時に、この日のことを思い出すでしょう。そしてこの日とは別の気持ちで、玉川温泉と向き合うことになるのでしょう。
玉川の散策路を、家族に支えられて歩いていた、まだ若いのにげっそりと痩せた青年の姿を忘れることが出来ません。
玉川温泉の名前を聞くたび、あのすごい光景と強烈なお湯、そしてこの複雑な気持ちがよみがえってきます。
【最終訪問】
2003年9月