田屋の湯(たやのゆ)

      【交通手段】
       車:秋田自動車道昭和男鹿ICより県道経由ですぐ。
          IC近くの交差点をはさんで、道の駅昭和と反対側に位置する。
          駐車スペース十分。

          マピオンでの周辺地図

      【共同浴場】
       温泉銭湯が1軒「田屋の湯」

       @田屋の湯
         秋田県南秋田郡昭和町豊川竜毛字郷境29   018-877-5381
         立ち寄り入浴時間 10:00〜21:00 350円 月曜日休み

      【宿泊施設】
       なし。

      【泉質等】
       ナトリウム塩化物炭酸水素塩泉。源泉温度は18.5度。8L/分の自噴。
       加熱し、更に加水しているので、無色透明無味無臭に感じられた。ツルツル感は感じられる。

      【効能】
       切り傷、慢性皮膚病など。

      【風呂の様子】
       入り口に男女別の表示はない。中に入ると脱衣所の入り口があるが、ここにも表示はないので注意。
       5〜6人入れるくらいの浴槽が1つと洗い場。シャワーやカランなども完備。
       タイル張りの浴室で、清潔に保たれている。


 田屋の湯は歴史のある温泉銭湯です。
 歴史家の菅江真澄が1811年にこの地を訪れ、このお湯のことを書き記しているのだそうです。
 田屋の湯の目の前にある駐車場と道の間に、そのことが書かれた木の目印が立っています。

 

その田屋の湯、外観はこんな感じです。
銭湯だなんて、教えられなければ全くわかりません。
黒い木の外壁が粋な感じで、とてもシックな外観です。

中央のあたりに赤い庇が2つ見えますが、これが入り口。
入ると中はつながっていますが、その向こうに脱衣所への入り口があります。

 

 浴室はこのように小ぢんまりしたものです。壁のタイル絵がとてもきれい。
 歴史ある銭湯ではありますが、古くぼろいわけではありません。
 シャワーも備わっており、小さな普通の銭湯です。

 

お湯は加水加熱循環、私が行った日はちょっと熱めでした。
この写真だと茶色っぽく見えますが、無色透明です。
もっとも少し茶色っぽく見える日もあるようで、その日によって状態は違うようです。
浴槽底のタイルの一部が、かなり黒く変色していました。温泉成分での変色だそうです。

老人達が数人入っており、楽しげに会話しながらお湯に浸かっていました。
温泉というのはどこでも社交場の役目を果たすものなのですね。

 

約200年前から営業している温泉。
200年前にもこのお湯に浸かっていた人が居て、この土地で生活していたのです。
当時の暮らしはどんなものだったのでしょうか。どんな湯船に入っていたのでしょうか。
きっと平成の現在と同じように、お湯に複数の人が浸かりながら、色々な話に興じていたのでしょう。
多くの人を受け入れ、今もなお湧き続ける鉱泉と、それを守る人たち。
今後も今までと同じように、静かに見守られていって欲しいと思います。

      【最終訪問】
       2005年5月

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