田沢湖高原温泉(たざわここうげんおんせん)

【交通】
 車:東北自動車道盛岡ICより国道46号線を秋田県方面へ走り
    国道341号線を右折、その後案内看板に従って県道を右折し
    7〜8KM走る。ICからは約55〜56KM。
    道は舗装されており、危険な箇所は無い。
    どこも駐車場は完備されている。

    マピオンでの周辺地図

【共同浴場】
 なし。ホテルや旅館が数軒あり、どこでも立ち寄り入浴を受け付けている。

【宿泊施設】
 ホテルや旅館、山荘などがある。

 田沢湖町の公式サイト

【泉質等】
 単純硫化水素泉。白濁していてツルツル感がある。硫黄の匂いと味。
 お湯はやや熱め。

【効能】
 リウマチ、婦人病、皮膚病、水虫、痔など。

【湯でたこの入った風呂】
 「国民宿舎駒草荘」のお風呂は、内湯と見晴らしの良い露天風呂がある。
 高台にあるので、天気がよければ四方を見渡すことが出来る。

【湯でたこの感想】
 乳頭温泉郷や水沢温泉郷に近く、温泉に恵まれた場所です。
 とはいうものの、この田沢湖高原温泉郷も乳頭から引湯してきて
 生まれた温泉だそうで、水沢温泉郷は田沢湖高原から引湯したものだとか。
 とすると、大元は乳頭温泉郷なのですね。
 でも乳頭温泉郷も泉質が単一というわけではないので
 乳頭のどこからの引湯なんだか。
 一番似ているのが鶴の湯温泉のお湯かもしれませんが
 鶴の湯温泉のお湯はそれ程熱くないのです。
 ここを訪れた当時はそのことを知らなかったのですが
 次回訪れた際には宿の人にでも聞いてみたいと思います。

 「国民宿舎駒草荘」に宿泊してのんびりしました。
 「駒草荘」は田沢湖温泉郷の中で一番最初に出来た宿なのです。
 一番乗りの特権として、一番眺望の良い場所をおさえたそうで
 高台にあって周辺が見渡せる絶好のロケーションです。

 ロッカーなど備品に壊れたまま放置してある箇所が目立つものの
 大変気持ちの良いお風呂です。
 露天は広く大きく開放的で、眼下に高原を見下ろしながらの入浴は
 これぞ露天の醍醐味!という感じです。
 夜は夜で真っ暗な星空の下のお風呂となります。

 お湯はいわゆる硫黄泉ですが、湯上りにそれ程肌の乾燥を感じませんでした。
 突っ張る感じも無く、思いのほかしっとりしていい感じです。
 露天の温度は入浴に丁度良い温度となっていて
 静かに暮れ行く夕日に照らされた高原を眺めながらゆったりと入るお風呂は
 本当に至福の時間でした。

 乳頭から引湯しているのなら、乳頭に入っていればいいのでは?
 という意見も当然あるでしょう。
 でも田沢湖高原と乳頭の存在意義は全く違うものだと思います。
 乳頭温泉郷は山の静かな宿の雰囲気を楽しんだり湯治をしたりする場所で
 スキーなどのレジャーを楽しむには田沢湖高原のほうがいいと思います。
 スキー場もすぐだし、ホテルなどには乾燥室などの設備もある。
 でも乳頭でそれはできません。
 静かにまったりと過ごしたい人もいれば、ウィンタースポーツに励みたい人もいる。
 近代的な設備が欲しい人も、テレビすらない環境を求めている人もいます。
 両者の共存が出来ないとは言いませんが、分けたほうが無難です。
 以前、某温泉で団体客の部屋での宴会が深夜まで続いて
 静かな山の宿を想像して宿泊した私は閉口したことがありますが
 そのようなことになると、お互い不幸です。
 乳頭と田沢湖高原と水沢は、その点良い共存共栄をしているように思えます。
 これからもそれぞれの個性を生かした温泉であって欲しいです。


 *残念ながら、2004年には閉鎖された模様です。

【最終訪問】
 2001年9月

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