寺山鉱泉(てらやまこうせん)

      【交通】
       車:東北自動車道矢板ICより県道30号線を東北道にそって北上し県道56号線で左折。
          県道沿いに「←寺山鉱泉」の小さな看板があるので、そのとおりに曲がる。
          細いあぜ道のような道をどんどん進んでいくと、広い駐車場の寺山鉱泉がある。
          ICからは約14KM。

           マピオンでの周辺地図

      【共同浴場】
       なし。下記の「寺山鉱泉」で立ち寄り入浴が出来る。

      【宿泊施設】
       1軒宿「寺山鉱泉」

       @寺山鉱泉
         栃木県矢板市長井1922-2   0287-43-7793
         立ち寄り入浴時間 6:30〜21:00 500円
         1泊2食 6600円〜  自炊も可能

      【泉質等】
       鉄鉱泉(明礬緑礬泉)。無色透明だが、時間がたつと鉄分が酸化して赤くなる。
       鉄泉特有のキシキシした肌触り。渋みと鉄くささを感じる味。

      【効能】
       神経痛、リウマチ、婦人病、胃腸病、糖尿病、アトピーなど。

      【風呂の様子】
       男女別の内湯のみ。浴槽はとても小さく、頑張って2人がやっとというくらいのサイズ。
       男女浴室の間を仕切る壁を挟むようにして、それぞれの浴槽が存在するのだが
       浴槽の壁の部分はくりぬかれていて、鉄格子がはまっている。
       女性浴室には源泉槽がある(貯めているだけで、入ることはできない)


 寺山というのは、このあたりの地名です。
 この宿のすぐ近くには寺山ダム、寺山観音寺などがあります。
 那須と日光のちょうど中間あたりに位置するこの場所は、車での便もそれほど悪くはありません。
 それなりの交通量のある県道から少し入っただけの場所ですが、とても静かな環境。
 宿は結構大きく立派です。
 

 

入浴を申し出ると、ご主人がお風呂場まで案内してくださいました。
脱衣所前の廊下で、お湯の説明。
お風呂からあがる時には、真湯を使わないほうが良いこと。
鉄がかなり多く含まれているので、石鹸を使うとギトギトに反応してしまうので気をつけること。
ゆっくり入って、よく温まること、など。
このように宿の人がお湯について色々と説明してくださるというのは、私はとても好きです。
そのお湯に自信があって、本当に大切にしているのだという姿勢が伝わってきて
とても好感が持てました。

 

 浴槽はこのようなもの。とても小ぶりで、シンプルです。
 しかし中に張られたお湯は、本当にコテコテの鉄泉。オレンジ色に濁っています。
 適温に沸かされていますが、ぬるかったら壁に設置されているボタンを押すと
 宿の人がお湯を加熱してくれるという便利な仕組み。
 熱かったら蛇口をひねって冷たい鉱泉を足せばOKです。

 

男湯と女湯はつながっており、このような鉄格子で仕切られています。
一見、覗くことも可能なように思えますが、湯面が高いうえにお湯もかなり濁っているので
向こう側を見るのは難しいつくりですので、女性もご安心を。
透明度は10cmもなく、見た目からして成分の濃さを感じさせます。
実際よく温まるお湯で、のんびり入っていると汗びっしょりになります。

 

 女性浴室の片隅にある源泉槽。
 ここに鉱泉が貯められています。
 浴槽のお湯が熱い時に足す源泉は、ここから引かれているようです。
 レンガを貼った壁に木の源泉槽が視覚的にもマッチしています。
 お湯も含めて茶色がメインカラーの浴室になっていて(というか、なってしまって)
 決して広くは無いけれど、気分的にも落ち着ける浴室でした。

 

左の赤く染まったタオルに、鉄分の濃さを感じます。
しかしこのタオル、むらなく実にきれいに染まっていますね。
掃除もきちんとなされていて、とても気分良く入浴できました。
でも、ご主人の話してくれた「石鹸を使うとギトギトになる」というのは
ちょっと怖くて、まだ試していません。
今度行った時に軽く試してみようかな。

      【最終訪問】
       2003年8月

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